13 2月

京王線府中駅の北口改札前に情報発信拠点施設が開設されます

先日、府中市から議会に対して、京王線府中駅北口改札前の情報発信拠点施設について、その整備と運営にあたる事業者を公募し、審査をへたのち、事業候補者を決定したと報告がありました。

 事業候補者は、(株)プロントコーポレーションです。

施設の特徴としては、情報発信機能として、壁面や机上に映像モニターや展示物を配置して、府中市にゆかりのあるスポーツ、歴史、文化、各種イベントなど、府中市の魅力を発信するとしています。
当面は今年のラグビーワールドカップ、東京2020オリパラの開催むけて、ラグビーのまち府中の取り組みを主とした市の魅力を発信するとしています。
また、機能としては来場者が情報をうけとり、自発的に情報を拡散したくなるように、施設内外のあらゆるスペースを活用して、魅せる空間と伝える空間を融合させた演出によって、府中市の魅力、情報が市の内外に広がり多く認知されることを目指すとしてます。
またイベント機能として、府中市にゆかりのあるスポーツ選手による、トークショーやパブリックビューイングなど、各種イベント会場となる多目的なスペースとして使用するとあります。
飲食提供としては、おもてなしスペースとして、情報発信をしながら軽飲食を提供するカフェなどの運営を行うとしています。
開設は今年の6月ごろを目途としています。

当初より開設が大幅に遅れた府中駅北口の改札前の情報発信拠点の計画ですが、私の意見としてはこの場所にかって府中駅構内にあった、市政情報センターが設置されると市民には利便性が良いと思っていました。市としては、ラグビーワールドカップ、東京オリパラの気運醸成に活用したいという思惑もあったのでしょう。今後の動向を注視したいと思います。
結城亮(結城りょう)

11 2月

明日(2月12日)から、府中駅周辺の駐輪施設、「ちょこ・りん・スポット」が閉鎖されます

私のブログでも何回か掲載し、議会でも取り上げました、ちょこ・りん・スポットの閉鎖問題ですが、今日(2月11日)付の広報ふちゅうにおいても、ちょこ・りん・スポットが2月12日から閉鎖されるとの記事が掲載されています。記事では「府中駅北自転車駐車場の改修、および府中駅南第二自転車駐車場の新設などにより、府中駅周辺の自転車駐車環境が整うことから、ちょこ・りん・スポットを閉鎖します。
日程  2月12日(火)から ※前日(11日)の午後8時以降に駐車されている自転車は、撤去の対象となります。
問合せ  府中市地域安全対策課施設管理係  電話042-335-4069  

私に寄せられる市民の声は、高齢者の方をはじめ、少なくない市民の方から「不便になる」との声がよせられています。懸念されるのは、以前もブログで書きましたが、ちょこ・りんの廃止で、府中駅周辺に買い物などに来る市民の方々が少なくなってしまうのではないかということです。最近は電動付自転車を利用される方も多く、電動自転車は重量が大変重いために、地下駐輪施設に自転車を駐輪するのは大変不便ではないでしょうか。
引き続き、府中駅周辺の駐輪施設問題については、市民の方の声をもとに議会でも取り上げたいと思っています。
結城亮(結城りょう)

30 1月

府中駅周辺の駐輪場対策はどうなる・・ちょこ・りん・スポットは「役目」を終えたのか?

【東京五輪の景観対策?】

今朝(1月30日)の読売新聞多摩版に、2月12日で閉鎖となる、ちょこりんスポットについての記事が掲載されています。記事では、2003年に導入された、ちょこりんスポットによって府中駅前の放置自転車が皆無に近い状態になったことなども紹介し、「先駆け的な試み」としてのちょこりんスポットの効果を紹介しています。記事では「歩道上の駐輪区画は今では珍しくない。しかし05年に改正道路法施行令が施行されるまでは、原則として歩道の転用は認められておらず、市の取り組みは施行令改正など国の対策を先取りしていた」とし、市は「駐輪場」ではなく、あくまでも「一時的な置き場」としての特例であるとしています。

記事ではちょこりんスポットがなくなることで、「本来の姿」になるという市の考えを紹介、「自転車が歩道に置かれなくなれば、街並みがすっきりする」という市内の女性のコメントも紹介しています。また市の担当者のコメントとして「歩道上の自転車がなくれなれば、市の顔でもある、けやき並木の景観が本来の姿にもどる。来年の五輪では自転車競技のコースにもなるので、美しい景観を世界にアピールできる」と伝えています。

