22 8月

府中市 あんず通りと東八道路をつなぐ「都道3・4・16号線」は、令和11年3月末の完成をめざしています(府中市議会議員 国民民主党 ゆうきりょう)

府中市議会議員(国民民主党所属)の ゆうきりょう です。

★市内北東地域が発展するために必要な都道

府中市内の北東地域の計画道路3・4・16号線の二期区間の事業概要についてお知らせします。この同線は、あんず通りから人見街道を超えて、東八道路に通じる道路で、現在は多磨町通りまでは事実上開通しており、残りの区間を二期区間としており、令和11年3月末までの完成をめざしています。

主な整備内容

1,自転車走行区間の整備をする・・歩行者と自転車の通行区間を分離して、安全に通行できるようにする

2,電線類の地中化(電線共同溝)を図る・・①都市防災機能の強化として、災害時に電柱の倒壊による道路閉塞を防ぐとともに、電線類の被災を軽減し、電気や電話などのライフラインの安定供給を確保する。②安全で快適な歩行空間の確保として、歩道内の電柱をなくし、歩行者はもちろん、ベビーカーや車いすが移動しやすい歩行空間の確保をする。③良好な都市景観の創出をめざし、視線をさえぎる電柱や電線をなくし、都市景観の向上を図る。

3,道路植栽、道路照明、バリアフリー化の整備を計画しています。①植栽計画はおよそ15メートルの間隔でハナミズキを植栽する。②照明計画として、およそ30メートルの間隔でLEDの道路照明を歩道両側に設置する。③バリアフリー化として、車道と歩道の段差が小さい携帯であるセミフラット形式として、誘導用ブロックを設置する。

4,道路の整備延長・・約411メートル、①道路幅員・・16メートル、②道路構成・・車道7メートル、歩道4.5メートル ③事業認可期間・・平成28年5月から令和11年3月31日まで

★いつ重大事故が発生してもおかしくない現状の人見街道の危険性

都道3・4・16号線が開通することとあわせて、西武線多磨駅前に三井不動産による商業施設「ららぽーと(令和11年度中)の開業予定もふまえと、周辺道路の課題、とくに道路渋滞や交通安全対策の抜本的な対策が望まれます。

現状の人見街道は、府中市内の北東地域の主要な生活道路であり、地元小学校の通学路付近を通り道路ですが一方で、人見街道は、歩道もなく沿線住宅から車道までの距離が接近し、道幅が狭いこともり、自動車交通量の増加に伴う交通事故の危険性が指摘され続けています。

★都道「府中3・4・12号線」の開通以外に、現状の人見街道の問題を解決する方法はないのではないか

この西武線多磨駅付近の道路、人見街道は多磨霊園(多磨墓地)へ向かう道路としても機能しており、お彼岸の季節は多数の車で道路も賑わいますが、商業施設の開業という事態が重なることで、道路渋滞の問題は近隣住民の方からも心配の声があります。

私はこの人見街道の課題については、都道3・4・12号線(いわゆる新人見街道)の開通でしか、抜本的な安全対策は図れないと考えています。この点で府中市選出の都議会議員、小山くにひこ都議は先の都議会一般質問で「(多磨駅前の)商業地の開発が緒につくなかで、重要性は増している。整備の取り組み状況について伺いたい」として、東京都の見解を質しています。

★「地域の持続的な成長の礎となり、都民の安全を守る道路整備を積極的に推進していく」(都の答弁)

小山都議の質問に対する東京都の答弁では「府中3・4・12号線は西武多摩川線と交差するとともに、浅間山通り付近で沿道との高低差が生じることから、道路構造や周辺道路との接続方法などについて、事業化にむけた検討を行っている。地域の持続的な成長の礎となり、都民の安全を守る道路整備を積極的に推進していく」(小山くにひこ都議会レポートから)と答弁しています。

この府中3・4・12号線については、現在の新小金井街道と接する市道(若松町3丁目、4丁目を貫く道路)と接続し、紅葉丘2丁目を横断する道路として設計され、西武多摩川線の線路をアンダーパス(線路の下をくぐる道路)で通過する道路として設計されています。

