17 12月

府中市の職員現場や学校現場においてもパワハラ防止の対策強化を!

12月議会の一般質問において、他会派の議員の方ですが、「スポーツ指導現場における体罰や各種ハラスメントの撲滅に向けた取り組み」について質疑をされていました。私もいずれこの問題を取り上げたいと考えていましたので、興味深い聞きました。

また先日、産経新聞ネットニュースにおいて、国もパワハラ対策について法制化する方向について掲載していました。それによると「職場でのいじめや嫌がらせなどのパワーハラスメント(パワハラ)を防ぐため、厚生労働省が企業に対応を義務付け、法制化する方針を固めたことが11月16日、分かった。セクハラに加え、顧客からの暴言や暴行などカスタマーハラスメント(カスハラ)対策も強化し、職場でのハラスメント全体について11月19日に開かれる労働政策審議会(厚労相の諮問機関)に骨子案を示す」と報じています。

【市役所や学校現場におけるパワハラの現状と対策は】

 

また教育現場において部活動の現場などで、教員による児童、生徒に対するパワハラ的指導や、自治体の職員間によるパワハラで職員が処分されたケースなどが、マスコミでも報道されています。親御さん、保護者からの相談をうけて学校現場ではどのように対応しているのか、また教育委員会による指導はどうなっているのか。府中市役所の職員間において、パワハラは発生しているのか、今後も情報の公開、あるいは具体的対策などについて、今後も検証していきたいと思います。

結城亮(結城りょう)

15 12月

フォークの草分け、笠木透さんの音楽仲間が12月17日に府中のバルトホールで記念コンサート開催

【人間らしい生き方 問いかけたい・・笠木透さん】

 

今日(12月15日)の東京新聞多摩版に、「2014年に77歳で亡くなったフォークシンガーの笠木透さんの音楽仲間が、12月17日に府中市のバルトホールで記念コンサートを開催する」との記事が掲載されています。

記事では「笠木さんは日本のフォークソングの草分け的存在で、日本初の本格的な野外音楽フェスティバル「全日本フォークジャンボリー」を企画、運営した。代表曲に「私の子どもたちへ」「わが大地のうた」などがある」としています。

数々の名曲、作詞家として評価の高った笠木透さんですが、「笠木さんの死後、『パパラギソングを残したい』と書いたメモが見つかり、交流のあった仲間たちが実行委員会をつくってCD化にこぎつけた」とあります。なお笠木さんの作詞した曲を集めたCDは当日、会場でも販売されるとのことです。

コンサートは、府中駅南口の「ル・シーニュ」の 階のバルトホール、12月17日午後1時30分~4時まで。チケットは一般2000円(小中学生、障害者は千円)。問い合わせは クッキングハウス 電話042-498-5177

結城亮(結城りょう)

 

15 12月

結城りょう市政通信 2019年1月号ができました

12月議会における私の議会活動を伝える、結城りょう市政通信の2019年1月号が完成しました。今回は18000枚印刷、私の活動地域に手配り、商業新聞への折込をする予定です。

1面は12月議会の一般質問で、①小中学校体育館にエアコン設備設置をもとめる質問、②子ども食堂に対する行政支援策を求めるの2つの質疑について記載しました。

2面は一般質問の3件目の飼い主のいない猫を減らすための行政支援策拡充の質疑を、ちょこ・りん・スポットの全廃計画の見直しを求める陳情の採択結果、西武線多磨駅の改良工事の具体化に関する記事を掲載しています。

商業新聞(読売、朝日、毎日、東京)には今月の20日過ぎに折込む予定です(多磨町、朝日町、紅葉丘、若松町(2~5丁目)、緑町、府中町、八幡町地域)。ほかにも手配りでも配布活動する予定です。

 

地域で対話活動をしていると、「結城さんのニュースがポストにはいっていますよ。必ず見ています」「これからもぜひポストにいれてください」とかの反応がありました。また以前にも私の議会通信をみて、メールや電話で感想をよせていただいた方もいました。市民の方は市議会でどんな質疑がされているのか、また市政や市議会の動きなどの情報提供を待っている様子がうかがえました。

私の活動領域にはくまなく配布、折込みをしたいと考えています。ご感想などもいただければ嬉しいです。

※結城りょうの活動領域・・多磨町、朝日町、紅葉丘、若松町(2~5丁目)、白糸台1~2丁目の一部、緑町、八幡町、宮町、宮西町、寿町、府中町、幸町、晴見町

※結城りょうの街頭市政報告相談会

○毎朝 月・・西武線多磨駅、火・・府中駅北口デッキ、水・・東府中駅北口、木・・府中駅東口、金・・JR北府中駅歩道橋

○夕方  週2~3回  16時~17時 府中駅前みずほ銀行付近、スーパーヤマサキ付近

結城亮(結城りょう)

