12 1月

府中市長選挙のたたかい、いよいよ本番モード・・府中の街づくりはこのままでいいのか!

府中市議会議員の 結城りょう です。

 

1月19日告示、26日投開票の府中市長選挙にむけて、連日、目黒予定候補は支援者の方々と宣伝カーで市内全域を訴えて回っています。目黒予定候補の政策を訴えたチラシは市内8万枚を戸別配布完了し、増し刷りを行っています。この間、高野市政のもとでの行革の名のもとで、受益者負担論、他市並み論、新庁舎建設問題、基金の積み立てのあり方、市民生活を守る市政にむけた街頭での訴えに、目黒予定候補も「手ごたえを感じる」と話しています。

 

また街づくりの問題では、府中駅周辺の市街地活性化策の現状を鑑みると、伊勢丹という府中駅南口再開発事業の中核店舗が撤退するという事態に陥っています。また府中駅東側の店舗の閉鎖と衰退は目を覆うような状況ではないでしょうか。原因としては府中駅のバスロータリーに東西を通行できる横断歩道がなくなったことで、駅の東側に行く動線が遠くりました。このことにより、駅東側の店舗に客足が遠のいたことは、あきらかではないでしょうか。この問題は市議会(再開発特別委員会)でも、懸念する声がだされていました。

 

目黒予定候補はこうした府中駅周辺の街づくりの現状をふまえ、府中駅再開発に350億円の市税が投入された結果、今日の事態をどう改善するのか。「市による府中の街づくりの全体像の見直し」も迫られていると主張されています。引き続き、ブログでも目黒予定候補の動き、「市政を変える会・府中」の政策についてもお知らせしていきます。

 

 

30 12月

府中市長選挙へむけて、目黒重夫予定候補のチラシを市内に配布しています

府中市議会議員の 結城りょう です。

 

1月26日投開票の府中市長選挙にむけて、「市政を変える会・府中」では、前市議会議員の目黒重夫さんを予定候補に活動を続けていますが、このほど目黒さんの政策を訴えるチラシを8万枚印刷し、市内に配布しています。

 

スローガンは「だれもが大切にされる平和な社会を府中から」として、「希望ある府中へ 9つの提案」を訴えています。①子どもが輝く子育て支援、教育優先のまち、②若者が希望を持てるまち、③高齢者、障害者、生活困難者が安心して暮らせるまち、④地震、洪水など災害からいのちと暮らしを守るまち、⑤情報公開と市民参加で市民の声が生きるまち、⑥男女平等、平和と人権尊重のまち、⑦自然エネルギー推進、地球温暖化防止、環境に配慮したまち、⑧働くひと、中小企業、商店街を応援するまち、⑨生涯学習、芸術、文化に親しめるまち の9つの柱を政策として主張されています。

 

ぜひ市民のみなさん、チラシをご覧になっていただければ、目黒予定候補の主張が明確に理解いただけると思います。

26 12月

伊勢丹撤退後の後継テナント問題・・新市長の取り組むべく最優先課題は伊勢丹跡地問題ではないでしょうか

府中市議会議員の 結城りょう です。

 

昨日(12月25日)のブログで日経ネットニュースを引用して、民事訴訟の係争になった㈱フォルマと三越伊勢丹HDの状況と、行政や市民の動静について日経が報じていることを掲載しました。この民事訴訟にいたったなかで、㈱フォルマと伊勢丹との協議が難航するなかで、「協議の膠着状態を打開するため、にフォルマが伊勢丹を相手に訴訟に踏み切った」という分析記事でした。ところが事態はそうならず、逆に伊勢丹側の態度が「硬化」してしまっているのではないかという印象を、私には感じるものです。

 

このフォルマと伊勢丹の係争問題について、12月市議会の建設環境委員会のなかで他会派の議員の方が、市の駐車場問題の質疑に関連して発言をされ、そのなかで「(フォルマが伊勢丹を相手に)訴えをしていて、聞くところによると、3年ぐらいかかるだろうみたいな話もうっすら聞こえてきているのが現状なので、大変困った話だなと思います」と発言をされています(速報版の議事録から)。私も委員会を膨張していたのですが、「訴訟の解決まで3年?もかかるのか?!」と少し驚きました。

 

昨日のブログでも紹介しましたが、「(テナントの)賃借契約解約が延び、市は『五輪には間に合いそうもない』(経済観光課)とみる。『切れ目なく新店が出られないようだと、仕方ないでは済まなくなる』(むさし府中商工会議所)」という声を記事で紹介しています。この伊勢丹撤退後の問題は、新しい市長(1月26日投開票)にとっては、最優先で解決を図るべき課題であると私には思われます。「民事訴訟で、民間どうしの問題なので行政は関与できない」では、済まされない問題であり、「中心市街地活性化」政策の行方を左右する問題であるのではないでしょうか。