現状の多磨駅前付近の踏切(人見街道と交差する状態)は、車と通行人との折衝など危険性が指摘されていますが、今後同駅前に予定されている商業施設の開業を考えるならば、人見街道の安全対策は必須課題です。そこで私は、この都道「府中3・4・12号線」の開通以外に、人見街道の安全対策をクリアできる方法は、他にないと考えるものです。私もあらためてこの問題について、再度、市議会でも一般質問で取り上げたいと思います。(府中市議 国民民主党 ゆうきりょう)

※府中市の令和8年度予算案への要望を募集・・・市民のみなさんから要望を受け付けております。9月20日ぐらいまでにメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。 ★要望内容の例・・街のライフライン(鉄道駅、バス停車場、道路、信号、カーブミラー設置、公共施設など多数)、市の福祉制度に関すること、小中学校に通うお子さんに関すること、幼稚園、保育所、学童保育、介護、障害者福祉、公共行政のサービスに関することなど、なんでも結構です。※ただし要望内容によっては、私のほうで整理修正、あるいは取捨選択する場合もありますが、どうかご了承ください。 メールアドレス yuki4551@ozzio.jp まで

 

18 8月

府中市 府中駅 けやき並木周辺の街づくりを提案・・府中市議会会派「自由クラブ」の提案(府中市議会議員 国民民主党 ゆうきりょう)

府中市議会議員(国民民主党所属)の ゆうきりょう です。

私が所属する会派「自由クラブ」で同じメンバーの山本真実議員(参政党所属)は、会派から提出した市長あての予算要望書のなかで「けやき並木周辺の街並み」の課題について要望されています。

★府中のポテンシャルをいかす街づくりを提案(山本真実議員)

けやき並木は、国の天然祈念物指定で100周年をむかえ、けやき並木を守り育てる条例も施行されましたが、大型商業施設中心で府中らしさに欠け、迷惑行為防止のためのカラーコーンや旗によって景観も台無しです。府中駅東口ではロータリーを境に人流が東西に分断され、駅東側の商業店舗にとっては死活問題です。

そこで府中のポテンシャルを最大限に活かせるよう、地域ごとにコンセプトを決め特徴あるまちづくりを目指します。けやき並木と大國魂神社周辺では、歴史や文化を活かし商業、観光業に力をいれるため、人力車の購入を提案しました。これにより雇用のもつながり、デジタル地域通貨と連携することで市内のお金の循環も増えます。民間ではスタートアップが難しいので、行政の起爆剤的な事業展開が必要です。今後もデジタル地域通貨の推進、インボイス制度廃止にむけて取り組みます。(山本真実議員の政策より)

★府中駅南口再開発の後、駅ロータリーの東西の動線が分断、東側の飲食店街が衰退

私(ゆうきりょう)も府中駅周辺の課題については、昨年3月18日の府中市議会予算委会(総括質疑)で府中市の中心市街地活性化の問題で質疑を行い、なかでも府中駅東側の店舗閉鎖と衰退の状況について、若干の質疑を行いました。

この質疑のなかで、府中駅周辺、中心市街地活性化について、消費者、利用者のニーズに見合った施策を行っているかという点を質し、具体的には府中市の「中心市街地活性化ビジョン」のなかにある、「新しいバスターミナルにより府中駅東西の動線が分断されている」という声を紹介。平成30年第3回定例会の陳情「府中駅周辺における歩行者回遊の安全と利便性についての陳情」(全会派一致で採択)の扱いについて、その後の状況について市に質しました。

★「横断歩道の設置については、難しいものととらえており、粘り強く、府中警察署に要望」(市の答弁)

★府中市の答弁⇒府中駅前通りの甲州街道から宮町中央通りまでの間の横断歩道の設置ですが、平成30年第3回定例会での陳情が提出される以前から市民からも多く要望があり、市としても府中警察署に要望していきましたが、陳情が採択された後も、幾度となく、府中警察署に設置を要望してきました。

しかしながら、ロータリーは、ロータリー内のバスやタクシーが停車および、滞留するためのスペースを確保することを前提に設計しており、横断歩道の設置によって、そのような箇所をつぶすことになること、また、府中警察署からは、横断歩道の設置の際は、信号機の設置が必要であり、府中駅前通りでの、北側の甲州街道の交差点の信号と南側の宮町中央通りの交差点の信号の間の新たな信号機の設置は、信号機の間の距離が短く設置基準に合わないこと、さらに、手前の信号機と奥の信号機を誤認する恐れがあることから、当該箇所への横断歩道の設置は困難との見解が示されています。現在も府中駅前通り周辺の道路形状は変わらないことから、横断歩道の設置については、難しいものととらえており、粘り強く、府中警察署に要望していきます。(以上、市の答弁から)

