18 8月

府中市 公園での手持ち花火 解禁求める声、都内では19区が解禁へ・・東京新聞 (府中市議会議員 国民民主党 ゆうきりょう)

府中市議会議員(国民民主党所属)の ゆうきりょう です。

★公園での手持ち花火を年間通じて解禁、夏休みや場所など限定して解禁する区は合計19区に

先日の東京新聞の朝刊に都内23区では、公園での手持ち花火の使用を解禁する動きが広がっていることを伝えています。記事によると都内の港区がなど7区が夏休みに場所や時間を限定して解禁したのをはじめ、年間を通じて原則認める区も12区あるとしています。

記事では大田区について「同区ではこれまで、花火は近隣への迷惑となるとして、区立公園での花火を禁止してきたが、『花火で思い出をつくりたい』との声をうけて、今年は8月1日~17日の午後6時~8時半まで、区内52公園で利用を認めた」「区公園課によると、ゴミの持ち帰りなどのルールを周知し、大きな問題は起きていない」としています。こうした夏休みに場所や時間を限定して容認しているのは、港区、千代田区、杉並区、荒川区、台東区、大田区、品川区です。また一部で場所や時間帯を制限している自治体もありますが、年間を通じて手持ち花火を認めているのが、足立区、中央区、文京区、墨田区、江東区、世田谷区、渋谷区、中野区、豊島区、北区、葛飾区、江戸川区。また全面禁止の区は4区で、新宿区、目黒区、練馬区、板橋区です。

同記事では「日本煙花火協会によると、手持ち花火の流通量は平成に入って以降、右肩下がりの傾向だった。少子化に加え、花火ができる場所が限られていたことも一因とみられる」「一方で、コロナ禍以降は『家族で花火を楽しみたい』との声が目立ちはじめている」とあります。

(参考、東京新聞8月18日付朝刊)

~こうした動きは多摩地域の自治体にも広がりつつあり、府中市においても市民のみなさんからの提案を募集し、公園における花火の使用の検討を前向きに進める方向でいます。一方で公園を自主的に掃除や管理されている自治会、町会の関係者のなかには、火を使用されることで火事の発生などの心配も生じてくることから、忌避感を持つ方もいるだけに、花火を使用する市民の方のもモラルが試されるとも思います。~(府中市議 国民民主党 ゆうきりょう)

★府中市でも「公園での花火の使用について、ルールづくりやイベントなどの提案を募集しています【協働・共創の窓口テーマNo.29】」(市のHPから抜粋)

府中市の課題・・現在、公園では安全面等から花火の使用を禁止していますが、市民から公園で花火をしたいとの要望も寄せられています。市では、公園の魅力を高める取組の一環として、花火の使用について検討を進めていきたいと考えています。

現状・・公園での花火の使用を禁止しています。

期待する効果・・公園での花火の使用について、公園や近隣住民等の安心・安全等を確保しつつ、検討を進めるため、協働の視点で提案を募集します。
①ルールづくりの進め方、②ルールの内容、③実証実験としての手持ち花火を活用したイベントの企画、④花火に着目した公園の新たな魅力を引き出す利活用アイデア など

※市の担当者から一言・・・いただいた提案を基に、ルールづくりの課題、また、実証実験としての小規模なイベントの開催を通じて、安全面や運用に係る課題等の確認をしたいと考えています。
市民や民間団体の皆さまの知恵やアイデアを積極的に取り入れることで、府中市の公園の可能性を広げ、子どもたちがのびのびと楽しめる公園を目指しています!魅力的なご提案をお待ちしています。

★市民のみなさんからの提案については、詳細は市のHPへ ⇒ 公園での花火の使用について、ルールづくりやイベントなどの提案を募集します。【協働・共創の窓口テーマNo.29】 東京都府中市ホームページ

