07 2月

府中市議会・厚生委員協議会開催

今日(7日)は市議会、厚生委員協議会が午前9時30分から開催。この協議会においても、昨日の文教委員協議会と同様に公共施設の料金設定と改定、減免制度の見直しの提案が5本(児童館、福祉会館、女性センター、ふれあい会館、保健センター)ありました。ほかにも今年4月がスタートする国民健康保険の東京都への運用一本化にともなう、国民健康保険制度改革に対する府中市の対応について、後期高齢者医療保険制度の保険料率改定(保険料値上げ)、介護保険料の見直し(値上げ)、府中市の高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画の第7期策定、市の障害福祉計画・障害児福祉計画についての提案などがありました。その他では報告事項として、文化センターの市立福祉会館および、地区高齢者福祉館における浴場の廃止も報告されました。これについては共産党の委員のほかにも、市長支持派の会派の議員からも異論がありました。

公共施設の料金改定について、市の基本的考えは昨日文教委員協議会で報告された内容と同様、これまで社会教育団体として登録していた団体については有料化(減免措置あり)、新たな減免制度の方針に基づいて施設利用料金の改定を行なうというものです。また国民健康保険料金については、平成30年度からの値上げは見送りとなっています。後期高齢者医療保険は、2年に1回の料金改定(値上げ)の年度となります。また介護保険料についても、値上げとなります。

府中市の行政改革の柱の1つである、公共施設料金の設定と減免措置の改定、工期高齢者、介護保険料率の値上げなど、市民、住民にとっては「お寒い」新年度となりそうです。

06 2月

府中市議会文教委員協議会・・公共施設の料金改定、減免見直しが焦点

【社会教育団体に無償で施設を貸してきた意義は、今日も不変】

今日(6日)、府中市議会の文教委員協議会開催され、私も委員の一人として参加しました。11本の報告事項のうち、公共施設の新たな使用料金の設定と、使用料の減免基準見直し、上限額の見直しなどの報告が9本(うち2月の市議会常任委員会において条例改正提案のあるのは6本)です。

これまで府中市は社会教育団体に登録している団体に対しては、公民館や学校施設、教育センターの施設などは無料(月2回)で貸し出しをしていましたが、これを有料とします(ただし社会教育団体に登録している団体には減免措置がある)。府中市は平成26年に公共施設の料金見直しの方針、平成29年には利用料金の減免制度のありかたについての提案がなされたときから、今回の提案を予測はしていましたが、具体的な形で提案されました。もっとも利用料金の改定については、値上げになる施設もある一方、逆に値下げになる施設もあります。市は一定の基準を算出して、新料金を設定したわけです。私は公民館の施設利用料金が有料になることに異議があるとして、「府中市はこれまで憲法で定める教育をうける権利、社会教育法にもとづいて社会教育団体を積極的に育成されてきた。これは府中市の地域社会やコミュニケーションを発展させるうえで、計り知れない効果をもたらしたと思う。

【社会教育団体に、受益者論のもとで公共施設利用料金を課すのは、おかしい】

しかし今日、受益者負担論(施設利用者には相応の負担をしてもらうという思想)、他市並論(他の自治体の料金設定にあわせるような考え)を押し出して、これまで市民に無償で貸し出していた施設を有料にすることで、利用される方々が減少しないか心配だ。とくに今日では、教育の無償化という世論が政党や国民世論の最大公約数になっている時に、公共施設を市民に無償で貸すという、広く社会教育の無償化を実現してきた府中市の役割を放棄するのは、はなはだ残念であり、この報告には異議がある」と主張しました。

今回は市立公民館、生涯学習センター、府中の森芸術劇場、郷土の森博物館、体育施設、市立体育館、美術館、学校施設、市立教育センターの施設の借用料金に変更があります。今日、報告のたった件は2月23日(金)の市議会文教委員会において、再度市から提案があります。ぜひ市民のみなさん、傍聴においで下さい。

05 2月

現在の府中市政は市民本位の市政か・・市民の方の寄稿より

府中市議会平成30年度第1回の定例会が、2月19日にから開会します。今日は市民の目から見て現在の府中市政はどうなっているのかについて、寄稿いただきましたので紹介します。