★府中駅東側地域の商店街では 人の往来が少なくなり、経営努力も限界に

平成30年の議会に提出された市民の方からの陳情では、その理由として17年7月の府中駅南口再開発ビル「ル・シーニュ」の完成にともなって、京王線 高架下バスターミナルに接していた横断歩道がなくなり、東西を行き来す る手段として、府中駅南側と「くるる」、「伊勢丹交差点か北側甲州街道へ迂回しなけ ればならない現状になったことをうけて、京王線の高 架下歩道設置を要望するとした陳情です。この陳情のなかでは「お年寄りや身体の不自由な市民にと っては大変な負担になっている。また、府中駅東側地域の商店街では 人の往来が少なくなり、経営努力も限界に来ており、地域住民も不便 性を感じ早期の歩道設置を要望している。 高架下、バスターミナルに横断歩道の設置は市民の生活感からくる自然 の要求ではないか」というものでした。

この陳情については全会派一致で採択されたのですが、陳情内容が反映された結果にはなっていないのが現実です。この間、府中駅東側の店舗については、個人商店の店舗閉店、「くるる」の中の店舗もめまぐるしく変わるなど、また店舗閉鎖が目につくなど、駅再開発の効果が表れてはいません。こうした事態の打開策を示すことができないのが、現状です。(府中市議 国民民主党 ゆうきりょう)

※府中市の令和8年度予算案への要望を募集・・・市民のみなさんから要望を受け付けております。9月20日ぐらいまでにメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。 ★要望内容の例・・街のライフライン(鉄道駅、バス停車場、道路、信号、カーブミラー設置、公共施設など多数)、市の福祉制度に関すること、小中学校に通うお子さんに関すること、幼稚園、保育所、学童保育、介護、障害者福祉、公共行政のサービスに関することなど、なんでも結構です。※ただし要望内容によっては、私のほうで整理修正、あるいは取捨選択する場合もありますが、どうかご了承ください。 メールアドレス yuki4551@ozzio.jp まで

16 8月

府中市 町内会、自治会・・加入者が減り続ける町内会をどうするのか(府中市議会議員 国民民主党 ゆうきりょう)

府中市議会議員(国民民主党所属)の ゆうきりょう です。

★従来の町内会を解散、防災活動だけに特化した住民組織に改組したケースも

先日の読売新聞(8月15日付)で町内会、自治会に関する特集記事が掲載されています。全国的に加入率が下がる傾向で、2010年は78%の加入率でしたが、20年度は71.7%に下がっています。今後の高齢社会、災害時における助け合い、日常のコミュニティーの維持は、共助の役割を高め、持続可能な社会を創造するためにも、重要課題と言えます。

そうしなたなか、同記事のなかで山梨県の甲府市内にある「桜盛会」(約30世帯)という町内会では、「高齢化などを理由に従来の町内会を解散し、新たに防災活動にだけ特化させて再出発した」という住民組織があると伝えています。同会は「防災マニュアルを作成し、高齢者が行きやすい場所に避難所を独自に確保する一方で、これまで集めていた会費を廃止し、有志の役員のみで運営するなど住民の負担を大幅に減らした」そうで、「桜盛会」のようなケースは今後、全国的に増えると思われます。

★武蔵野市では一部を除き、町内会が存在せず、地域にあるコミュニティーセンターでの活動を、行政が奨励

また東京では武蔵野市では、「一部を除き市内にある町内会は存在しない」とし、「各地に『コミュニティーセンター』があり、住民有志で自発的に運営。お祭りなど様々なイベントを実施している」とし、「市は財政支援はしますが、運営に口出しをない」そうです。この記事のなかで山梨総合研究所の渡辺研究員は「SNSの普及であえて近所の人と付き合わなくても、気軽に人とつながれる時代だ。負担の大きい町内会での活動に意義を見出せない人は増えており、運営が行き詰まる事例が増えてくる」と分析。住民同士が助け合える地域にするために「NPOやボランティア団体との連携など、様々な可能性を模索することが必要」と話されています。(参考、読売新聞8月15日付)