※府中市の令和8年度予算案への要望を募集・・・市民のみなさんから要望を受け付けております。9月20日ぐらいまでにメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。 ★要望内容の例・・街のライフライン(鉄道駅、バス停車場、道路、信号、カーブミラー設置、公共施設など多数)、市の福祉制度に関すること、小中学校に通うお子さんに関すること、幼稚園、保育所、学童保育、介護、障害者福祉、公共行政のサービスに関することなど、なんでも結構です。※ただし要望内容によっては、私のほうで整理修正、あるいは取捨選択する場合もありますが、どうかご了承ください。 メールアドレス yuki4551@ozzio.jp まで

16 8月

府中市 町内会、自治会・・加入者が減り続ける町内会をどうするのか(府中市議会議員 国民民主党 ゆうきりょう)

府中市議会議員(国民民主党所属)の ゆうきりょう です。

★従来の町内会を解散、防災活動だけに特化した住民組織に改組したケースも

先日の読売新聞(8月15日付)で町内会、自治会に関する特集記事が掲載されています。全国的に加入率が下がる傾向で、2010年は78%の加入率でしたが、20年度は71.7%に下がっています。今後の高齢社会、災害時における助け合い、日常のコミュニティーの維持は、共助の役割を高め、持続可能な社会を創造するためにも、重要課題と言えます。

そうしなたなか、同記事のなかで山梨県の甲府市内にある「桜盛会」(約30世帯)という町内会では、「高齢化などを理由に従来の町内会を解散し、新たに防災活動にだけ特化させて再出発した」という住民組織があると伝えています。同会は「防災マニュアルを作成し、高齢者が行きやすい場所に避難所を独自に確保する一方で、これまで集めていた会費を廃止し、有志の役員のみで運営するなど住民の負担を大幅に減らした」そうで、「桜盛会」のようなケースは今後、全国的に増えると思われます。

★武蔵野市では一部を除き、町内会が存在せず、地域にあるコミュニティーセンターでの活動を、行政が奨励

また東京では武蔵野市では、「一部を除き市内にある町内会は存在しない」とし、「各地に『コミュニティーセンター』があり、住民有志で自発的に運営。お祭りなど様々なイベントを実施している」とし、「市は財政支援はしますが、運営に口出しをない」そうです。この記事のなかで山梨総合研究所の渡辺研究員は「SNSの普及であえて近所の人と付き合わなくても、気軽に人とつながれる時代だ。負担の大きい町内会での活動に意義を見出せない人は増えており、運営が行き詰まる事例が増えてくる」と分析。住民同士が助け合える地域にするために「NPOやボランティア団体との連携など、様々な可能性を模索することが必要」と話されています。(参考、読売新聞8月15日付)

★子育て世帯への加入促進には、特別の支援策を要望

私も以前、府中市議会一般質問でこの問題について取り上げたことがあり、地域社会の連帯と、地域住民どうしにおける、支えあいの自治組織としての、自治会、町会への加入率の向上を質疑要望しました。府中市の自治会、町会への加入率については、令和3年4月の54.8%から、直近調査では50.8%へ下がっています。こうした状況を放置するなら、加入率はさらに低下することが予想されます。

★ゆうきりょう質問⇒ 新興住宅に住む、子育て世帯への加入促進策について、自治会、町会が主催する子育て世帯向けの企画に対する、新たな補助制度の創設、また保育所やPTA連合会などとも連携して、自治会、町会に加入していない子育て世帯に対して、その加入を呼びかける取り組みなど、検討できないか伺います。

●市の答弁⇒ 子育て世帯向け企画に限らず、自治会などが実施する、地域の課題を解決するための取り組みに対しては、東京都の助成制度を活用することができることから、毎年、市から自治会に対し、情報提供を行っているところです。また子育て世帯の自治会加入については、府中市および自治会連合会としても課題ととらえていることから、毎年、地域の祭りや子ども向けのイベントなど各種事業を実施する際に、適時、自治会加入の呼びかけなどを実施していると伺っています。

