13 9月

(府中市 生活道路)市内の生活道路が9月から30キロ速度制限になりました・・通学路はとくに周知徹底を(府中市議会議員 ゆうきりょう)

府中市議会議員(国民民主党所属)の ゆうきりょう です。

★全国の生活道路で過去5年間に3万4千人あまりが死傷者数が

この令和8年9月から全国の生活道路について、道路交通法改正により、高齢者が行きかい、小学生が通学路などで利用する生活道路の法定速度が、30キロ速度制限となりました。先日の読売新聞報道によると、住宅街などにある道幅の狭い「生活道路」での交通事故にあった全国の死者、重傷者は昨年までの過去5年間に3万4262人にのぼったとのことです(警察庁発表)。そのうち「高齢者と小学生が4割超を占めた」そうです。記事では「生活道路は、主に幅員5・5メートル未満で中央千や分離帯などがない一般道を指す」「警察庁によると、2021年から25年の交通事故による死者、重傷者の約2割は、生活道路で事故にあっていた」として、「内訳は死者が2149人で、重傷者が3万2113人だった」としています。記事によると「事故の状況別の割合では、自転車の乗用中あ33.3%と最多で、バイク乗車中が25.2%、歩行中が22.8%」として、「「はねた車の速度が時速30キロを超えると、歩行者らが致命傷を負う確率が急激に高まるとされる」そうです。(参考、読売新聞9月9日付)

★府中市の生活道路に関する主な特徴

府中市の生活道路については、近年、安全対策が強化されており、26年9月1日の道路交通法改正による「法定速度30キロへの引き下げ」対象エリアが市内に多く存在しています。また市では狭あい道路の拡幅整備も進めています。

(1)法定速度の変更(2026年9月からの新ルール)

最高速度が時速30kmに: 2026年9月1日より改正道路交通法が施行され、中央線(センターライン)や中央分離帯がない、原則として幅員5.5メートル未満の生活道路の法定速度が時速60kmから30kmへと引き下げられました。

①府中市内の対象: 分倍河原・中河原・是政方面の住宅街、多磨駅周辺、人見街道 など、これまで特に速度標識がなかった市内の狭い生活道路の多くが自動的に「30km/h規制」の対象となっています。

(2)「ゾーン30」の整備

①警視庁や府中市は、地域一帯の生活道路の最高速度を30km/hに制限する「ゾーーン30」への区域の設置を進めています。抜け道として侵入してくるスピード超過の車を減らし、通学路や歩行者の安全を守る対策が強化されています。

(3)狭あい道路(幅4m未満)の拡幅整備事業 ⇒ 狭あい道路拡幅整備事業(令和8年4月1日から狭あい道路の整備に関する業務の申請先が道路課になりました) 東京都府中市ホームページ

①課題について・・ 府中市内には、いまだに幅員が4メートル未満の狭い生活道路が多く残されています。これらは日々の通行だけでなく、災害時の避難や救急車両の通行の妨げになるため、市が重点的に改善を進めています。

②府中市の取り組み(寄附と助成金)・・ 敷地を建て替える際などに、道路の中心線から2メートル後退(セットバック)して用地を市に寄附すると、測量や登記費用を市が負担するほか、奨励金や塀の除却・移設費用の助成金が交付されます。

③窓口の変更・・2026年4月1日より、この「狭あい道路」に関する事前協議や申請の窓口が「道路課」へと一元化され、より手続きがスムーズになりました。

府中市内の生活道路は歩行者や自転車、通学途中の子供たちが多く行き交うこともあり、車で通行される際は、改正された新ルール(30km/h)を意識し、十分な減速と安全運転が求められています。すでに市民の方から、小学校付近の生活道路の安全対策についても要望が寄せられており、市の担当課、府中警察にも要請をしています。この問題でのご意見、ご要望などお待ちしています。

※府中市議  ゆうきりょう のブログをご覧になった方で、府中市への要望などお寄せください。福祉、街のインフラ、防災、産業、環境衛生、学校教育など、なんでも結構です。 アドレス yuki4551@ozzio.jp  電話090-4136-7642(電話にでない際は、留守電にお名前をお願いします) 住所・・府中市紅葉丘2-6-3、メイプルタウン吉野D202

※ 府中市議会議員  ゆうきりょう の朝の駅頭市政報告は、原則、毎朝下記の予定で行っています。駅頭では「市政通信」を配布しています。市政相談、生活相談なども受け付けています。なお雨天時や、自身の都合により中止の場合がありますが、お気軽にお声をおかけください。駅頭には朝8時までいます。

