06 10月

府中市でも中小企業・小規模事業対策条例の制定と支援策の強化を

先日は東京都が中小企業対策条例が検討されていることをブログに書きましたが、6月市議会の一般質問で他会党派の議員の方が、この問題で質疑をされていました。主には府中市が発注する仕事に関して、指名競争入札における市内業者のあつかい、市による中小零細企業の支援策、また市独自に条例制定をする考えなどについてのやりとりでした。

私もこの問題には大変関心をもっていました。具体的には中小零細の事業主にとっては、社会保険料の負担が重荷になっています。国も最近では法人に対して、源泉徴収している社員については原則、社会保険に加入させろという行政指導を強めていますが、現実にその負担ができないのが現実です。この点をどうクリアするのかが問われると思います。

また脱サラをした方が小規模事業を起こして、自らの人生と仕事に生きがいを見出すこと方々への支援策も検討するべきだと思います。

こうした点からも自治体独自の中小零細企業を支援する独自の条例が必要だと思います。府中市に在住して府中市で自ら起業する方々を支援することは、地域経済活性化の点でも必ずやいかされてくると思います。私も様々な面から、研究して一度議会でも取り上げたいと思います。

結城亮(結城りょう)

05 10月

府中市の2019年度の新設保育所についてのお知らせ

府中市議会議員の 結城りょう です。

 

府中市の子ども家庭部保育支援課から、来年度(19年度)の新設保育所についてお知らせがありました。

認可の新設保育所は3園、東京都の認証保育所が1園の新規開設を予定しています。

 

①このめ認可保育園(宮町1-33-40)、0歳児は6人、1歳児は10人、2歳児は12人、3歳児から5歳児まではそれぞれ15人ずつ、

 

②アスク府中片町認可保育園(片町3-3-28)、0歳児は6人、1歳児は12人、2歳児は14人、3歳児から5歳児まではそれぞれ16人ずつ。

 

③ふちしらコスモ認可保育園(白糸台3-44-23)、0歳児は6人、1歳児は20人、2歳児は21人、3歳児~5歳児まではそれぞれ23人ずつ。

 

また東京都の認証保育所についても新規で1ヶ所

 

①きなり保育園(天神町3-10-24)、0歳児は6人、1歳児は8人、2歳児は8人、3歳から5歳児はそれぞれ6人ずつ。

詳細の問い合わせは府中市の子ども家庭部保育支援課へ  電話042-335-4233

結城亮(結城りょう)

05 10月

東京都が中小企業振興条例の制定を検討・・共産党都議団が要求

東京都が中小企業振興条例の制定にむけて大詰めに入っています。共産党都議団もこれまで同条例の制定を求めてきた経過もあり、歓迎すべきことです。都議会では小池都知事がすでに同条例の制定を検討すると表明し、7月には都の産業労働局が条例案の基本的考え方と方向性が明示されています。

基本理念は  ①中小企業の自主的な努力を促進、②中小企業の重要性を踏まえた取り組み、③行政と関係組織による連携した取り組みの必要性、④小規模企業への配慮があげられています。

また重点的に取り組む施策分野として、①経営強化策・事業継承円滑化、販路開拓の後押し、②起業などの後押し、③海外展開事業の後押し、④人材・職場関連の整備促進、⑤金融面での円滑化の後押し、⑥地域的な視点での事業活動促進の後押しなどの6点をあげています。

私も8月の地方議員研修会で尾崎あや子都議から、この中小企業振興条例についての話を聞きました。共産党都議団は以前から、この条例について議会でも提案してきた経過もあり、大変歓迎すべきことです。なかでも「脱サラ」をして、自らの人生と仕事の生きがいをもとめて起業する小規模事業経営者を支援する取り組みは、地域経済活性化という視点からも重要ではないでしょうか。同時に中小企業の経営者にとっては大変な負担となる社会保険料については、条件をつけながらも一定の行政からの支援策も必要だと思いました。

この都の条例案に関連して市議会では他会派の議員の方も一般質問をされていましたが、私もこの条例案について研究し、小規模事業主の方の話も伺い、ぜひ一度議会でも取り上げたいと考えています。

結城亮(結城りょう)

03 10月

国の天然記念物、府中のケヤキ、受難続く・・台風24号の爪痕深く

今朝(10月3日)の東京新聞多摩版に、台風24号の爪痕が、府中市のケヤキの木にも被害を及ぼしていることを伝えています。記事では「長さ600メートルにわたり、ケヤキやイヌシデなど約130本がある府中市の『馬場大門のケヤキ並木』。国の天然記念物に指定された並木では2日、各所に柵が設けられ、作業員が折れた枝の撤去に追われた」とあります。「台風24号の強風で、1本の古木の幹に亀裂がはいり、倒れる危険があるため近く伐採することが決まった。別の古木の直径数十センチの大枝も、ロープで固定されていてかろうじて落下は免れた」としています。

記事では「並木を管理する市の担当者は『老齢で切ることはあるが、台風で1年に2本も伐採というのは記憶にない』」と驚嘆の様子を伝えています。

 

府中駅前から大国魂神社にかけて、江戸時代に増えた古木と言われるケヤキの木ですが、台風で一部伐採せざるえないというのはなんとも「無念」な思いがするものです。この問題は恐らく次の議会でも一般質問で取り上げる議員の方もいるのではないでしょうか。国の天然記念物である府中のケヤキの木を今後も保善していくには、どうした良いのか、行政はもとより専門家の意見もいただいて、今後も保善していくために知恵を絞らなければと思います。

結城亮(結城りょう)

02 10月

町田市でも民間ブロック塀撤去費用の助成制度がスタート

昨日(10月1日)の読売新聞多摩版に、町田市が10月1日から道路に面するブロック塀などの撤去工事にかかる費用の助成制度をスタートさせるという記事が掲載されています。これは「6月の大阪北部地震によるブロック塀の倒壊事故をうけて、町田市がスタートしたもの」とのことです。

記事では「助成制度の対象は高さが1メートルを超える塀。土台部分などをあわせた高さが1メートルを超え、塀自体が0.6メートルより高い場合も対象とする。住宅だけでなく、店舗や事務所などの塀も対象とする。1件あたりの上限額は30万円。市では今年度、約130件の申込みを見込んでいる」とあります。

この町田市の助成制度は大変意義あるものです。私も9月21日のブログで市議会決算委員会において、多摩の近隣市で実施されている民間ブロック塀の補助助成制度をひきあいにして、府中市にも質疑で求めました。府中市はまだ「検討する」との答弁はしておりませんが、近隣市の動向をうけて恐らく何かしらの手立てを「検討」するのではないでしょうか。府中市でも以前は、生垣設置の助成制度があっただけに、町田市のこうした取り組みについても市の担当者に知らせて、ぜひ来年度予算で府中市でも民間ブロック塀の補助助成制度が実現するよう、今後も働きかけていきたいと思います。

結城亮(結城りょう)