16 3月

府中市議会定例議会が終わりました・・新たな情勢でどう戦略を構築するべきか

今朝(16日)は府中駅北口であいさつ、午前中は市議会最終日で本会議。私は2017年度府中市予算案に反対討論に立ちました。反対は共産党と生活者ネットワークで、他は賛成多数で可決しました。

今年の市の予算の特徴を一言にすると、新市庁舎建設とオリンピック・パラリンピックへの準備と、市民協働への取り組みを柱とする内容で、前年までの大幅な市民サービス削減という「施策」内容はとくに見当たりませんでした。市は「景気は回復傾向にあり、税収も増えている」とありますが、これまで市の財政計画である4年間で88億円の減収を見込んでいた「計画」は、当たらず増収となりました。共産党議員団は「これまでの財政計画を見直し、市民サービス削減の行財政改革推進プランは見直すべきである」と主張しました。また今回の予算特別委員会ではどの議員も触れませんでしたが、やはり東芝の動向が気になります。昨日のブログでも伝えましたが、東芝株が管理銘柄になり、上場廃止の可能性も報道されています。やはり東芝府中事業所の動向がどうなるか、誰もが気がかりに認識しているはずです。

私は府中市政を支える「思想的」柱は、行財政改革と市民協働の考えだと思っています。そうした「思想」を支える物資的支えとしての、東芝、NEC,サントリーなどの大企業の存在が企業城下町としての府中市の財政、雇用、産業などの物資基盤を下支えしていると思います。この基盤の1つが崩壊する可能性があるのですから、府中市もその戦略を見直さざるえないでしょう。私も、そして共産党をはじめとする、民主的勢力も新たな「対府中市戦略」を構築し、運動をすすめるべきと思います。明日の朝は北府中駅であいさつ、午前中は市立第二中学の卒業式に来賓で出席予定です。

15 3月

東芝はどうなる、そして府中事業所は・・(Sankei Biz ニュースより)

今朝(15日)は東府中駅であいさつ、終日、明日の本会議にむけての準備など予定。さて、インターネット上の「Sankei Biz」ニュースでは経営危機に陥っている、東芝の動静について伝えています。ニュースでは「東芝は2016年4~12月期決算の発表を4月11日まで再延期するとしたが、15年に不正会計問題が発覚して以降、決算発表の先送りは4度目だ。改善を進めてきたはずの内部管理体制に疑問符が付き、上場廃止のリスクがくすぶる。東芝の株主は昨年3月末で44万人弱に上り、上場廃止となれば影響は大きい。14日の東京株式市場では、決算発表の再延期を受けて東芝の株価は乱高下し、一時前日終値比8%超下落。終値は前日比1円高の215円90銭だった。今後も決算を確定できなかったり、債務超過が2年連続となった場合も上場廃止の恐れがある。投資家は企業統治の欠如と業績悪化の双方を問題視しており、上場が当面維持されたとしても株価は低迷しそうだ」。

さらにニュースでは「今後、東芝株の上場廃止が決まる事態になっても、すぐに売買できなくなるわけではない。原則1カ月間は『整理銘柄』に指定され、取引できる状態が保たれる。投資家の売買する機会を担保するためで、その後に正式に上場廃止となる。ただ、整理銘柄入りすると、売り注文が殺到して株価が大きく下がることが多い。一方、上場廃止で証券取引所での売買はできなくなっても、経営破綻していなければ株式は紙くずになるわけではない。しかし、非上場企業の株式は証券会社が投資家に売買を勧誘できないため、投資家は自ら取引相手を見つけて売買するしかないうえ、適正価格が算定できなくなることもあり、売買は事実上困難になる(森田晶宏)」と伝えています。

同社が2部上場に降格するだけでなく、上場廃止の可能性についても言及しているこのニュース。ちなみに府中市議会の予算特別委員会では、どの議員からも東芝府中の動向についての発言はありませんでした。しかしながら今後、東芝府中事業所の動向について、細心の注意が必要となりそうです。

 

 

14 3月

「結城りょう」通信3月号が出来ました!