月曜日・・西武線多磨駅東口

火曜日・・京王線多磨霊園駅南口

水曜日・・京王線東府中駅北口

木曜日・・西武線多磨駅西口

金曜日・・京王線多磨霊園駅北口

01 9月

(府中市 コミュニティバス ちゅうバス)地域の交通空白地帯をどう埋めるか(府中市議会議員 ゆうきりょう)

府中市議会議員(国民民主党所属)の ゆうきりょう です。

運転手不足が原因で各地のバス、コミュニティバスの廃止、減便が問題となっています。府中市においても、コミュニティバス「ちゅうバス」(年間約216万人、令和6年度実績)については、運行開始から20年以上が経過し、いくつかの重要な課題に直面しています。主な課題は以下の4つの課題があります。

1,運行経費の増大と財政負担

路線の拡充にともない、運行経費が増大していることが大きな課題です。ちゅうバスは1乗車100円という低廉な一律運賃を維持していますが、実質賃金の低下などによる市民からの「運賃値上げは避けてほしい」という強い要望 と、運営コストの上昇(燃料費や維持費)との間でバランスを取るのが難しくなっています。

2,路線拡大にともなう「乗車時間の増加」と「重複」

路線の利便性を高めるためにルートを少しずつ延ばしてきた結果、逆に1週あたりの乗車時間(所用時間)が長くなるという問題が発生しています。また、既存の一般路線バスの経路と「ちゅうバス」のルートが重複している区間もあり、これらを整理して効率的な運行ルートに再編することが求められています。

3,公共交通の空白地帯・不便地域の解消

大型バスや通常のコミュニティバス(小型バス)でも進入できなような狭い道路が多い住宅街など、依然として「交通不便地域」が残されています。

①対策の動き: 府中市ではこれに対し、さらに小回りの利く「ワゴン車による実証運行」 や、狭い道にも対応できる「小型EVバス」の導入検討 などを進めています。

4,深刻な運転手不足への対応

全国的な問題でもありますが、運輸業界の深刻な運転手不足の影響を強く受けています。実際に民間路線バスの減便が相次ぐ中、「ちゅうバス」がその不便さをカバーする役割を期待される一方で、運行を維持・拡大するための乗務員確保そのものが大きな壁となっています。このため、将来的には「自動運転バス」や「AIデマンド交通」といった新技術の導入による解決も議論されています。

これらの課題解決に向けて、府中市では「府中市地域公共交通計画」などを策定し、ルートの見直しやデジタル技術(デジタル乗車券やAI)の活用、新車両の検討を進めています。

※AIデマンド交通とは・・・交通利用者の予約(オンデマンド)に応じて、AIがリアルタイムに最適な運行ルートや配車を計算、決定する乗り合い型の公共交通サービスのこと。従来の路線バスのように「決まった時刻表やルート」を持たず、タクシーのように「1人で貸し切る」ものでもないため、「バスとタクシーの中間に位置する新しい移動手段」として、全国の自治体で導入や実証実験が急速に進んでいます。

5,デマンド交通を導入する自治体、社会的な背景そのねらい

多くの地域で、AIデマンド交通、自動運転バス、地域住民が主体となる交通手段が、以下の課題を解決する切り札として期待されています。

①交通空白地帯の解消と高齢者支援
採算悪化で路線バスが廃止・減便された地域において、マイカーを運転できない高齢者や交通弱者の「通院」「買い物」の足を確保します。

②効率化によるコスト削減
乗客が誰も乗っていないバスが定時運行するような「無駄」をなくし、必要なときだけ走らせることで自治体の財政負担や運営コストを抑えます。

③深刻な運転手不足への対応
大型バスを走らせるための「大型二種免許」を持つ人材が不足する中、普通二種免許でも運転できるワゴン車などを活用した運行を可能にします。

★荒川区、葛飾区で地域住民の足を住民が担う・・住民が自ら運転、高齢者らの送迎を行う

先日の読売新聞多摩版に都内の荒川区がこの6月から、雨天時に駅まで地域住民が自家用車などを使用して、高齢者らの送迎を担う動きについて報じています。同記事では、「6月から、平日の雨天の朝に南千住地区で試験的に始めた送迎サービスで、運転を担うのは、町会長やタクシー運転手など40歳~70歳の住民4人。学生や高齢者らが無料で利用できる」と伝えています。