~自治会への加入促進のために、行政、自治会連合会、不動産業界などが官民協働して取り組むべき~

●ゆうきりょうの主張要望⇒ 自治会、町内また子育て世帯については、最近では、親御さんから自宅を相続された2代目の現役世帯の家が、案外、自治会に加入してくれないという声も聞きます。一方で、こうした世帯も自治会主体の夏祭りなどには、多くが参加されるそうで、自治会との接点はあるわけです。ちなみ若松町2丁目の関野原自治会では、増えている新興住宅に住む世帯への、町会加入を促進するため、町会役員を中心にプロジェクト班をつくり、加入促進に取り組むと伺っています。

多摩地域では町田市が、市と自治会連合会と、宅地建物取引協会町田支部、全日本不動産協会町田支部と4者の間で、自治会・町内会への加入促進に関する協定を結んでいます。新聞報道によると「両支部の会員業者が市内で住宅販売や賃貸住宅の仲介などをする際、町会への入会をすすめる」とあり、宅建業界町田支部の支部長のコメントとして「一人暮らしの高齢者も増え、我々にも危機意識がある。地域のために協力したい」と述べています。 今後、府中市が官民協働による取り組みを強めながら、前向きに検討されることを期待します。(ゆうきりょう 府中市議会一般質問野質疑より)

※府中市の令和8年度予算案への要望を募集・・・市民のみなさんから要望を受け付けております。9月20日ぐらいまでにメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。 ★要望内容の例・・街のライフライン(鉄道駅、バス停車場、道路、信号、カーブミラー設置、公共施設など多数)、市の福祉制度に関すること、小中学校に通うお子さんに関すること、幼稚園、保育所、学童保育、介護、障害者福祉、公共行政のサービスに関することなど、なんでも結構です。※ただし要望内容によっては、私のほうで整理修正、あるいは取捨選択する場合もありますが、どうかご了承ください。 メールアドレス yuki4551@ozzio.jp まで

15 8月

府中市 市役所の管理職手当増額、職員給与体系の見直しでモチベーションをあげる公務員職場を(府中市議会議員 国民民主党 ゆうきりょう)

府中市議会議員(国民民主党所属)の ゆうきりょう です。7月1日付のテレビ朝日の「グッド・モーニング」のインターネット配信ニュースで、地方公務員の採用事情などについて報じています。

★日野市役所の職員採用者のうち、62%が内定辞退・・ 「23区とか政令都市とか、そういう所に行きますという辞退者は多い」

同ニュースでは、「採用試験に合格した人の半数以上が内定を辞退する自治体が相次いでいる」として、「人口が多い東京にありながら6割を超える内定辞退も起き、職員不足に苦しむ市役所の現場」として、日野市役所を取り上げています。

同ニュースのなかで日野市役所の職員課長の方は  「最終合格を24人出したんですが、辞退が15人おりまして、最終的に入庁していただいた方が9人となっております」 として、 東京都の日野市役所では、2024年度の新卒事務職の内定辞退率が半数を超える62.5%に上りました。 沢井課長 「職員間の負担は増えていると思います。50くらいの課(部署)があるんですけど、課に1人くらいは欠員が出ている」そうです。内定辞退者がでる背景に、都心に住む新卒者からも応募がある一方で、都心で就職先が決まると、そちらに流れてしまうといいます。

★民間との給与格差で公務員は不人気?

また同ニュースでは、公務員が不人気の理由に考えられるのが「民間との給与差」と分析。「近年、初任給アップに本腰を入れる民間企業が増えた結果、官民の待遇差が広がり、採用で競り負けるケースが増えています」として、 就活生の方は 「今インフレだったりするので、そういうところからも給料面では、ちょっと難しいところがあるかなという印象」 夫が公務員の人 は「旦那が公務員ですけど、やっぱりボーナスとかもうちょっとあったらいいなっていう声は聞いています」という声を紹介しています。

 ★管理職手当増額でモチベーションもアップ・・50倍の倍率で職員採用試験に応募(大阪、和泉市役所)