★子育て世帯への加入促進には、特別の支援策を要望

私も以前、府中市議会一般質問でこの問題について取り上げたことがあり、地域社会の連帯と、地域住民どうしにおける、支えあいの自治組織としての、自治会、町会への加入率の向上を質疑要望しました。府中市の自治会、町会への加入率については、令和3年4月の54.8%から、直近調査では50.8%へ下がっています。こうした状況を放置するなら、加入率はさらに低下することが予想されます。

★ゆうきりょう質問⇒ 新興住宅に住む、子育て世帯への加入促進策について、自治会、町会が主催する子育て世帯向けの企画に対する、新たな補助制度の創設、また保育所やPTA連合会などとも連携して、自治会、町会に加入していない子育て世帯に対して、その加入を呼びかける取り組みなど、検討できないか伺います。

●市の答弁⇒ 子育て世帯向け企画に限らず、自治会などが実施する、地域の課題を解決するための取り組みに対しては、東京都の助成制度を活用することができることから、毎年、市から自治会に対し、情報提供を行っているところです。また子育て世帯の自治会加入については、府中市および自治会連合会としても課題ととらえていることから、毎年、地域の祭りや子ども向けのイベントなど各種事業を実施する際に、適時、自治会加入の呼びかけなどを実施していると伺っています。

~自治会への加入促進のために、行政、自治会連合会、不動産業界などが官民協働して取り組むべき~

●ゆうきりょうの主張要望⇒ 自治会、町内また子育て世帯については、最近では、親御さんから自宅を相続された2代目の現役世帯の家が、案外、自治会に加入してくれないという声も聞きます。一方で、こうした世帯も自治会主体の夏祭りなどには、多くが参加されるそうで、自治会との接点はあるわけです。ちなみ若松町2丁目の関野原自治会では、増えている新興住宅に住む世帯への、町会加入を促進するため、町会役員を中心にプロジェクト班をつくり、加入促進に取り組むと伺っています。

多摩地域では町田市が、市と自治会連合会と、宅地建物取引協会町田支部、全日本不動産協会町田支部と4者の間で、自治会・町内会への加入促進に関する協定を結んでいます。新聞報道によると「両支部の会員業者が市内で住宅販売や賃貸住宅の仲介などをする際、町会への入会をすすめる」とあり、宅建業界町田支部の支部長のコメントとして「一人暮らしの高齢者も増え、我々にも危機意識がある。地域のために協力したい」と述べています。 今後、府中市が官民協働による取り組みを強めながら、前向きに検討されることを期待します。(ゆうきりょう 府中市議会一般質問野質疑より)

※府中市の令和8年度予算案への要望を募集・・・市民のみなさんから要望を受け付けております。9月20日ぐらいまでにメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。 ★要望内容の例・・街のライフライン(鉄道駅、バス停車場、道路、信号、カーブミラー設置、公共施設など多数)、市の福祉制度に関すること、小中学校に通うお子さんに関すること、幼稚園、保育所、学童保育、介護、障害者福祉、公共行政のサービスに関することなど、なんでも結構です。※ただし要望内容によっては、私のほうで整理修正、あるいは取捨選択する場合もありますが、どうかご了承ください。 メールアドレス yuki4551@ozzio.jp まで

10 8月

府中市 第62回府中市商工まつりの成功を・・都市間競争を勝ち抜くためにも、府中市に商工業の施策拡充を求めたい(府中市議会議員 国民民主党 ゆうきりょう)

府中市議会議員(国民民主党所属)の ゆうきりょう です。

★盛大な商工まつりの成功の一方で、府中市の地域経済、都市間競争に危機感

昨日と今日にわたり府中市の大国魂神社境内では、むさし府中商工会が主催の第62回府中市商工まつりを開催、私も昨日、会場に足を運びました。会場には多くの出店が並び、むさし府中商工会に加入する多数の企業、業者がテントを張り出店をしています。また会場内には特設舞台も設置され、様々なアトラクション企画が開催され、多くの家族連れ、お子さんたちも見に来ていました。

そうしたなか、府中市内の商工業の競争力を落ちていることを、むさし府中商工会議所の田中会頭(柏屋)は危機感をもっています。多摩地域では人口の多い、八王子、町田市、また商業都市である立川市に次いで府中市は業者数、販売指数を誇っていますが、近年はこれに調布市がほぼ府中市を追い越す勢いとのことです。なかでも府中駅を中心とする市街地活性化の現状、府中市経済の状況について、さらなる施策が必要で、調布市に追い抜かれることで都市間競争に立ち遅れてしまうことへの危機感をにじませておられます。

