07 1月

府中市でもボランティアを発掘するために、「地域ポイント」制の導入で、実利を享受してもらう試みをしてはどうか・・三鷹市がボランティアにメリットが得られる仕組みを導入へ

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。昨年末12月28日付の朝日新聞多摩版に「三鷹市が地域ボランティア発掘のために、ポイント制を導入」との記事がありました。

★ボランティア参加で得られるポイントで記念品などと交換

この記事によると三鷹市では、これまで地域活動を支えたボランティアの担い手不足が顕在化してきたこともあり、導入したとのことです。中身については、「市が指定するボランティア活動やイベントに参加すると、『みたか地域ポイント』がもらえる。目安は5時間以上の活動で500ポイント、それ未満では300ポイント、イベントなどへの参加は1回100ポイント」ととして、今年度については環境保全や健康増進に関する活動やイベントへの参加も付与対象となるそうです。

ポイントがつくメリットについては「ポイントは専用アプリかスタンプカードでためる。記念品と交換したり、一部公共施設の利用料として1ポイント1円で使える。利用者どうしのポイント交換もいずれできるようになる」とのことです。

★ボランティア参加ポイント制を今後は、地域経済活性化のために地域通貨導入へつなげる

現状は23年度までは試行段階で、その後の本格導入後は市内の店で使える地域通貨として、経済活性化につなげたいとのことです。記事のなかで同市の河村市長は「高齢化や女性進出を背景に、地域活動を支える層が薄くなっているという危機感がある」と話しています。この記事では「ボランティアに『見返り』を設けることへの抵抗感にも配慮しながら、新たな担い手の発掘を模索する」とあります。

★府中市でも検討をしてはどうか、人は理念だけでも動かないのでは・・・

この三鷹市の試みは大変興味深いのものです。府中市においても高野市長が就任後、「市民協働」の理念のもと地域活動への積極的参加の奨励で、府中市を官民で共に支えようという姿勢が強くなりました。私はそれはそれで賛成なのですが、住民の高齢化などの課題があり、崇高な理念だけでは人が動かない現実もあります。今回の三鷹市のポイント制度は、今後このポイントを利用して、地域経済の活性化、地域通貨の導入という大変興味深い試みへと展望している点です。ぜひ府中市においてもこうした試みを検討できないかどうか、議会でも質疑をしたいと思います。

※ゆうきりょうのブログをご覧になった方で、府中市に対するご意見、ご要望、苦情など、また新型コロナ関係でのご要望などありましたら、お気軽にメールなどお寄せください。アドレス yuki4551@ozzio.jp

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06 1月

府中市地域公共交通計画(素案)に関するオープンハウスを開催します(令和5年1月6日)

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。

府中市では、府中市では、人口減少・高齢化に伴い重要となる市内の鉄道・バス・タクシー等の公共交通を維持・確保するため、持続可能な地域公共交通ネットワークの形成に向けた将来像や事業体系を定める「地域公共交通計画」の策定を進めています。そこでこのたび、地域公共交通計画の素案について市民の皆様にご意見をいただくため、自由に入退場でき、展示物に対し意見交換ができるオープンハウスを開催しますので、お気軽にお立ち寄りください。(市のHPより)

1,内容・・①地域公共交通計画の概要、②府中市の地域公共交通の現状、問題点、課題、③地域公共交通計画の基本的な方針、④目標・評価指標、⑤施策・事業、⑥推進体制など

2,日程と場所・・①1月11日(水)午前10時~午後4時、白糸台文化センター1階ロビー、②1月12日(木)午前10時~午後4時、西府文化センター1階ロビー、③1月13日(金)午前10時~午後8時、専門店街フォーリス1階(光と風の広場)

~隣の三鷹市では、大型バスが入れない住宅街など公共交通の空白地域を解消するため、小回りのきく車両の導入やAIなどの新技術を導入して、利用促進を図っています。この府中市内でもコミュニティバスが走行していない地域も多々あり、そうした地域で暮らす高齢者の方は、「生活難民」になる恐れもあります。ぜひ府中市でも、AIなどの新技術やワゴン車を活用した、地域路線バスをぜひ導入してほしいものです。ぜひ市民のみんさんも、府中市の「地域公共交通計画」のオープンハウスにご参加ください。(ゆうきりょう)

※オープンハウスの案内チラシ⇒ poster_koutukeikaku_soan

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11 12月

府中市の南西部地域、日新町、四谷地域から中河原駅行きの京王バスが無くなり不便に、ちゅうバスにもシルバーパスの適用を(市民発あなたの声)

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。私が12月議会で取り上げた、ちゅうバスにもシルバーパスの適用を要望する質疑を、市政通信1月号に掲載したところ、市民の方から以下の感想をいただきましたので、紹介させていただきます。

★日新町、四谷から中河原駅方面の京王バスが10年前に消えた

ゆうき議員の市政通信23年1月号を拝見してひとこと述べさせてもらいます。「ちゅうバス」へのシルバーパス適用は、市の答弁として 現状考えていないということですが、高齢者にとって大型バスの入れない住宅地を巡ることのできる「ちゅうバス」は必要不可欠な生活の足であります。通院、買い物と高齢者には自立を支える重要なインフラであることはいうまでもありません。

