23 5月

府中駅前けやき並木通り「ちょこりんスポット」の甲州街道より南側が廃止になります

今朝(23日)は府中駅北口デッキでからさわ地平都議予定候補とあいさつ、午前中は会議。夜は打ちあわせの予定。

さて府中駅南口再開発ビル「ル・シーニュ」の開設により、一時的な駐輪場として市民に使われていた、「ちょこりんスポット」の甲州街道より南側が廃止になります。自転車については「再開発ビルの地下に完成する駐輪場を利用してほしい」というのが、市の方針です。

府中駅南口再開発ビルの地下1階に半地下の床を設けた駐輪場となっており、800台の収納を予定していますが、入り口は1ヶ所で自転車が2台しか乗らないエレベーター、またはスロープを使ってでいるすることになります。スロープを上がるときは、自転車をベルトに乗せて支えながら出口に向かうということになります。しかしながら、小さなお子さんをのせた主婦や高齢者への安全対策は大丈夫なのか、不安になります。また利用料金は2時間までが無料ですが、それ以降は有料になります。

「府中駅前のけやき並木は大国魂神社の境内のなので、同神社に返還しなければならない」というのが府中市の言い分ですが、100年以上にわたり、けやき並木通りは自動車や人の往来で使用されてきました。こうした歴史を見ても、「もはや境内というより、道路として府中市に管理を移すべきだ」という声も聞きます。昨年には、伊勢丹府中店の縮小報道もありましたが、今回の「ちょこりんスポット」の甲州街道南側の廃止の件で、多くの市民の方々が快適に買い物に集まれるような施策とは逆行するような気がしてなりません。今後、引き続き議会でも府中駅周辺の駐輪場問題については、取り上げていきたいと思います。

22 5月

「府中刑務所『卒業』、みんなで応援・・励ますFM,地域も就労や高齢者支援」(朝日新聞多摩版)

今朝(22日)は西武線多磨駅であいさつ、午後に市内宣伝、夕方に打ち合わせを予定。さて5月18日付の朝日新聞朝刊・第二多摩版には府中刑務所の話題が掲載されています。

この記事では、地域住民と府中刑務所の「暖かい」関係を中心に取り上げています。府中刑務所に服役していた人を支援する地域の存在、またFM放送局や高齢者施設(社会福祉法人・安立園)の存在も受刑者の社会復帰を支える存在として紹介されています。記事では「地域から『迷惑施設』として移転を求められることはなかった。近所の70代女性が言う、『外周も24時間警備での治安も守られるの』。優しさに囲まれる府中刑務所。その塀の脇で3億円を奪った犯人が『入学』することは、まずない」と結んでいます。

府中刑務所は三億円事件の現場で「有名」で、私もそれでこの刑務所の存在を知っていました。また私は府中刑務所のそばにある、東京土建府中国立支部(晴見町)の事務局に勤務していたので、この街のあたりは身近に感じています。

府中市は国府が置かれた街として歴史をもち、1000年以上の歴史を誇る大国魂神社をはじめ、東京競馬場、多磨霊園、東芝などの複数の大企業事業所、航空自衛隊基地、そして府中刑務所の存在など、本当に「多彩な」存在がある街です。歴史をもち、地域住民から愛されるそれぞれの存在が、府中の街に彩りを添えていると、あらためて認識しました。

21 5月

小池百合子都知事が、府中駅北口で街頭演説を開催

都議会議員選挙のたたかいが本格化するなか、他陣営の動きも活発化しています。今日(21日)、午後4時15分から府中駅北口(労働金庫前)では、都議選府中市選挙区から出馬予定の都民ファーストの会公認候補の街頭演説が開催され、都民ファーストの会顧問の小池百合子東京都知事も応援演説に来ました。シンボルカラーの緑につつまれた服装で現れた小池知事は、この間取組んできた都政について語り、都議会自民党との対決姿勢を強調していました。一方で私たち共産党が最大の争点としている、豊洲市場移転問題については、その見解は語られませんでした。

私は都民ファーストの会の予定候補と小池知事の訴えを聞いていて、共産党が掲げる政策と公約について、他陣営と比較することでより一層具体的かつ、選挙の争点が明確になっていると思いました。なかでも豊洲市場問題で明確に移転中止を公約にしているのは、府中市選挙区では、からさわ地平予定候補だけです。

明日からまた駅頭、街頭でからさわ地平候補押し上げのために、奮闘する決意です。

20 5月

府中駅南口再開発で「不自由」?になった・・府中駅バスターミナル・京王ストア前から京王観光・武蔵野茶房に行く道路がなくなりました

7月14日にオープン予定の府中駅南口再開発ビルの「ル・シーニュ」ですが、それにより、これまであった道路がなくなりました。府中駅のバスターミナル口の京王ストアー前から反対の駅の入り口、京王観光と喫茶店の「武蔵野茶房」に通じる道路がなくなってしまいました。したがって京王ストアー前出口から「武蔵野茶房」側に歩く場合、バスターミナル上の歩道橋を渡っていくか、「ル・シーニュ」の建物にそって歩いて、遠回りして歩いて渡るしか方法がなくなりました。よって、足のご不自由な方やお年寄りの方には、大変困難になりました。私も京王ストアー付近で辻説法をよくしていますが、先日も歩行者からこの件で、相談がありました。今後、住民の方々から要望があるのではないかと思います。

やはり駅の利用者本位に考えた駅の整備、再開発事業が必要ではないかと思うのは、私だけでしょうか。

18 5月

「残業時間 公表義務付け 厚労省、大企業の月平均」(日経新聞)

今朝(18日)の日経新聞1面トップで、厚労省が大企業の残業時間の公表を義務付けるとの記事が掲載されています。記事によれば「2020年にも従業員の残業時間の公表を大企業に義務づける」とあり、「企業の労働実態を外部から見えやすくし、過度な長時間勤務を未然に防ぐ狙いがある」としています。

また「新たな規制は労働法制では大企業とみなされる従業員数301人以上の約1万5千社が対象」とあり、「従業員300人以下の中小企業については罰則を伴わない努力義務にとどめる方向」とあります。「対象企業は厚労省が企業情報をまとめたデータベースや企業のホームページで年1回開示する。虚偽が疑われるような情報しか出さない企業にはまず行政指導を実施。悪質な場合には最大20万円のペナルティーを科す」とあります。

政府による「働き方改革」の柱の1つになると思われる施策ですが、これを本気で実行しようとすれば、日本経団連はじめ経営者側の猛反発は必至です。しかし、日本の労働者の異常な働き方を規制するには、こうした法的規制を強化しながら、社会的なコンセンサスを形成するしかないと思います。同時に連合や全労連などのナショナルセンターの強力な運動とたたかいと国民運動、議会論戦を一体で必要だと思います。私も世論の形成のために、草の根から真の働き方改革実現のために頑張りたいと思います。