★府中市に中小企業振興条例の制定で、市内業者の活性化策を

府中市では令和7年度の予算案のなかに、①市内産業の現状把握および、事業所数などの推移に関する要因の分析を行うとしています。

私は以前ですが、2019年2月議会の一般質問において、東京都が「中小・小規模企業振興条例」を制定したのを機に、府中市も中小企業対策に本腰をいれて取り組むべきと質疑をしました。

中小企業に対する府中市の認識は、市内には大手企業が存在し、それを支える中小企業の存在の有用性を主張しています。私はそれを肯定しつつ、現実に元請大手企業と下請け中小企業との間の取引関係の改善、市民世論調査でも示されている、中小企業で働く勤労者に対する福利厚生の支援策としての健康管理、健康増進対策、小売業、個人商店に対するリニューアル助成制度の創設、官界、産業、大学などとの連携、全事業所の悉皆調査、中小企業振興対策審議会の設置、基本条例の制定などを求めました。

★大企業中心の地域経済は、企業が撤退、縮小したら危険な事態に

また府中市の「創生ビジョン」(当時)において、府中の商工業の問題についてふれ、これまでの大企業中心の地域経済は、ひとたび企業危機や撤退などの事態に見舞われると、地域経済にとっても大きなリスクとなることを分析していることも紹介し、人口減と大幅な経済成長が見込めない今日、街の中小企業を本格的に育成するための方針と施策の発展、内発型の地域循環型経済への転換など、行政として戦略方針を確立するべきと訴えました。

★中小零細企業の活力を引き出してこそ、地域経済が発展する

また私も府中市の令和4年度予算要望では、商工業分野での予算要望をしたなかから、複数の項目について以下、掲載します。コロナ禍で市内事業所の運営が厳しくなる今日、市が主体的に活性化策を行うことが極めて重要になっています。

(1)府中駅東口の活性化策の具体化を

府中駅周辺の「にぎわい創出」について、駅東側商店街の活性化に重点施策をおくことを検討してください。東側の店舗衰退が進んでいることから市として商店街、まちづくり府中とも協力して活性化策を講じることを検討してください。

(2)市内の中小零細下請け事業所の保護策を

市として商工会とも連携して、市内商工業者を対象にした取引告発ホットラインとか、電話一斉相談の開催を検討してください。行政として業者間の不公正取引を許さないという強い姿勢を示す必要があると思います。

(3)市に中小企業振興条例の制定を

東京都が中小企業振興条例を制定しましたが、市としても中小企業振興の審議会の設置であるとか、あるいは条例の制定する必要があるのではないかと思いますが、検討してください。

(4)以前に市が実施した、住宅リフォーム助成振興策を

以前、市が実施した住宅リフォームなどに使える商品券「スマイル建設券(仮称)」を市内の地域経済活性化策として、その実施を再度検討してください。また一般個別住宅のリフォーム工事助成および、商店街リフォーム工事助成制度(高崎市の例)を実施してください。(府中市議会議員 国民民主党 ゆうきりょう)

※府中市の令和8年度予算案への要望を募集・・・市民のみなさんから要望を受け付けております。9月20日ぐらいまでにメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。 ★要望内容の例・・街のライフライン(鉄道駅、バス停車場、道路、信号、カーブミラー設置、公共施設など多数)、市の福祉制度に関すること、小中学校に通うお子さんに関すること、幼稚園、保育所、学童保育、介護、障害者福祉、公共行政のサービスに関することなど、なんでも結構です。※ただし要望内容によっては、私のほうで整理修正、あるいは取捨選択する場合もありますが、どうかご了承ください。 メールアドレス yuki4551@ozzio.jp まで

28 7月

府中市 日鋼団地が建て替えを決議 新たに14階建て2棟構造の共同住宅を予定(府中市議会議員 国民民主党 ゆうきりょう)

