05 9月

府中市 小中学校 教員の不適切教育に対する教育委員会の指導、処分基準について問う(ゆうきりょう 市議会一般質問その2)

府中市議会議員(改革保守系無所属)の ゆうきりょう です。

文科省は2022年に教員向けの手引書『生徒指導提要』を改定し、その具体的な事例もあげて「不登校や自殺のきっかけになるとして、『決して許されない』としています。一方で、今年に入ってからも、都外の公立小・中学校において不適切指導に関する報道を目にします。そこで先日(9月2日)の市議会一般質問で、府中市教育委員会による、教員の不適切指導に対する姿勢について、若干の質疑をしました(その2)。

★ゆうきりょう質問1⇒ 学校教育法第11条に規定する児童生徒の懲戒・体罰等に関する参考事例というものがありますが、このことについて、市教委として現場の管理職、教員に対しては、どのような指導をしているか伺います。

★教育委員会の答弁⇒ 東京都の教育委員会では、体罰根絶に向けた総合的な対策や教職員の服務に関するガイドライン等を策定し、体罰や不適切な行為の内容、これらに関する具体的な過去の事例等を示しています。

市教育委員会では、これらのガイドライン等の内容について、校長会や副校長会、職層研修、年次研修で指導しているほか、学校に対して、体罰防止等の研修を年3回必ず全校で実施するよう指導するとともに、服務の厳正に関する通知を年2回各学校に発出するなど、あらゆる機会を通じて、倫理観や規範意識の徹底を図る取組を行っております。

★ゆうきりょう質問2⇒ 実際に不適切指導をされた子どもの保護者の方が、なかなか学校にも意見、苦情を言いだしづらいのが実情なわけです。そこで不適切指導をされた児童や生徒、またその保護者からの訴え、要望、苦情を聞く機関などは、教育委員会に存在するのか伺います。あわせて、そうした機関が存在することを、保護者へ周知しているかどうか、伺います。

★教育委員会の答弁⇒ 東京都の教育委員会では、性暴力や体罰、不適切な行為について、周囲の大人に相談しにくい場合でも、一人で抱え込まずに相談できるようにするため、児童・生徒が、直接、郵便やオンラインで相談できる窓口を設けております。この相談窓口については、毎年、全ての児童・生徒に紙面でお知らせするとともに、各学校のホームページにも掲載しております。なお、寄せられた相談については、都教育委員会からの情報提供を受け、市教育委員会において迅速かつ丁寧に対応しております。

★ゆうきりょう主張⇒ 不適切教育について、以前、一般質問で稲津議員さんも主張されていましたが、校長先生や副校長先生にとって、勤務する学校でトラブルや問題を大きくさせたくはないと思うがゆえに、市教委に報告することをちゅうちょすることは、十分に想定できるところでもあると思うと主張されておられましたが、私も本当に同じ認識です。

いくら学校側が不適切教育の事故、事件を隠しても必ず周囲には漏れてくる。それがまた児童、生徒、保護者には学校への不信感が増幅していく。また学校での不適切指導が発生した場合、一番大事なことは、お子さんや保護者の方のケアを第一に考え、対処するための、教員への指導方針と、処分基準といったものが確立されておくべきではないでしょうか。不適切教育を受けた児童、生徒、保護者の方が学校や教育委員会に不信感をもったまま、卒業し、心にトラウマをかかえて生きていくことは、これはその後の人生に影響をあたえることであり、かわいそうなことです。

もし不幸にも学校現場で教員による不適切指導、それが例えば、児童、生徒に対し体罰や障害をおわす事件が発生した場合には、今日の答弁にもとづいて厳正に対応されることを確認いたしました。不適切教育に関する指導方針、処分基準については明確に、教員にはひごろから指導しておくことの重要性を指摘したい。文科省通達に沿った指導を求めたい。(府中市議 ゆうきりょう)

※府中市に対する意見、要望、苦情などなんでも結構です。街のインフラ、学校教育、高齢者支援、子育て支援、生活福祉、防災、環境、お気軽にメールなどいただけたらと思います。アドレス yuki4551@ozzio.jp ゆうきりょう あ

 

 

 

 

04 9月

府中市 小中学校 教員の不適切教育に対する教育委員会の指導、処分基準について問う(ゆうきりょう 市議会一般質問その1)