この荒川区でコミュニティバスが運転手不足で廃止された地域について「(コミュニティバス廃止の影響で)周辺を走る都バスの利用客が増加し、特に雨の日は混雑が激化した。区はこうした状況を解消しようと、地元の自治会などと調整を進め、実証実験にこぎつけた」とのことです。記事によると、車の燃料費などが区が全額負担、運転手には1日2500円を支給し、「リピーターもいて、需要は高い。地域コミュニティーの形成にも役立っている」(担当課長)と話、荒川区では来年5月末まで実証実験を続け、効果を検証する方針としています。

他の区では葛飾区でも京成立石駅、四ツ木駅周辺の地区で、住民による小型電動者「グリーンスローモビリティ」の本格運行がスタートし、地域の8つの町会で作る運営協議会が運行を担い、料金は無料とのことです。記事では「利用者は月に約300人、運転手の登録も50人を超え、地域の足として定着しつつある」とのことです。(参考、読売新聞多摩版8月20日付記事)

~運転手不足などを大きな理由としたコミュニティバスの一部路線廃止の動きは、今後、府中市内においても起こりうる課題だと思います。一方で新たに生まれる交通空白地域の解消を、地域住民が支えあう形で補い、行政が財政面などでバックアップするサービスは、今後広がると思われます。ぜひ府中市においても、こうした動きについて、研究し、将来の実施を期待したいと思います。(ゆうきりょう)

※「府中市の来年度(令和9年度)予算案について、市民のみなさんから要望を受け付けております。9月20日ぐらいまでにメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。

★要望内容の例・・街のライフライン(鉄道駅、バス停車場、道路、信号、カーブミラー設置、公共施設など多数)、市の福祉制度に関すること、小中学校に通うお子さんに関すること、幼稚園、保育所、学童保育、介護、障害者福祉、公共行政のサービスに関することなど、なんでも結構です。※ただし要望内容によっては、私のほうで整理修正、あるいは取捨選択する場合もありますが、どうかご了承ください。 メールアドレス   yuki4551@ozzio.jp  まで

※府中市議会議員 ゆうきりょう の朝の駅頭市政報告は、原則、毎朝下記の予定で行っています。駅頭では「市政通信」を配布しています。お気軽にお声をおかけください。ただ雨天時や、自身の都合により中止の場合もあります。

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24 8月

(府中市)小中学校トイレの男女格差「女子トイレは学校でも少ない」・・全国主要72市区で調査、男子用便器数は女子用の1.4倍(府中市議会議員 ゆうきりょう)

府中市議会議員(国民民主党所属)の ゆうきりょう です。

★現行のトイレ設置基準では、男子用便器が多くなる仕組み

先日の朝日新聞に「女子トイレ 学校でも少ない」「公立小中62万基 男子の方が1.4倍」との見出しで記事が掲載されています。朝日新聞では主要72市区の公立小中学校の便器計約62万基を調査したところ、男子用便器数(小便器を含む)は、女子用の1.4倍にのぼったとのことです。

この記事では「なぜ女子トイレの便器数が少なくなるのか」について、「文科省の小中学校の施設整備方針には『男女別に児童(生徒)数、利用率などに応じた適切な数の衛生器具を設置』とあるのみ。多くの自治体が『適切な数』をだす参考にするのが、衛生設備などの研究者や技術者らでつくる『空気調和、衛生工学会』の基準だ」として「基準を参考にすると、男子用が多くなる」としています。

★(男女同数の便器数であっても)、形式的に平等でも実質的には不平等

また記事では「(男女同数の便器数であっても)、形式的に平等でも実質的には不平等。社会的な障壁を取り除く努力が求められる」「(トイレの行列は)休み時間や授業時間にも影響する。『学習権を侵害しないための配慮が学校側に求められる』」との有識者の声を紹介しています。国交省では、女性トイレの行列解消にむけて、この6月に『トイレの待ち時間の解消』を掲げたガイドラインを公表し、新たな便器数の算出基準を見直しするとのことです。朝日の記事では「児童生徒が200人いいる場合、現基準で各便器の最大待ち時間を30秒とすると、小便器を含む男子用と女子用の便器比は「9:8」だが、見直し後の男女比は検討次第だが、「11:12」程度になる見通し」とのことです。