【ちょこりん廃止で、駅周辺へ足が遠のきはしないだろうか・・】

私も街頭に立っていると、ちょこりん閉鎖について市民の方から多数、声がよせられています。また昨年9月議会では一般質問でも取り上げました。私が心配するのは、高齢の方などが府中駅周辺で買い物をする際、ちょこりんがなくなると、「自転車を府中市の第二庁舎の地下に駐輪場を拡張するので、それで対応してほしい」と市は考えているのですが、私のようなものでも地下に自転車を置きに行くという作業は、大変億劫なものです。高齢の方は自然と駅周辺に足が遠のくのではないかと懸念されます。
「ちょこりんの代わりの施設を用意したから、いいですよね」というものではなく、駅への自転車利用者への思いやり、優しさをもう少し市に認識してもらえないものか、そんなことを考えてしまいます。
いずれにしても、府中駅周辺の駐輪対策は今後も市民の方から要望が多数よせられることと思いますので、常時、情報を発信していきたいと思います。
結城亮(結城りょう)

25 1月

府中基地跡地(留保地)の利用を考える市民の会が、府中市に「基地跡地留保地利用計画への要望と意見」を提出しました

 府中市内にのこる広大な府中基地跡地(留保地)の活用計画の策定が大詰めをむかえています。そこで「府中基地跡地(留保地)の利用を考える市民の会」が府中市とその検討協議会に要望書と意見書を提出しました。私も複数の市議の方と要望書提出に同席しましたので、以下紹介します。

 わたしたち府中基地跡地留保地の近隣に住む住民は1月20日、生涯学習センターで「基地跡地を考える集い」をひらき、現在、検討が進んでいる基地跡地留保地利用計画検討協議会の記録などをもとに話し合いました。その結果、今の段階で最低限、共通して要望したいこととして、

①素案の確定段階で「利用計画の策定に先だって国や都と協議して解決する」とパブリックコメントに回答していた小金井街道の拡幅問題の進捗を急ぎ、住民に知らせること
都道として車道・歩道一体拡幅案なのか、基地跡地近接地を市保有の歩道として拡幅するのか、問題解決できる案を東京都側に提示しているのであれば、開示して欲しいこと。

②基地跡地留保地の北側・東側の住宅密集地の近接地への高層建築物の建設は反対であること

③慈恵院への道やいなげやから南下する一方通行など近隣住民は現状の生活道路網で取り立てて不便さは感じていないので、あらたな基地跡地留保地内外の道路造成が必要な場合は交通混雑や地元への迷惑がないようにすること。 浅間町2丁目は留保地によって分断されているので北側住宅地の東西に生活専用路が整備されれば近隣住民としては受け入れられる範疇であること

④みどりを守る取組みでは市が独自の生態系調査を行い守るべき貴重な生態系があれば保存すること

⑤市は地元に出向いて近隣の各自治会で住民説明会を開き、住民の意見を直接聴いてほしいこと。

を確認しました。以上の要望は23名の参加による議論と約20名のアンケートから確認したものです。担当課及び基地跡地留保地利用計画検討協議会でよろしくご検討下さるようにお願い致します。

基地跡地留保地利用計画検討協議会に対する意見

この1年間、検討協議会を傍聴してきた者として、このままでは検討協議会としても具体的答申はかなり難しいのではないかと危惧しております。その理由としていくつか意見を持っておりますので参考にしていただき、最終答申に活かされるよう期待いたします。

●大まかで良いので市側が目算している全体予算像が見えてこない。答申から利用計画を策定しても予算上できなければ答申の意味がなくなる。市として負担できる費用がある程度示せれば自ずと用途は見えてくると思われる。

●計画完成時期が早くても5~10年後と説明があったが、その時のこの地域に関する予測資料が出されていない。人口動態予測や公共施設需要予測、府中住民消費動向予測など、業者へのヒアリングとコンサルタント会社に行わせれば、この1年間で示せたはずである。

●現状の基礎資料が検討協議会に示されていない。過去行った地形地歴・土壌汚染状況・生態系の各調査は本議論の土台となるはずであるが、はっきりと資料として提示されていない。
結城亮(結城りょう)

24 1月

府中市民の誇り 馬場大門のケヤキ並木の景観を守れ

15日付の読売新聞多摩版に府中市のシンボルともいえる、ケヤキ並木を守ろうと、府中市内の11の中学校の生徒らがそれぞれ、啓発看板を作成したことが記事になっています。記事では「ごみのポイ捨てをしないよう求めるなど、並木周辺の美化を促進しています」。これは市の依頼に応じて制作され、府中駅に近い「けやき並木通り」に11枚設置されたとのことです。
構成する樹木は約120本分にあたり、国の天然記念物に指定されています。記事では「看板の絵柄は、各校の生徒が発案したとのこと。
私もけやき並木通りを歩いていて、絵柄の看板に気がつきましたが、こうした中学生のアイデアを街の景観に役立たせる取り組みも、ユニークだと思います。
ちなみにけやき並木通り沿いの商業施設「フォーリス」2階では、1月22日まで看板の原画11枚が展示されています。ぜひご鑑賞ください。
結城亮(結城りょう)