05 12月

「府中猫の会」の活動を参考に、府中市議会一般質問で「飼い主のいない猫」の支援策について、行政にさらなる支援拡充を求めました

今日(12月5日)、府中市議会の一般質問で3件質疑を行いましたが、なかでも飼い主のいない猫について市を質しました。府中市の現状における飼い主のいない猫(以下、地域猫)に対する支援策、地域猫にかかわるボランティア団体の活動状況、市民から寄せられている苦情相談などについて伺いました。

 

市は地域猫とかかわるボランティア団体の役割について、地域猫を減らす活動に貢献されていることに理解して、連携協力していることを認識。そこで私は地域猫を捕獲、保護して献身的に活動しているボランティア団体に対する支援策の拡充を要望しました。具体的には①地域猫を捕獲したあと、里親にだすための譲渡会を開催しているボランティア団体に対して、譲渡会の会場を市が紹介や斡旋、提供などをしてもらえないかと質しました。市は「統一的な基準を定める必要があるなど、実施にむけて多くの課題がある」と答弁。ただし「公園などの屋外での開催の申しでに限れば、施設管理者等との可否や条件等について検討していくことは可能ではないかと考えている」とも答弁しました。あわせて現在、地域猫の避妊などの手術費用を団体に対して市は援助しているが、ぜひ個人にも保障をしてほしいと要望しました。

また地域猫に対する市の広報活動にも力をいれるよう求めたところ「今年度中に市の広報に掲載したい」との答弁もありました。この地域猫を減らす活動は動物愛護の点からだけではなく、地域の環境美化という視点からも求められている課題だと主張しました。

私はこの間、NPO法人「府中猫の会」の方々のリアルな活動の話を伺ってきました。会のみなさんは、市役所から地域猫の捕獲の協力依頼をうけて、大変な活動を献身的にされていることを知りました。そこで今回、こうした方々の思いを少しでも行政に伝えたいという思いで質疑をしました。これからもこの「飼い主のいない猫」の問題については、継続して取り組んで議会でも要望していきたいと考えています。

結城亮(結城りょう)

04 12月

伊勢丹府中店は閉店でどうなるのか・・伊勢丹府中店閉店後は?(府中市議会一般質問の質疑から)

府中市議会議員の結城りょうです。HP検索→結城りょう

 

今日(12月4日)府中市議会一般質問では11名の議員が質疑を行いました。このなかで他会派の議員の方が、伊勢丹府中店の閉店問題について取り上げました。質疑のなかで閉店までの経過についての質問に市は、新聞報道で掲載された内容のみを答弁。同店は2005年以来、34億円の赤字を計上していたと答弁がありました。伊勢丹府中店がある建物については、(株)フォルマと伊勢丹HDとの間で契約関係が成立しており、2016年から2031年の間の15年間にわたる賃貸契約が締結されているとの答弁でした。売上額についても開店当初の1996年こそ261億円の売り上げを記録したものの、2013年は209億、2017年は149億(ただし17年度は地下1階の伊勢丹クイーンズの売り上げを除く)と下降をたどっていたとのことです。現在は(株)フォルマと伊勢丹HDとの間で協議が進めている最中とのことで、新たに商業施設を誘致することをめざしている(新聞報道)との答弁でしたが、まだ「どうなるかはわからない」との答弁。

近隣都市において百貨店が撤退した後の状況についての質疑では「多摩センターにあった百貨店は撤退後、全館が専門店になった。しかし八王子にあった百貨店は撤退後、一時期は商業施設になったが、現在は建物も取り壊されてマンションになっている」との答弁もありました。また昨年7月にオープンした府中駅南口再開発の商業施設「ル・シーニュ」の影響については、「極めて限定的なもの」と否定する答弁でした。

仮に商業施設になっても、現在の消費が冷え込んでいる状況、勤労者の実質賃金は上がらず、年金生活者も消費購買力も見込めない状況下で、あまり期待できない経済環境ではないでしょうか。

ちなみにこの伊勢丹府中店の閉店問題と府中駅周辺の中心市街地活性化問題について、共産党議員団は服部議員が質疑を行う予定です。

結城亮(結城りょう)