同ニュースでは一方で、給与制度を見直し応募が殺到している役所として、大阪府の和泉市役所を紹介しています。 和泉市役所の担当課長の方は 「もともと大学卒の初任給でいくと、19万1700円から22万2300円、3万600円ほど上がっています。おかげ様で事務職に関して、今回50倍の倍率で応募されております」 。また初任給の引き上げに加え「年功序列」だった給与体系をやめて、管理職手当を増額するなど「役職に応じた支給」へと改定をしたとのこと。

その結果、職員全体のモチベーションが上がったそうで、担当課長の方は 「単純に初任給を引き上げるだけでいくと給与費という、その給料のところが全体的に大幅に増加しますので、財政状況の影響というのは非常に大きい。ただ給与制度のこの構造自体を全面的に見直す決断ができるのであれば、他の自治体さんでも実施できるかなというふうには考えています」 (参考、テレビ朝日「グッド・モーニング」2025年7月1日放送分より)

★府中市役所も管理職のモチベーションをあげるために、管理職手当の増額をしてもいいのではないか

~職員のモチベーションをあげる方法の1つに、どうしても給与体系を見直すということがあると思います。和泉市役所の試みは大いに参考になるのではないでしょうか。また近年は市役所でも中途採用の職員の方も多数いるので、社会人経験をもつ中途採用の方への給与の引き上げなども考慮してもいいと、私は思います。

府中市役所は類似団体と比較して人件費が低いこともあり、とくに管理職への負担も大きいのではないかと推察できます。その意味で、管理職のモチベーションをあげる賃金体系についても、今後考えるべきではないかと思います。この点についてもぜひ議会で取り上げたいと考えています。(府中市議会議員 国民民主党 ゆうきりょう)

※府中市の令和8年度予算案への要望を募集・・・市民のみなさんから要望を受け付けております。9月20日ぐらいまでにメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。 ★要望内容の例・・街のライフライン(鉄道駅、バス停車場、道路、信号、カーブミラー設置、公共施設など多数)、市の福祉制度に関すること、小中学校に通うお子さんに関すること、幼稚園、保育所、学童保育、介護、障害者福祉、公共行政のサービスに関することなど、なんでも結構です。※ただし要望内容によっては、私のほうで整理修正、あるいは取捨選択する場合もありますが、どうかご了承ください。 メールアドレス yuki4551@ozzio.jp まで

10 8月

府中市 第62回府中市商工まつりの成功を・・都市間競争を勝ち抜くためにも、府中市に商工業の施策拡充を求めたい(府中市議会議員 国民民主党 ゆうきりょう)

府中市議会議員(国民民主党所属)の ゆうきりょう です。

★盛大な商工まつりの成功の一方で、府中市の地域経済、都市間競争に危機感

昨日と今日にわたり府中市の大国魂神社境内では、むさし府中商工会が主催の第62回府中市商工まつりを開催、私も昨日、会場に足を運びました。会場には多くの出店が並び、むさし府中商工会に加入する多数の企業、業者がテントを張り出店をしています。また会場内には特設舞台も設置され、様々なアトラクション企画が開催され、多くの家族連れ、お子さんたちも見に来ていました。

そうしたなか、府中市内の商工業の競争力を落ちていることを、むさし府中商工会議所の田中会頭(柏屋)は危機感をもっています。多摩地域では人口の多い、八王子、町田市、また商業都市である立川市に次いで府中市は業者数、販売指数を誇っていますが、近年はこれに調布市がほぼ府中市を追い越す勢いとのことです。なかでも府中駅を中心とする市街地活性化の現状、府中市経済の状況について、さらなる施策が必要で、調布市に追い抜かれることで都市間競争に立ち遅れてしまうことへの危機感をにじませておられます。

★府中市に中小企業振興条例の制定で、市内業者の活性化策を

府中市では令和7年度の予算案のなかに、①市内産業の現状把握および、事業所数などの推移に関する要因の分析を行うとしています。

私は以前ですが、2019年2月議会の一般質問において、東京都が「中小・小規模企業振興条例」を制定したのを機に、府中市も中小企業対策に本腰をいれて取り組むべきと質疑をしました。