府中市議会議員(国民民主党所属)の ゆうきりょう です。

★府中市一の高齢者の多い団地、「日本一建て替えが難しい」と評された建て替え決議が可決

先日の建設通信新聞インターネットニュースによると、府中市内にある府中日鋼団地の記事が配信されています。同団地の管理組合では、「日鋼団地の建て替えに向けて、2025年内の建替組合設立総会開催を予定している」とのニュースを配信しています。同ニュースによると「3月30日の臨時総会で建て替え決議が成立したことを受けたもので、事業協力者には長谷工コーポレーションが参画し、コンサルティング、設計、事業推進を担っている」として、「老朽化した既存32棟702戸のうち、敷地南側の1-13号棟を解体し、新たにRC造14階建て2棟総延べ7万4156㎡、戸数830戸の共同住宅を建設する計画」と報じています。

また今回の建て替え決議について、同管理組合の藤原理事長は「702世帯32棟という大規模な権利者数、府中市一といわれる高齢者の多さ、そして10年前の計画で提示された負担額と比較してしまうという『三つの壁』があり、日本一難しい団地建て替えといわれてきた」とコメントされています。

★事業化の最大の障壁となったのは、建設費高騰による組合員の負担額増加

建設通信ニュースによると「2014年に三井不動産レジデンシャルJVが提案した計画時の負担金が1世帯当たり500万円程度だったのに対し、今回は倍以上に上る」「他の団地では最初から建築費高騰後の負担金を前提に話が進むが、過去の数字と比較してなぜ今、倍以上出さなければならないのかという思いがある。この過去の数字と比較する心理的なハードルが、合意形成をより難しくさせた」(同組合の藤原理事長)。
しかしながら今回、決議に踏み切った背景には、「組合員の切迫した思いがあった」として、「改正区分所有法の成立を待つ選択肢もあったが、裏金問題で国会審議が停滞し、いつ成立するか分からなかった。10年以上かかっている計画で、これ以上待てなかった。皆のモチベーションがぎりぎりの状態だった」(藤原理事長)。
今後同管理組合では、建て替え同意書を府中市に提出し、組合設立の承認手続きを進める予定と伝えています。(参考、建設通信新聞インターネットニュースより)

★総戸数700の大規模団地、駅へのアクセスも良好の地

この日鋼団地についてインターネットで検索したところ、「東京都府中市日鋼町に建つ、1966年6月築、鉄筋コンクリート造地上5階建、総戸数702戸の大規模団地です。 京王線「分倍河原」駅まで徒歩13分、武蔵野線「北府中」駅まで徒歩9分、さらに府中駅へも徒歩でアクセスができ、電車での各所への移動には大変便利です」と解説されています。

また日鋼団地の歴史についてネットでのAIによる解説によると、東京都府中市日鋼町にある、1966年6月築の702戸の大規模団地です。この地名は、かつてこの地域にあった日本製鋼所東京製作所に由来しています。

★日鋼団地の歴史:

①1938年:日本製鋼所が武蔵製作所を府中町に起工。②1941年:武蔵製作所が竣工し、操業を開始。③1963年:東京製作所と改称。④1966年:日鋼団地が完成。⑤1987年:東京製作所が閉鎖され、跡地に府中インテリジェントパークが建設された。⑥1995年:本社機能の一部が府中本社となる。⑦2007年:本社が東京都品川区に移転。日鋼団地がある日鋼町という地名は、この地域にかつて存在した日本製鋼所東京製作所にちなんで名付けられました。

★その他・・日鋼団地は、京王線分倍河原駅から徒歩13分、JR武蔵野線北府中駅から徒歩9分と、交通の便が良い場所に位置しています。団地内には、集会所や公園など、住民のための施設が整備されています。日鋼団地の周辺には、商業施設や教育施設なども充実しており、生活しやすい環境です。(以上、インターネット検察によるAI解析から)
~市内に残る大規模な敷地面積を誇る団地の建て替えであるだけに、この土地を活用して様々な複合的な施設などへの活用も検討できるのではないかと、私は考えるものですが、今後、その動向を注視していきたいと思います。(府中市議 国民民主党 ゆうきりょう)
※ゆうきりょう のブログをご覧になった方で、府中市への要望などお寄せください。福祉、街のインフラ、防災、産業、環境衛生、学校教育など、なんでも結構です。 アドレス yuki4551@ozzio.jp  電話090-4136-7642(電話にでない際は、留守電にお名前をお願いします) 住所・・府中市紅葉丘2-6-3、メイプルタウン吉野D202