★地方議会でも男女トイレ格差の問題が取り上げられる

朝日の記事では、この女子用トイレの問題が地方議会でも取り上げられていることを伝えており、仙台市議会では教育長が「(女子トイレの整備について)適切に整備を進めてまいります」と答弁。また都内では目黒区議会の質疑の様子について「ある区立中学では女子約150人いるフロアに女子の洋式便器が4基しかなく行列が常態化している」(目黒区議会、山本紘子区議)。また「世田谷区は、設計中の3校で可能な限り女子用を増やす方針で、別の自治体も建て替え時に女子用の増設を検討している」とあります。(参考、朝日新聞8月23日付記事)

※主要72市区の公立小中学校のトイレの便器数比較(朝日記事から)

計62万4011基のうち、「男子用トイレ」は①小便器24万8249基、②大便器12万132基  「女子用トイレ」は大便器25万5630基

~この問題は、府中市の小中学校でも同様だと思われます。女子については、衣類の着脱などで時間がかかることもあり、公衆トイレなどでも女性トイレは行列が見受けられます。府中市は現在、小中学校の改築改修計画を進めていますが、この男女トイレの格差問題については、一度、議会で質疑要望したいと思います。(ゆうきりょう)

★なぜ小中学校の女子トイレが男子トイレよりも少ないのか(利用できる便器の数が少ない)

主な理由としては、男子トイレに「小便器」が並んでいるため、同じ面積でも男子用の方が圧倒的に多くの便器を設置できるからです。これには、建築面積の制限や古い設置基準など、複数の要因が絡み合っています。

1,小便器と個室の「面積効率」の差

(1)男子トイレ: 壁面に沿ってコンパクトな小便器をずらりと並べられるため、限られたスペースでも多くの数を設置できます。

(2)女子トイレ: すべてが壁で区切られた「個室(大便器)」にする必要があります。個室は1つあたりに広い床面積が必要なため、男子トイレと同じ広さの部屋(面積)に割り振った場合、どうしても設置できる便器の総数が少なくなってしまいます。

2,「男女等面積」という設計の慣習

日本の多くの公立小中学校は、昭和から平成にかけて建築されました。当時の設計では、「男子トイレと女子トイレの部屋の面積を同じにする」という単純な割り振りが一般的でした。その結果、主要市区の公立小中学校を対象にした調査では、男子用の便器数(小便器を含む)が女子用の約1.4倍にものぼっている実態が明らかになっています。

3,古い国の基準やガイドラインの影響

(1)労働安全衛生法などの影響: 日本の職場の古い基準(1972年制定)では、男性は「小便器30人ごとに1個、大便器60人ごとに1個」と、男性側の便器数が合計で多くなる設定になっており、学校建築もその影響を受けていました。

(2)学校が国の指針から外れていた: 国土交通省は2026年、混雑解消に向けて「女性用の便器数を男性用(個室と小便器の合計)以上とする」という初のガイドライン案をまとめました。しかし、これは主に駅や商業施設を対象としており、学校は「不特定多数が使う場所ではない」として対象外とされてきました。文部科学省の指針にも「適切な数を設置」と曖昧な記載しかありません。

4,まとめと現状の課題

女子児童・生徒は生理や衣服の着脱の関係から、男子の約3倍の利用時間がかかると言われています。それにもかかわらず便器数が少ないため、「休み時間中に間に合わない」「授業を抜け出して行く」といった不利益が生じています。近年、この「男女のトイレ格差」は地方議会でも次々と問題視されるようになっており、改修にあわせて女子トイレの個室を増やすなど、見直しに動き出す自治体も増えています。(生成AIから作成)

※「府中市の来年度(令和9年度)予算案について、市民のみなさんから要望を受け付けております。9月20日ぐらいまでにメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。

★要望内容の例・・街のライフライン(鉄道駅、バス停車場、道路、信号、カーブミラー設置、公共施設など多数)、市の福祉制度に関すること、小中学校に通うお子さんに関すること、幼稚園、保育所、学童保育、介護、障害者福祉、公共行政のサービスに関することなど、なんでも結構です。※ただし要望内容によっては、私のほうで整理修正、あるいは取捨選択する場合もありますが、どうかご了承ください。 メールアドレス   yuki4551@ozzio.jp  まで

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08 8月

府中市 食料品の消費税の課税が1%になると、府中市への影響はどうなるのか(府中市議会議員 ゆうきりょう)

府中市議会議員(国民民主党所属)の ゆうきりょう です。

★消費税の食料品課税が1%になると、府中市への影響額は約6億から7億円程度か?