中小企業に対する府中市の認識は、市内には大手企業が存在し、それを支える中小企業の存在の有用性を主張しています。私はそれを肯定しつつ、現実に元請大手企業と下請け中小企業との間の取引関係の改善、市民世論調査でも示されている、中小企業で働く勤労者に対する福利厚生の支援策としての健康管理、健康増進対策、小売業、個人商店に対するリニューアル助成制度の創設、官界、産業、大学などとの連携、全事業所の悉皆調査、中小企業振興対策審議会の設置、基本条例の制定などを求めました。

★大企業中心の地域経済は、企業が撤退、縮小したら危険な事態に

また府中市の「創生ビジョン」(当時)において、府中の商工業の問題についてふれ、これまでの大企業中心の地域経済は、ひとたび企業危機や撤退などの事態に見舞われると、地域経済にとっても大きなリスクとなることを分析していることも紹介し、人口減と大幅な経済成長が見込めない今日、街の中小企業を本格的に育成するための方針と施策の発展、内発型の地域循環型経済への転換など、行政として戦略方針を確立するべきと訴えました。

★中小零細企業の活力を引き出してこそ、地域経済が発展する

また私も府中市の令和4年度予算要望では、商工業分野での予算要望をしたなかから、複数の項目について以下、掲載します。コロナ禍で市内事業所の運営が厳しくなる今日、市が主体的に活性化策を行うことが極めて重要になっています。

(1)府中駅東口の活性化策の具体化を

府中駅周辺の「にぎわい創出」について、駅東側商店街の活性化に重点施策をおくことを検討してください。東側の店舗衰退が進んでいることから市として商店街、まちづくり府中とも協力して活性化策を講じることを検討してください。

(2)市内の中小零細下請け事業所の保護策を

市として商工会とも連携して、市内商工業者を対象にした取引告発ホットラインとか、電話一斉相談の開催を検討してください。行政として業者間の不公正取引を許さないという強い姿勢を示す必要があると思います。

(3)市に中小企業振興条例の制定を

東京都が中小企業振興条例を制定しましたが、市としても中小企業振興の審議会の設置であるとか、あるいは条例の制定する必要があるのではないかと思いますが、検討してください。

(4)以前に市が実施した、住宅リフォーム助成振興策を

以前、市が実施した住宅リフォームなどに使える商品券「スマイル建設券(仮称)」を市内の地域経済活性化策として、その実施を再度検討してください。また一般個別住宅のリフォーム工事助成および、商店街リフォーム工事助成制度(高崎市の例)を実施してください。(府中市議会議員 国民民主党 ゆうきりょう)

※府中市の令和8年度予算案への要望を募集・・・市民のみなさんから要望を受け付けております。9月20日ぐらいまでにメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。 ★要望内容の例・・街のライフライン(鉄道駅、バス停車場、道路、信号、カーブミラー設置、公共施設など多数)、市の福祉制度に関すること、小中学校に通うお子さんに関すること、幼稚園、保育所、学童保育、介護、障害者福祉、公共行政のサービスに関することなど、なんでも結構です。※ただし要望内容によっては、私のほうで整理修正、あるいは取捨選択する場合もありますが、どうかご了承ください。 メールアドレス yuki4551@ozzio.jp まで

04 8月

府中市 府中市役所職員の不祥事が相次いで発生・・この土壌に何があるのか(府中市議会議員 国民民主党 ゆうきりょう)

府中市議会議員(国民民主党所属)の ゆうきりょう です。

府中市役所職員の不祥事がこの数年間、複数件発生し、市民のみなさんからも御叱りの声を伺います。インターネットで府中市役所職員の不祥事について検索したところ、下記のように記述されています。(以下、インターネットのAI による概要)

★府中市都市整備部職員による不祥事としては、官製談合、文書偽造、窃盗、速度超過など複数の事案が報告されています。

1,官製談合事件

①2020年6月、都市整備部長が官製談合防止法違反容疑で逮捕されました。府中市議2名に最低制限価格を漏洩した疑いです。この事件を受け、再発防止対策検討委員会が設置されました。