府中市議会議員(改革保守系無所属)の ゆうきりょう です。

文科省は2022年に教員向けの手引書『生徒指導提要』を改定し、その具体的な事例もあげて「不登校や自殺のきっかけになるとして、『決して許されない』としています。一方で、今年に入ってからも、都外の公立小・中学校において不適切指導に関する報道を目にします。そこで先日(9月2日)の市議会一般質問で、府中市教育委員会による、教員の不適切指導に対する姿勢について、若干の質疑をしました。

★ゆうきりょう質問1⇒ 不適切指導を行った教員に対する、市教育委員会の指導方針はどうなっているのか

★教育委員会の答弁1⇒ 教職員は、児童・生徒を指導する立場であることから、その職責を果たすにあたり、高い倫理感と使命感、そして法令を遵守する規範意識を強くもっていなければなりません。

市教育委員会が、不適切な指導・対応等について確認した際は、当該学校に対し、発生状況や、怪我の有無などの事実確認を行うとともに、問題解決に当たっては、迅速かつ組織的な対応を徹底するよう指示・助言を行います。また、必要に応じて、児童・生徒への心のケアや、継続的な見守り、当該教員への指導、再発防止の取組などについての指導・助言も行い、早期の解決を図るよう指導を行います。

★ゆうきりょう主張⇒ これに関連して、毎日新聞(4月26日付)朝刊一面に「全国の教育委員会で不適切指導の処分基準が遅れている」という記事がありました。同記事では「都道府県、政令市の67教委のうち18教委で、約3割に上ることが調査で明らかになった」とし「全67教委で基準に盛り込まれている体罰やわいせつ行為に比べ、対応が遅れている」としています。

★不適切指導とは・・①怒鳴る、物をたたくなどの威圧的言動、②事実確認が不十分な思い込み指導、③他の児童生徒の面前での叱責など

この記事によると「『不適切な言動』『不適切な指導』『不適切な行為』など何らかの記載があったのは49教委」「全く記載がないのは18教委」とあります。記事ではこの間、文科省は「2022年に教員向けの手引書『生徒指導提要』を改定、不適切な指導の例として①怒鳴る、物をたたくなどの威圧的言動、②事実確認が不十分な思い込み指導、③他の児童生徒の面前での叱責などを例示。こうした事例をもとに「不登校や自殺のきっかけになるとして、『決して許されない』としています。また文科省は昨年3月に、「懲戒処分基準で不適切な指導を規定していない教委に対し『基準に定めることが望ましい』との通知をだした」とあります。こうした文科省通達を受けて2回目4点伺います。

★ゆうきりょう質問2⇒不適切指導を行った教員に対する処分基準について、市の基準はどうなっているのか。

★教育委員会答弁⇒ 東京都教育委員会では、職員の懲戒に関する条例及び懲戒処分の指針を定めるとともに、教職員の主な非行に対する標準的な処分量定を公表しています。この中には、非違行為の種類に対応した処分量定が示されており、児童・生徒に対する体罰や暴言又は威嚇等の不適切な指導に当たる行為についても、非違行為の一つとして位置付けられています。

★ゆうきりょう質問3⇒ 正規ではない教員に対する指導方針、処分基準についても同様な指導、処分基準なのか、違う指導方針、処分基準があるのか。

★教育委員会答弁⇒ 続いて、正規ではない教員に対する指導方針等につきましては、会計年度任用職員として都教育委員会が任用する教員も含めて、正規教員と同じ条例及び指針等に基づき処分が行われます。(続く)

※府中市に対する意見、要望、苦情などなんでも結構です。街のインフラ、学校教育、高齢者支援、子育て支援、生活福祉、防災、環境、お気軽にメールなどいただけたらと思います。アドレス yuki4551@ozzio.jp ゆうきりょう あて

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

04 9月

府中市 学校の水泳授業、水泳指導について・・実施時期を夏季にこだわらず、着衣水泳の指導を全学校で統一して実施を(ゆうきりょう一般質問)

府中市議会議員(改革保守系無所属)の ゆうきりょう です。

先日の市議会一般質問で、「小中学校における水泳授業のあり方について」の質疑を行い、現状の小中学校における水泳授業、夏休みの水泳指導のあり方について再検討をするべきだと主張、要望しました。