国による食料品に課税される消費税が来年4月から、2年間限定で1%に税率が下げられることになりました。それにともない、自治体では地方消費税の減収が生じることへの懸念の声が聞かれています。

府中市については地方消費税交付金収入は、令和8年度当初予算において約79億円で、直近の確定成果である令和5年度決算では63億5000万強が交付されています。また東京都が先日発表した試算によると、食料品消費税1%への引き下げにともなう、都全体の減収額は年間約1120億円とのことで、このうち半額の約560億円が各区市町村へ交付される地方消費税交付金から削減されるとのことです。そこで 府中市の財政概要(令和8年度予算)における地方消費税交付金(約79億円)の規模や人口比率などをもとに、生成AIで分析すると、府中市への影響額は年間約6億から7億円規模になる見込みとのことです。

★国は消費税減税分を自治体に対して、その財源を穴埋めしてくれるのか
 今朝の読売新聞で、岐阜県可児市の富田市長が食料品への消費税減税についてのインタビュアー記事が掲載され、そのなかで「自治体は消費税の税収を財源とし、医療や介護、子育て支援などの社会保障サービスを行っている」「食料品の税率8%から1%への引き下げにともない、国は減収分の穴埋めをしっかりしてくれるのかが、一番心配だ」と語っています。また財源の穴埋めについては、「社会保障国民会議の中間とりまとめでは、『地方の財政運営に支障が生じないよう、適切に対応する』と記載された」「ガソリンなどの暫定税率廃止も継続的な財源確保は決着がついていない」と指摘されています。

今年3月の府中市議会予算委員会で府中市の税収に関する質疑が行われました(質疑をしたのは、杉村やすゆき議員)。そのなかで①国が消費税を減税した際の市財政への影響、②国が消費税減税を実施した際の具体的な影響額について質疑がされました。

①「国が消費税を減税した際の市財政への影響について」

●市の答弁⇒ 現在、国においては飲食料品を対象とした消費税の取り扱いについて検討がされていますが、仮に「飲食料品を消費税の対象としない」措置が実施された場合には、飲食料品に適用されている軽減税率8%に含まれている地方消費税分(1.76%)についても、減少になることが予想される。地方消費税については、その一部が清算基準に基づき市町村へ交付される仕組みとなっていることから、市に交付される額にも影響がおよぶ可能性があると考えている。しかしながら、制度の具体的な内容や開始時期など不透明な部分も多く、最終的な市財政への影響については、今後の国の制度内容や財政措置を注視していく必要があると考えている。

②府中市答弁⇒「国が消費税減税を実施した際の具体的な影響額について」

●答弁⇒ 消費税が減税された際の市への具体的な影響額は、算出が困難である。地方消費税については、国に申告、納付された消費税額のうち地方分が都道府県間で清算された後に、地方消費税交付金として都道府県から市町村へ配分される仕組みとなっている。市町村への配分額については、人口や事業所の従業者数などを基準として算定されており、市町村ごとの消費税収や税率別の内訳などが明確に示されるものではありません。このため、現行の地方消費税の配分方式においては、消費税減税による市への影響額を、個別に算出することは困難である。(以上、市の答弁)

~ちなみに府中市の予算希望で6億から7億円規模で実行されている令和7年度決算における具体的施策としては、①郷土の森博物館整備事業が、市債の充当額として7億5800億円が計上、②学校教育ネットワーク事業(1人1台端末の更新)の予算で、7億4000億程度が計上、③物価高騰対策(令和7年9月の補正予算)で、子育て世帯へのデジタルギフト給付や施設への光熱水費補助などを合わせた物価高騰対策の関連事業費として、総額6億6億円程度が盛り込まれています。府中市の予算規模が1340億円弱(令和8年度)ですので、全体から見たら6億から7億の減収は小さく見えますが、具体的な施策で例えると、市にとっては痛い減収ではないでしょうか。(府中市議 ゆうきりょう)

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26 7月

(府中市)市役所の業務でのAI活用を本格的導入を・・総務省が自治体AI活用を後押しの方針(府中市議会議員 ゆうきりょう)

府中市議会議員(国民民主党所属)の ゆうきりょう です。

★総務省が「自治体 AI活用後押し」「来年度 代替可能業務精査」、AIで全国展開できる事例の洗い出しへ

今朝の読売新聞に「自治体 AI活用後押し」「来年度 代替可能業務精査」との見出しで記事があります。それによると「総務省は、地方自治体の業務でのAIの活用法を分析し、来年度から複数の自治体での本格的な運用を後押しする」として、「モデル事業や研究会を通じて全国展開できる事例の洗い出しを進めており、来年度予算の概算要求に、導入経費の助成を盛り込む方針」として、人手不足に苦しむ自治体の業務を効率化する狙いがある」とのことです。