2,文書偽造事件

①都市整備部の担当職員が、中高層建築物の建築に係る手続きで、書類を偽造した上で事務処理を進め、原本を破棄したとされています。これは、業務理解不足や遅れを取り繕うための行為とみられています。

②府中市都市整備部の30代の男性職員が、確認審査などが完了していない建築物について、嘘偽の確認済み証を作成していた事件がありました。当時の東京新聞の記事によると「市が2021年度に建築確認済み証を交付した建築物について、事業者からの計画変更申請書を今年2月に受付け、男性職員が担当。嘘偽の確認済み証を事業者へ交付していた」とのことです。ちなみにこの建築物の工事はまだ始まっていないとのことです。記事によると、市と事業者の間でやりとりが見られないことから、市が調べて発覚したとのことで、府中署に相談、厳正に対処するとのことです。

3,窃盗事件

①福祉保健部の男性係長が、女性の下着を盗んだとして窃盗容疑で逮捕、懲戒免職処分となりました。過去にも同様の行為があったとされています。

4,速度超過事件

①50代の男性職員が、東北道を時速192キロで走行し、速度超過で摘発されました。同職員は懲役4カ月執行猶予3年の判決が確定し、地方公務員法により失職しました。

5,その他

①2024年度以降、市職員8人が停職、5人が減給、9人が戒告の懲戒処分を受けていたことが判明しました。通勤手当の不適正受給、駐車場の不正利用などの事案も報告されています。この件を機に、府中市は、懲戒処分の公表基準の見直しに着手し、原則としてすべて公表する方針です。(以上、インターネットAIの検索から抜粋)

★なぜこうした不祥事が発生し、内部告発があるのか

問題は職員がこうした不祥事を起こす、その土壌に何があるのかということです。人間ですから業務上の間違いは確かに起こることで、私もいちいち重箱の隅を突っつくような指摘をして、揚げ足をとるつもりなどありません。しかしながら、この間の不祥事の中身を見ると、明らかに職場の規律が緩んでいるから起こるのではないか、と推察されます。

★若手職員の離職者が多く、管理職の成り手がない

以前から府中市役所の職員のなかで、若い職員の離職者数が多いというのを聞いたことがあります。また管理職の成り手が少ないというのも聞いたことがあります。一言にすると「面白くない職場」「沈滞した雰囲気の職場」であり、公務員で待遇は安定しているにもかかわらず、辞めていく若手職員の方々は「この職場にいても展望がない」と思って離職していくのではないでしょうか。こうした土壌と不祥事の多さも、決して無縁ではないと私は考えています。

やる気があっても、それが尊重される職場でなければ、何もしない方が良く、何かチャレンジし失敗して減点になるのなら、何もしないで減点されない方が効率が良いでわけです。しかしそうした職場こそ、上意下達、官僚主義が蔓延して組織の活力がない職場となります。それは府中市役所の職員全体の士気が下がり、スキルも枯渇していき、結局は市民サービスの低下へとつながっていくはずです。

市民のみなさん、また府中市職員の方のなかからも、匿名希望で結構ですので、市役所内部の問題についてご意見など寄せていただければ、ありがたく思っております。連絡先 アドレス yuki4551@ozzio.jp

※府中市の令和8年度予算案への要望を募集・・・市民のみなさんから要望を受け付けております。9月20日ぐらいまでにメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。 ★要望内容の例・・街のライフライン(鉄道駅、バス停車場、道路、信号、カーブミラー設置、公共施設など多数)、市の福祉制度に関すること、小中学校に通うお子さんに関すること、幼稚園、保育所、学童保育、介護、障害者福祉、公共行政のサービスに関することなど、なんでも結構です。※ただし要望内容によっては、私のほうで整理修正、あるいは取捨選択する場合もありますが、どうかご了承ください。 メールアドレス yuki4551@ozzio.jp まで