★水泳授業、指導の時期、屋外での実施というやり方を変えるべきでは

★ゆうきりょう主張⇒ 先日、市内の小学校にお子さんを通学させている保護者の方から、以下のお声をいただきましたので紹介します。

『もはや(府中市の)学校の屋外プールは限界と感じています。この夏休みに入って、今日から3日間各日、2学年ずつプールの予定がありましたが本日も中止。この分だと残り2日も天気予報から確実に中止でしょう。また授業でも、ここまで少ない時間数では、体育で水泳だけは得意という子などは、自分を評価される機会も失い、理不尽さも感じているようです。現状では、はっきり言って、ただの水浴びです。何のために水泳授業をするのか?再考が必要と思います。学校で泳力を付ける必要性がないというならば、水泳授業は廃止も選択肢なのでは?もしくは夏季という固定観念を捨てて、実施時期をずらすもありではないでしょうか』。

8月4日付朝日新聞社会面に、「消えゆく夏休み 水泳指導」との見出しで、「全国の小中学校で続いていた、夏休み中の水泳指導がなくなっている」との記事があります。「背景には異常な暑さや教員の働き方改革がある」とする一方で、「専門家は水の事故が増えるなか、学校での授業は今後も必要」との意見があるとしています。

★ゆうきりょう質問①⇒ 水泳授業、水泳指導の時期や実施場所について、夏季における屋外プールからの時期をずらして、また屋内プール施設などを借りての授業、指導を検討してはどうか、提案しますが、市の考えを伺います。

★教育委員会の答弁⇒ の水泳授業の時期や実施場所についてですが、現在の学校プールは屋外施設のため、水泳授業が実施できる期間が限られることや、近年では、猛暑による熱中症対策のため、授業を中止せざるを得ないことなどが課題であると捉えています。

今後の水泳授業の在り方については、今年度、改築により一時的に学校プールが使用できない府中第三小学校において、近隣の中学校のプールや、民間プールを利用した水泳授業を実施していることから、この結果を検証するとともに、他市の動向等も参考に研究してまいります。(答弁より)

★水の事故から身を守る着衣水泳授業を全学校で実施を

★ゆうきりょう主張⇒ この夏も各地で子どもの水難事故が発生しています。先日も女の子が複数川でおぼれて亡くなるという痛ましい事故が発生しています。こうした状況もうけてか、保護者の方から以下のようなお声もいただいているので、紹介します。

~聞くところによると、市内のある小学校では夏休みに専門の先生を呼んで、着衣水泳の指導があるそうです。ところが、私の子どもが通う小学校ではそういった指導は全くありません。同じ市内の公立小学校なのに、いろいろと差があることは承知しておりますが、こういった命に関わる指導については、どの学校に通う児童にも等しく機会を与えられるべきではないでしょうか?最近の子供達の水難事故の多さからも鑑み、検討の俎上にのせていただけるよう切に願っております。~(保護者の声)

先ほどの朝日の記事には、専門家(鳴門大学、松井教授)の意見では「学校の水泳指導は、水中で命を守る方法を教えるとともに、自分や友達がどのくらい泳げるかを知ることで、川や海で遊ぶ際の水難事故のリスクを下げる点で重要」とし、「水難事故から命を守る基礎的能力を身につけるためにも、水泳授業は一定の時間を確保して、安定的に行えるようにすべき」という主張も掲載されています。

★ゆうきりょう質問⇒ 着衣による水泳授業、水泳指導についてぜひ各学校でも統一して教えることを提案したいが、考えを伺います。

★教育委員会の答弁⇒ の着衣による水泳の授業等についてですが、着衣による水泳は、水着での泳ぎとは全く違うという泳ぎの難しさを知り、万が一の際においても、落ち着いた対応が取れるようになることが、水による事故を防ぐために重要であると考えております。

このため、教員に対しては、毎年各学校の体育主任等を対象とした「安全な水泳指導のための地域講習会」において、「着衣のまま水に入った場合の対処方法」について指導しています。このことを受け、各学校では児童・生徒に対し、着衣での水泳を体験させる授業や、安全に関する指導を行っています。水による事故の防止については、重要な指導内容であることから、今後とも着衣による水泳の安全指導の徹底を図ってまいります。(答弁より)