04 12月

府中の市民運動、12月議会にむけて署名、陳情あいつぐ・・宣伝行動も

そろいのサンタ帽で72回目の「アベ政治を許さない」
12月3日の午後、72回目となる「アベ政治を許さない」スタンディングがけやき並木フォーリスまえで取り組まれました。サンタ帽をかぶった15名の参加者が思い思いのパネルを掲げ「安倍9条改憲反対」「消費税増税反対」「オスプレイ横田から出て行け」「辺野古新基地建設は中止せよ」「安倍内閣は辞職せよ」「野党は共闘、市民と共同」などとアピールしました。
 
第4回市議会定例会が開会 8件の陳情が提出されました
また、本日府中市議会第4回定例会が開会しました。この議会には「ストップ公共施設有料化」、「市職員の自衛隊研修中止」、「ちょこ・りんスッポト全廃再検討」、「国保税」「オスプレイ配備」「議会基本条例」など8件の陳情が提出されました。明日、明後日の二日間、21人の議員が一般質問を行います。
議会日程と一般質問添付します。(革新懇・丁)
〇 公共施設有料化、自衛隊研修、オスプレイは12月6日の総務委員会
〇 ちょこ・りんは11日の建設委員会
〇 国保は10日の厚生委員会
〇 議会基本条例は12日の議会運営委員会
 
署名続々
ストップ公共施設有料化は4634筆
ちょこ・りんは本日、スポット近隣の方が375筆を届けてくださるなど合計2135筆となっています。
 
お知らせ
木村草太講演会「子供と憲法」
■9日(日) 午後7時〜バルトホール
 
府中緊急派遣村2018年末困りごと相談会
12月8日(土)午後1時〜午後3時
12月9日(日)午前10時〜午後3時
 相談すべて無料です。会場に弁護士さんがいます。
 ※9日(日)正午:炊き出し(ごはん、カレー、牛丼、野菜汁)
03 12月

共産党府中市議団・・2018年度第4回定例会一般質問

今日(12月3日)から12月18日までの会期で開催される18年度第4回の府中市議会ですが、共産党4名の議員団は下記の内容で一般質問を行います。本会議での一般質問は12月4日(火)と5日(水)の2日間です。いずれも開会は午前10時からです。

 

共産党議員団は、12月5日(水)の午前から午後にかけて予定していますので、ぜひみなさん、本会議場へおいで下さい。

●目黒重夫議員(質問順13番目、5日午前の見込み)

①公園等の樹木伐採を問う、②第3次府中市生涯学習推進計画案について

 

●結城亮議員(質問順14番目、5日午前から午後の見込み)

①子どもの居場所づくり、子ども食堂への支援を求める、②市内小・中学校の屋内体育施設に冷暖房設備の設置を求める、③「飼い主のいない猫」を減らすために市の支援策の拡充、改善を求める

 

●赤野秀二議員(質問順18番目、5日午後の見込み)

①多摩川氾濫などの水害対応と、氾濫などのリスクそのものを軽減する取り組みを求めて、②国民健康保険税値上げではなく、値下げこそ必要、公費負担増で医療保険制度を守ることを求める

 

●服部ひとみ議員(質問順21番目、5日午後4時以降の見込み)

①伊勢丹撤退問題と中心市街地活性化計画への影響について、②都立病院改革で府中キャンパスはどうなる

02 12月

今年(2018年)も、府中公園で府中緊急派遣村が「年末困りごと相談会」を開催します

毎年年末に府中市の府中公園で府中緊急派遣村が開催している、「年末困りごと相談会」が今年も開催されます。府中緊急派遣村のみなさんとは、松野哲二さんをはじめ私が生活困窮者の問題を議会で取り上げる際、また生活相談などでもお世話になっているみなさんです。ぜひご来場ください。

 

開催日時

12月8日(土)午後1時~3時

12月9日(日)午前10時~午後3時

相談内容は生活、労働、健康、法律など各種相談を受け付けています。また9日は正午から炊き出しもあります。この相談会で生活を救われたという方が多数いらっしゃいます。ぜひおいで下さい。