 

25 12月

府中の中心街ビル、三越伊勢丹を提訴 核店舗空白の長期化懸念 「集客・不動産価格に影響も」 (日経)

府中市議会議員の 結城りょう です。

 

★㈱フォルマによる提訴には膠着状態となった三越伊勢丹との交渉を打開する狙い

 

12月24日付の日経新聞ネットニュースにおいて、伊勢丹閉店後の府中の動静について報じています。配信記事を一部抜粋すると、「(伊勢丹府中店の閉店によって)市や商業関係者は核店舗の空白状態が長期化し、集客力が低下することを警戒する」として、「(三越伊勢丹の親会社、三越伊勢丹ホールディングスは)閉店と同時に三越伊勢丹が業態を変更して新たな商業施設とすることで、フォルマと基本合意した」。

 

また提訴に発展したのは、「詳細な条件の詰めの過程がきっかけのようだ。複数の地元関係者によると、三越伊勢丹側は業態変更に伴い、フォルマに賃借料の大幅引き下げを求めたが、賃借料が収入源の地権者側は難色を示した。ある地権者は『新商業施設の具体的なイメージや招致するテナントなどもわからず、不安が増した』と話す」とあります。

 

この配信記事では「フォルマは基本合意の破棄を通告。その後賃借契約解約にあたっての損害賠償の額や原状回復の負担などをめぐり双方の主張の溝が広がった。三越伊勢丹側が受け取るべき損害賠償との相殺を主張して賃借料を支払わなかったとして、フォルマは提訴に踏み切った。三越伊勢丹側は『係争中につきコメントを差し控える』としている。市や地元商業関係者は後継テナントの開業について、来客増につなげやすい東京五輪前を見込んでいた。賃借契約解約が延び、市は『五輪には間に合いそうもない」(経済観光課)とみる。「切れ目なく新店が出られないようだと、仕方ないでは済まなくなる』(むさし府中商工会議所)など、核店舗の空白長期化を警戒する声が上がる」と地元の声を伝えています。

 

また㈱フォルマが提訴した狙いについてもふれ、「(提訴には)膠着状態となった三越伊勢丹との交渉を打開する狙いもあった。市経済観光課は『一日も早く解決し、後継テナントの早期開業を望む』としている。地元関係者からは『決着が長引くと、周辺の不動産価格も下落しかねない』(駅前商店街の経営者)との懸念も出ている」と報じています。(私のコメントは明日、ブログで記載させていただきます)

 

※訂正のお詫び・・私の11月30日付ブログで「フォルマが賃借料の解約を三越伊勢丹に申し入れた」とありますが、正しくは「賃借の解約を申し入れた」の間違いです。おわび申し上げます。

20 12月

府中市の高野市長が小池都知事にラグビー場の整備を要請(読売新聞多摩版)

府中市議会議員の 結城りょう です。

 

今日(12月20日)の読売新聞多摩版に、府中市の高野市長が東京都の小池知事に都庁で会談し、「市内にある都立府中の森公園にラグビー場を整備する」よう要望したと報じています。この記事によると会談は冒頭を除いて非公式に行われたとのこと。「高野市長は公園内に『サッカー、ホッケー場』を改修し、ラグビートップ級の試合ができる高規格のラグビー場の新設を提案」とあり、小池知事も「しっかり検討する」とのことです。この秋にはラグビーワールドカップで府中市も「盛り上がり」ましたが、高野市長としては、さらに「ラグビーのまち、府中」の機運を高揚させることが狙いのようです。

 

この12月議会においても他会派の議員の方がラグビーワールドカップについて総括的な質疑をされていましたが、その質疑のなかで「今回ワールドカップ、東京開催を通じて府中市が当初狙っていた、外国人観光客は思ったほどには、府中市に来訪しなかった」という趣旨の発言をされていたのが印象に残っています。

 

この問題では以前、私のブログでも記載しましたが(12月2日付、『府中とラグビーワールドカップ・・市が狙った外国人観光客の市内来訪の狙いは、どうだったのか!?』)でも記載しましたが、市民が本当にラグビーを求めているのか否か、市民からの「ニーズ」がどうなのかと感じるところもあります。また市長選挙を目前にひかえ、高野市長としては、ラグビー熱をさらに高めたいというところでしょうか。

 

来月投開票の市長選挙において、このあたりの問題について対立候補の目黒重夫予定候補の見解も気になるところです。