※府中市の令和7年度予算案について、市民のみなさんから要望を受け付けております。10月25日ぐらいまでにメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。 ★要望内容の例・・街のライフライン(鉄道駅、バス停車場、道路、信号、カーブミラー設置、公共施設など多数)、市の福祉制度に関すること、小中学校に通うお子さんに関すること、幼稚園、保育所、学童保育、介護、障害者福祉、公共行政のサービスに関することなど、なんでも結構です。※ただし要望内容によっては、私のほうで整理修正、あるいは取捨選択する場合もありますが、どうかご了承ください。 メールアドレス yuki4551@ozzio.jp まで

 

02 9月

府中市が夏休み中の放課後児童クラブ(学童クラブ)の、弁当注文サービスに「実施体制に向け検討」と答弁・・府中市議 ゆうきりょう一般質問

府中市議会議員(改革保守系無所属)の ゆうきりょう です。

今日の府中市議会の一般質問で、この間、議会で取り上げていた夏休み中における放課後児童クラブ(学童クラブ)のでの、弁当注文サービスの実施について、再度取り上げ、市は「実施に向けて検討」との答弁がありましたので、以下掲載します。

★今回の答弁では「現状実施は困難」との表現はなくなった

●府中市1回目の答弁⇒ 市では、夏休み期間中、昼食の時間帯に学童クラブを利用する児童に対し、各自で昼食を持参することをお願いしておりますが、 仮に、夏休み期間中に昼食を提供する場合には、外部の配食サービス等の活用を想定するところです。実施に当たっては、業者選定のほか、配達後の個数管理やアレルギー対応など、現状の運営体制では職員の負担増や、児童の安全管理に係る課題が多くあるものと捉えております。

●ゆうきりょう質問⇒ 令和4年第4回定例会の一般質問でも、この課題について質疑、要望をしました。当時の答弁では「今後、仮に本市の学童クラブで、夏休み期間中に昼食を提供する場合は、外部の配食サービス等の活用が想定されるところです」「その実施に当たっては、業者選定のほか、発注や費用徴収などの一連の事務的な対応をはじめ、配達後の個数管理や食後の残渣等処理、また、アレルギー対応や食品衛生管理など、児童の安全管理と職員の負担増といった諸課題が数多く表出することが分かり、これらの課題に対応することは、現状の運営体制では難しい状況と考えております」との答弁でしたが。今日の答弁は、前回の答弁内容と比較して、「現状の運営体制では難しい状況と考えております」という表現は今回、なくなりました。

★弁当について、「保護者が業者に直接注文、支払いも直接やり取りなら、市の負担もかからない」と提案

●ゆうきりょう主張⇒ この問題で、一番の壁は人手の数だと思います。放課後児童クラブの職員も手いっぱいの体制でやっているので、さらにこの業務も加わるとなると、これはお手上げだと、これが現状だと思います。

そこで、隣の三鷹市が今年度から、このサービスは始めたのですが、市の担当者に伺ったところ、①市は保護者に弁当業者を紹介する(弁当は1食500円前後)、②弁当の注文と代金のやり取りは、保護者と弁当業者で直接行ってもらう、③市は保護者に対して「市は弁当のアレルギー対応はしていない」ことを伝えている、④弁当の配食について、保護者の立ち合いなど、はしておらず、配食は職員と子どもたちが行う。現状、放課後児童クラブの現場職員からは、業務の負担に対する声をないそうです。

●ゆうきりょう再質問⇒ 三鷹市の放課後児童クラブのやり方を参考にした、夏休み(長期休み)の弁当昼食サービスの提供、および、配食にかかる人手確保を確保する場合において、その財源について、子ども子育て応援基金を財源にした、やり方を提案しますが、市の考えを伺います。

●府中市2回目の答弁⇒ 学童クラブでの夏休み等長期休暇中の昼食提供において、保護者と昼食提供事業者とが直接契約し、注文や集金を行う仕組みについては、三鷹市をはじめ、複数自治体の事例を把握しており、現場で働く学童クラブ指導員の負担を過度に増やすことのない、有効な手法の一つであると評価しております。

市においても、当該昼食提供に対する保護者からの要望が増えていることを踏まえ、今後、学童クラブ指導員との情報共有、意見交換を行い、実施体制等について検討してまいります。