14 12月

府中市議会・学校老朽化対策特別委員会開催(18年12月14日)

本日(12月14日)、府中市議会の学校老朽化対策特別委員会に委員として出席しました。市の教育部からは学校老朽化対策の素案が示され、来年の今頃に正式な案としてまとめるとのことです。これまで8回にわたる学校施設老朽化対策推進協議会での議論をうけて、今回素案「府中市学校施設 改築・長寿命化改修計画」素案答申という形をうけて、議会に提出されたことです。同協議会では「学校施設が地域の方々の生涯学習や文化、スポーツ活動の場であり、災害時の避難所であることから、『地域と連携し、地域の拠点となる学校』」との方向性が示されました。

素案の提案のなかでは、①今後児童、生徒の数の増減や新たな状況のもとで、学校の統廃合の可能性もあること、②仮設校舎についてはこれまでのイメージではなく、新たな手法を検討する、③同計画については8年間をめどに見直すしたが、状況に応じて柔軟に見直しをすすめるなどの意見が、市の庁議から求められたとのことです。

この学校の統廃合という問題については、私も6月の1回目の同特別委員会で、尋ねました。当時は担当課長も否定していましたが、今回、新たに提起されました。ただし具体的な統廃合の学校については、まだ議論する段階ではないとの趣旨の答弁もありました。今後の子どもの数の減少をにらんで、市からも「先制的」な意味をもっての方針だったのではないでしょうか。

また学校老朽化対策の視点からの意見もある一方で、今後、児童が増えてさらに大規模校化する可能性のある、府中1小と2小の対策について意見がありました。意見のなかで「早期改築校である府中8小が改修改築された時点で、8小と近い距離にある府中2小の児童について、特定の地域を境に8小への学区変更をするなども手段のひとつではないか」という意見もありました。

答弁では「平成24年に学校変更をしたが、その過程で親御さんたちなどからの理解を得るのに難しかったこともあり、校区変更については慎重に考えざるえない」という趣旨の答弁がありました。

いずれにしても府中市の学校老朽化対策は全国でもかなり早い方で実現するものであり、他の自治体にも影響を与えることから、今後も慎重なものとなると思います。また私のブログでもたびたび、この件について報告いたします。

結城亮(結城りょう)

13 12月

府中市の新庁舎建設は「一括発注の総合評価方式」で・・府中市議会(12月13日)

今日(12月13日)の府中市議会新市庁舎建設特別委員会において、新庁舎建設工事の発注にかかわる基本的方針が報告されました。

市の報告では今回の工事方式について、市は「近隣に対する影響の最小化、コスト削減、地域経済の振興などを実現させるため」に、①建設工事において、建築工事、電気設備工事、機会設備工事などを工種ごとに分離せず、全体の工事を一括して発注する。②技術提案を含めた総合評価方式による条件付一般競争入札とする。③入札参加形態は単体企業ではなく、共同企業体の参加も可能とする。

そして総合評価方式における評価項目のなかには、「地域経済の振興」を設定して、市内建設工事業者の活用など、広く市内経済への貢献に配慮するものとしています。また施工者の選定における公平性と公正性を確保するために、「外部有識者などで構成する選定委員会を設置して、評価項目の設定や技術提案の確認など、施工者の選定にかかわる審査を適正に行なう」とも報告されました。

市の報告にもありましたが、概算工事費が170億円を超えること(土地の買収を含めると203億円弱)、工期を67ヶ月とする大規模長期の工事になること、市役所機能を維持しながら建築と移転、解体を繰り返す工事となること。

委員からは「なぜ分離発注方式ではなく一括発注方式なのか」「地元業者の活用は賛成だが、どれだけ担保されるのか」、またコストがかさんで、設計労務単価費用をはじめとする、工事費用が高騰することへの懸念などもだされました。ちなみに新市庁舎については「おもや」の完成が2023年度中、その後に現在の西庁舎と東庁舎、北庁舎の解体作業にはいり、「はなれ」の完成は2027年度中を予定しています。しかし予定ですから、さらに庁舎完成が延びることは十分に考えられます。

市としても工事費用の高騰することには対策を講じていることはうかがえますが、共産党議員団としてはそもそも、「おもや」と「はなれ」の2棟構造方式ならびに、土地の買収費用などについては反対の立場を主張してきただけに、今後も引き続き、市に対して住民の立場からチェックする姿勢を示したいと思います。

結城亮(結城りょう)