【府中駅前公衆トイレの開設時間を市民、駅利用者のニーズにあわせてほしい】

小中学校の入学準備金の支給は2017年度から、小学生は1万9900円から4万600円に、中学生は2万2900円から4万7400円になることが昨年決まりました。この3月から支給されます。増額された額は小中共に国基準並みです。現実的にはさらに増額が必要です。長年の懸案だった府中駅前の公衆トイレは、男女別のトイレが旧京王ストアーの場所に、だれでもトイレが西口けやき並木側に設置されます。現在工事中で、3月末には完成予定です。結城議員が市議会で、開設時間の拡大(始発から終電まで)を要求しましたが、市当局は京王との関係で「新店舗営業時間中の開設」という回答でした。

【保育所待機児は3年連続ワースト1】

府中市における2017年度の待機児は、383人(育児休職を含む)にものぼります。これは多摩26市中ワースト1で、三年連続です。にもかかわらず府中市は、保育所民営化計画により、2015年度から2021年度までに212人の定員を削減する予定です。他市に比べ豊かな財源をもちながら、三年も放置してきたのは、政治の怠慢です。高野市長は、恥ずかしくないのでしょうか。

【市のため込みは・・高野市政で急激な伸び】

一方で府中市の市税収入は今、510億円で過去最高です。基金(ため込み金)は、高野市政発足時(2012年)に470億円でしたが16年には622億円まで膨らんでいます。この収益増の主な要因は、日本銀行(旧日本製鋼所跡地)からの法人市民税が増額したことによるとのことです。市財政の現状は、市民一人当たりにすると、15万7千円で、多摩では武蔵野市に次ぐ額でトップクラスです。新市庁舎建設費は、211億円を超え、当初計画から61億5千万円(41%増)も増えています。それにもかかわらず高野市政は、市庁舎駐輪場まで有料化しようとしています。駅前再開発には194億円も投入しているのに。税金の使い方を大規模建設ではなく、市民福祉最優先に切り替えれば、待機児解消、ごみの無料化、教材費補助の増額などすぐにできるはずです。

04 2月

川崎平右衛門たたえ「小金井桜」復活願う・・故郷府中で植樹式&大国魂神社で節分祭(朝日新聞多摩版)

今日(3日)の朝日新聞多摩版に、府中市の押立町出身で武蔵野の新田開発など、治水事業などに才覚を発揮し、国の名勝「小金井桜」をつくった川崎右平衛門(1964年生)をたたえるための、植樹式の様子を伝える記事が掲載されています。植樹の場所は郷土の森博物館で、記事では「小金井桜を復活する会」が接ぎ木によって育てた後景樹5本で、参加者は『小金井が桜の名所であり続けることを願うとともに、平右衛門の功績を知る場になってほしい』」と伝えています。植樹式には府中市の高野市長や小金井市の西岡市長はじめ、市議会議長や都議の方々も参加しています。

私も川崎平右衛門については、昨年5月19日付ブログ記事で、以下のように伝えました。「川崎平右衛門は1964年、押立村(今の押立町)の名主の家に生まれ、江戸町奉行の大岡越前守忠相に才覚を認められ、新田開発の世話役に任じられた」、「江戸時代中期、武蔵野の荒れ地を切り開き田畑づくりの指揮を執った」。

もうひとつの記事は、毎年恒例の大国魂神社で行われた節分祭の記事です。今年も大相撲の横綱、稀勢の里が参加し豆まきをしている記事が掲載されています。府中のこの時期における、風物詩の光景を伝える記事です。

03 2月

住民の方の要望実現・・東府中駅そば、若松町1丁目付近の道路改善

京王線東府中駅北口付近にある、りそな銀行東府中支店とガソリンスタンドの間道路(市道)が、舗装されました。これは以前から、近隣住民の方が「老朽化した道路なので修繕してもらえないか」という要望があり、私が昨年秋ごろ市の管理課に要望していました。以前はでこぼこで、雨がふると水たまりができるなど、かなり老朽化した市道でしたが、このたび舗装されて綺麗になりました。こうした街の環境にもとづく要望について、これからも私にご相談いただければ、少しでも実現してみなさんに喜ばれると嬉しいです。