~上記のように、府中市は三鷹市のケースを参考にして、夏休み中の放課後児童クラブにおける、弁当注文サービスの実施にむけて検討するとの答弁でした。恐らく、来年度の予算でそれが具体化されるものと、推察できます。今後も実現にむけて、注視していきたいと思います。(府中市議 ゆうきりょう)

※府中市の令和7年度予算案について、市民のみなさんから要望を受け付けております。10月25日ぐらいまでにメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。 ★要望内容の例・・街のライフライン(鉄道駅、バス停車場、道路、信号、カーブミラー設置、公共施設など多数)、市の福祉制度に関すること、小中学校に通うお子さんに関すること、幼稚園、保育所、学童保育、介護、障害者福祉、公共行政のサービスに関することなど、なんでも結構です。※ただし要望内容によっては、私のほうで整理修正、あるいは取捨選択する場合もありますが、どうかご了承ください。 メールアドレス yuki4551@ozzio.jp まで

02 9月

府中市 夏休み明け 子どものSOS ・・学校つらい?休ませるべきか・・ライン相談室のチェツクリストで、子どもの投稿の判断(東京新聞)

府中市議会議員(改革保守系無所属)の ゆうきりょう です。

先日の東京新聞に、夏休みが終わり2学期がスタートしますが、同時に心身に不調を訴えるこどもも増えることから、「保護者がどう対応するかの判断を手助けする『学校休んだほうがいいよチェツクリスト』がインターネットでの公開から1年、利用者が7万5千人を超えたと報じています。

※チェックリストはラインで登録すると無料で利用できます。ネットで「学校休んだほうがいいよチェツクリスト」で検索すると、QRコードがでてきます。

記事によると同チェックリストは、ラインで友達登録すると無料で利用でき、「子どもの心身や家庭での状態について20項目の質問に答えると、状況に応じて『休ませましょう』『休ませたほうがよいです』『対話の機会をつくりましょう』「『何か不安なことある?』などと聞いてみましょう」の4パターンある監修医師の意見のうち1つが表示されるそうです。

この記事では「不登校生の支援に取り組む学習塾などの3団体が開発」「支援団体が公表した利用者へのアンケート結果からは、保護者が監修医師の意見に従って学校を休ませたことで、多くの子どもの心身の状態が改善したことが明らかになった」そうです。

また同記事では、お子さんの不登校を経験した日大の末冨芳(かおり)教授の話として、「子どもが学校に行きたくないと言った時、親が相談する仕組みが制度として整っておらず、このチェツクリストが受け皿になった形だ」「自分の経験を踏まえ、『まず休ませることが大切』ということも伝えたい。不登校の原因には学校や人間関係、家庭の問題などがあり、複数が絡み合うことや、子ども自身が分からない場合もある」「なるべく焦らず、休ませることでこどもの力を回復させ、少しずつ前に進んでほしい」とコメントされています。

※チェツクリストの主な質問項目(東京新聞の記事より)

①登校時間が近づくと頭痛、腹痛、吐き気など身体的な症状を訴える

②なかなか寝付けなかったり夜中に何度も目が覚めたりするようだ

③朝食、身じたく、トイレなどに時間がかかりすぎて遅刻することがある

④すぐにイライラするようだ

⑤課題や宿題が提出できないことがある

~夏休み明けは子どもの不登校、また自殺など増える時期でもあります。この記事にあるように、専門家の意見も踏まえて、保護者の方がお子さんに対して、慎重な判断をされるよう、このチェツクリストを活用されてみてください。(府中市議 ゆうきりょう)

※府中市の令和7年度予算案について、市民のみなさんから要望を受け付けております。10月25日ぐらいまでにメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。 ★要望内容の例・・街のライフライン(鉄道駅、バス停車場、道路、信号、カーブミラー設置、公共施設など多数)、市の福祉制度に関すること、小中学校に通うお子さんに関すること、幼稚園、保育所、学童保育、介護、障害者福祉、公共行政のサービスに関することなど、なんでも結構です。※ただし要望内容によっては、私のほうで整理修正、あるいは取捨選択する場合もありますが、どうかご了承ください。 メールアドレス yuki4551@ozzio.jp まで