ところが、私の住む西端の日新、四谷地域はかつては最寄りの駅、中河原にいつでも行くことができました。10年以上になりますか?9時から16時まで京王バスは聖蹟桜ヶ丘行きのみとなります。この時間帯はまさに高齢者にとって通院、買い物に行動する時間帯であります。中河原駅付近にはスーパーのライフや古くからの大小の病院クリニックが数多くあるわけです。

★京王バスはシルバーパスが使えたが、「ちゅうバス」は使えないことで、負担増に

ところが、この行動が路線変更により、制約され、命を守る医療・買い物のために「ちゅうバス」利用を余儀なくされ、往復200円を負担を強いられなければ中河原へいくことが出来ないというのは 差別であると言わざるを得ない。

他の地域でもこのように高齢者にとって利便性に欠ける地域はあるはず。前段のちゅうバスの特色は住宅地をきめ細かく網羅できる大きな利点であるということが高齢化社会の動脈である・・との観点からシルバーパスが適用できないことは、市民の利便性にそっぽを向いた府中市の行政の非情さであるということです。

料金こそ違えど、お隣の国立市ではシルバーパスが使える現状。なぜ府中市には出来ないのか?その姿勢に不信と怒りを感じます。以上、かつてより疑問を抱いていたことを述べさせて頂きました。(以上、市民の方の声より)

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20 11月

府中市の市民保養所「やちほ」を民間事業者への譲渡にむけた取り組み・・今後の公共施設のあり方を考える機会に

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。先日、市議会で府中市の市民保養所「やちほ」(長野県八千穂町)について、市は「令和3年3月に策定した宿泊機能・サービスの今後のあり方にかかわる基本方針」のなかで、施設を有しないことを決めました。

★「やちほ」については、今後施設の運営を希望する民間事業者がある

その後、市は施設運営の終了後の方策を検討するため、事業参画を想定する民間事業者との間で、市場性を把握するサウンディング型市場調査を実施、今後の譲渡に向けた取り組みを進めていることが、議会で報告されました。

その調査の結果、市の報告では「(やちほの)民間事業者による施設の活用について、現在の社会情勢などを踏まえ、宿泊施設としての活用は困難と判断する一方で、事業性を見出し、前向きな提案を行う事業所も確認できた」とし、「建物や設備の不具合が生じないよう、施設譲渡までの期間は運営を休止することがないようすべきとの意見があった」としています。

なお今後「やちほ」については、令和5年の4~5月に事業者の公募、選定と優先交渉権者の決定、7月に譲渡先の決定と仮契約、10月に譲渡契約の締結、令和6年4月に物件引き渡し、民間事業者による運営開始という予定が報告されました。

★わが国の将来の状況を見据え、今後の公共施設のあり方を考える機会とすべき

この「やちほ」を民間業者に譲渡する件については、その利用者の減少などから市としては今後の運用コストなども考えると、やむえない判断だと思われます。府中市が長野県佐久穂町との間で「姉妹提携都市」を結んだことにより、開設された保養者で、その安価な料金と長野県の避暑地ともいう特性もあり、長年にわたり市民向けに開設してきました。

私は現在、市が保有するこうした公共施設について、将来の人口動態と経済状況の推移を予測、分析しながら民間事業者に譲渡していくという政策は、今後も検討しうる課題だと認識しています。なかでもバブル期に建てられた施設について、その過大な運営コストがかかることを考えると、このままでよいのかという思いもあります。またこの課題について、今後も考えていきたいと思います。

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12 11月

府中市でも都市農業に力をいれてはどうか・・農地保全で農業体験、防災などに活用を

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。先日の読売新聞で、世田谷区が所有する農地を、区民らに農作業を体験してもらい、都市農業への理解を深めていただくために、区が地元のNPOと協力していることを伝えています。

★都市農業を啓蒙すると同時に防災面で役立つ

記事では「東急双子玉川駅近くの区有地の畑の10月、若者から高齢者まで約20人ほどが集まり、栽培されているオクラ、シソの実などを収穫した。その隣では、藍を使った染物の体験教室が開かれ、にぎわいを見せていた」、「運営は区内の祭り開催など地域振興に取り組むNPO「neomura(ネオムラ)」が担当とのこと。

記事では「区民らに農業体験をしてもらうだけではなk、農業を身近に感じることで、都市農地の保全の重要性を理解してもらうことも狙い」とし、一方で「都市農地は火災の延焼を防ぎ、避難場所としても使えるなど防災面でも注目が高い」とああります。

★都市農業基本法でも都市農業を推奨へ、府中市でも住宅一辺倒の活用から転換を

この記事にもりますが、都市農業振興基本法では、都市農地について「宅地化すべき」から「保全すべき」という方針に転換しています。また「都市農業には多面的な役割があり、農地の保全には難しい問題が多いが、幅広委区民が関心をもつようにすることで維持につなげたい」(世田谷区の担当)。

以前、ブログでも府中市に市民農園を増やしてほしい※という市民の方の声を紹介しましたが、こうした法律的根拠もあります。この20年来、府中市内にある農地は新興住宅、マンションになり人口も増えていますが、今一度、世田谷区のような経験を学び、都市農業を再興する時ではないでしょうか。

※府中市は市民農園を積極的に支援してほしい・・シニア世代にとって健康増進に役立つ農作業、人々の交流のとして有益 – 市民派無所属 府中市議会議員 ゆうきりょう (r-yuuki.jp)

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