★現状は住民基本台帳への記録、②生活保護の新規認定の2つの業務にAIを活用するモデル事業を実施

記事では「総務省は今年度、①住民基本台帳への記録、②生活保護の新規認定の2つの業務にAIを活用するモデル事業を浜松、神戸両市で実施している。全市町村が行う代表的な窓口業務で、統一した方法でAIを導入しやすいとみて、二つの業務が選ばれた」として「届け出書類に不備がないかどうかなどの点検をAIがサポートしている」そうです。また記事では総務省内にAI活用法の検討をする有識者会議を設置、2つの業務以外でのAI活用や複合的な業務を自律的にこなす「AIエージェント」の導入に必要な制度や体制についても協議するそうです。また同省では自治体に対して、AIで代替補助できる業務を精査し、導入に必要な手順を示した指針も策定予定とのことです。

また同記事では「少子高齢化などの影響で、自治体では職員の成り手不足が深刻化しているが、業務量は増加傾向にあり、AIを活用した効率化は喫緊の課題」としています。またAI活用の現状では、業務にAIを活用している自治体は74%になっているが、「音声を文字に変換したり、会話形式で質問に答えたりするようなサービスの導入にとどまっており、本格的運用にはなっていない」とのことです。(参考、読売新聞7月26日付記事)

★品川区が区民アンケート10万人をAIが1時間半で分析した結果、食料支援策を決定

24年8月の東京新聞多摩版に、都内の品川区が区民から寄せられた膨大な要望を生成AIで解析したところ、「小中学生1人につき、2キロのコメを配る事業を始めた」とあります。ちなみに生活困窮世帯への支援策として、子育て世帯一律に食料を配布する自治体は初とのことです。この記事によると「対象は区内の小中学生約3万人のうち、8月5日までに申し込みがあった子どもたち」「給食がない夏休み期間でもあり、区が想定していた5千人の2倍以上の約1万1千人分の申し込みがあった」そうです。

★人の手では数週間かかるとみられる分析作業も、わずか1時間半で終了

記事では「区民のニーズをくみとることができた背景には、この数年で普及が進んだ生成AIがある」とし、「区は昨年8月、区政への要望についての全区民アンケートを実施、約10万人から回答を得た」「手書きも含まれる膨大な内容を読み込み、傾向を分析するのに活躍したのが生成AI」とあります。「人の手では数週間かかるとみられる分析作業も、わずか1時間半で終了、頻出ワードを抽出したところ、『日々の生活に直結する直接的な食などの支援』『健康に良い食生活』などの要望がうかびあがった」とのことです。

★職員の過重負担となっていたデーター入力も、AIを活用すれば瞬時に解析できる

記事では区の担当者の声として「人力で分析すると、どうしても担当者の考えによって偏りがでてしまう。生成AIを使えば、そうした偏りも排除できる」としています。総務省の担当課の職員は「これまで自治体職員の負担になっていたデーター入力はまさにAI向き、業務の大幅な効率化を期待できる」とする一方で、「個人情報流出の恐れもあり、情報セキュリティーには万全を期してほしい」とも警告しています。

★多摩地域の自治体でも進む、AIを活用した業務のデジタル化

また以前の東京新聞多摩版には、都市市長会が今年度から業務のデジタル化を推進する多摩地域の自治体に最大3000万円の助成金を交付しているとの記事がありました。「パソコン作業の一部を児童化するRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)や音声のテキスト化システムなどを導入し、単純作業の業務時間削減につなげたケースが多い」とし、現場職員からも好評の声があるそうです。

★税務作業など作業時間の短縮に活用(三鷹市)

この記事のなかでは調布市が学童クラブの入会申請書類の処理システムにAIやRPAを導入し、手書き書類をAIが読み取ってテキスト化し、RPAが児童で別のフォーマットに入力するなどの業務効率化を図っていること。これにより従来は1件あたり約8分かかっていた入力時間が約2分に削減されたとのことです。また三鷹市も税務の入力作業にRPAを用い、1年間で作業時間を88時間減らしたとあり、他にも府中市、青梅市、東大和市、羽村市で活用しているとのことです。府中市もこの助成金を活用して業務の削減をしているとのことで、こうしたデジタル業務は今後もおおいに推進してほしいものです。(府中市議会議員 ゆうきりょう)

※「府中市の来年度(令和9年度)予算案について、市民のみなさんから要望を受け付けております。9月20日ぐらいまでにメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。

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