今日は府中市議会予算特別委員会に終日出席。あさって(16日)の本会議で閉会予定です。当日は私が、2017年度予算案に対する賛否討論を予定です。詳細は後日、お知らせします。

さて「結城りょう通信」の3月号ができました。1面には私の3月議会の一般質問について、また2面にかけては若松町を中心とする地域の話題を掲載しています。とくに若松町1丁目の信号(東府中駅東)に自動車の右折専用信号の矢印表示が設置された件や、東府中にスーパーライフが出店される件、西武線多磨駅の改良工事が決定した話題など、地域性を中心とした内容にしています。他にも、花粉症対策の投稿記事なども掲載しています。

今回もこの結城通信を若松町2~5丁目にかけて2200部ほど、紅葉丘2丁目に300部程度、同3丁目には500部程度をポスティグン予定。紅葉丘1丁目には商業新聞に折込みを500部ほど予定しています。ご期待ください。

13 3月

府中市議会予算特別委員会・・教育費の質疑、いじめ問題で発言

今朝(13日)は西武線多磨駅であいさつ、終日、市議会予算特別委員会に出席。さて今日は教育費について発言しました。私は昨年3月議会の一般質問で取り上げた、いじめ防止対策問題で発言しました。この間、私に相談があった内容をもとに質疑を行いました。

相談があった内容(いじめにあったお子さんの親御さんから要望)のなかで、一番強かったのは学校側の対応の問題です。とくに学校の校長先生や担任の先生の対応に不満があったケースについて、相談体制の在り方と教育委員会事務室の在り方を質しました。府中市には学校以外の相談機関としては、市の教育委員会と教育センターで相談体制があるほかは、東京都の相談センターを紹介しているとのこと。私は市独自のフリーダイヤルの相談体制の整備や、そうしたいじめの相談機関の紹介を、親御さんたちに周知徹底することを要望しました。また、いじめの解決については、学校現場任せにしないで、市の教育委員会も具体的に指導、援助できる体制と実行を要望しました。

小中学校の子どもたちは、大人になる過程での思春期であり、この時期にいじめが原因で今後の人生に深い傷を負うことは、不幸なことだと考えます。私は今後もこのいじめ問題については、現場の声もよく聞いて議会で取り上げたいと思います。

12 3月

「特別の力学が働いた」森友学園への国有地格安売却問題で船田元 自民党代議士(東京新聞)

 安倍内閣を倒閣に追い込んでいる、今回の「森友学園」に対する国有地の格安払下げ問題。わが党の小池晃参議院議員の追及を皮切りに、連日マスコミで報じら、日に日に疑惑の真相解明の世論が高まっています。

そこで今朝の東京新聞朝刊4面には、同じ自民党内の国会議員、船田元(はじめ)衆院議員が自身のブログで、「森友」問題で見解を公開していることが、紙面で報じられています。記事によれば「『特別の力学が働いたと思わざるを得ない』と指摘した。船田氏は、栃木県内で幼稚園や高校などを運営する学校法人・作新学院の学院長を務めている。ブログは六日付でタイトルは『森友学園の異常さ』。『安倍首相や昭恵夫人との関連は、自ら明らかにされることだから多くは語らない』としつつも、『異常な事案』として、徹底的に事実関係を明らかにしなければならないと、真相解明を求めた。森友学園が運営する幼稚園の教育については『教育勅語や中国、韓国を敵視するスローガンを暗記させるという偏向した内容』と批判。学校法人の経営者の立場から『特定の価値観を、暗記で教え込むことは、われわれの教育とは真反対にある』とし『過去の歴史が指し示す通り、国家の崩壊は教育の崩壊から始まる。過去の轍(てつ)を踏んではならない』と懸念を示した」と、記事では報じています。船田代議士は当選十一回、閣僚も務め、現在は自民党の憲法改正推進本部長代行です。自民党内からも、公然と異論が出始めた森友問題、さらに共産党と野党、市民が力をあわせて国会論戦で追い込み、世論を広げて安倍内閣を退陣に追い込むチャンスです。