17 8月

府中市役所はコロナ禍を機会に書類を紙から電子化に移行してはどうか

府中市議会議員の 結城りょう です。

 

 

新型コロナ感染拡大で、私は「市役所の職員の方の業務量はかなり増えたのではないか」と感じています。この間も定額給付金支給、生活相談、各種申請書類など、臨時的な多くの制度が行われていることから、市職員の方の業務は大変になっていると思います。そこで少し以前ですが、6月4日にインターネットで配信された、「みんなのライフハック、DIME」による、「自治体職員のコロナ禍における業務量についての調査」が配信されました。

 

 

この配信では以下のように説明しています。「コロナ禍における行政・自治体の業務量と書類電子化について深掘りするアンケート調査がこのほど、ペーパーロジック株式会社により、全国の県庁職員・市役所職員・区役所職員111名を対象にして実施されたので、その結果を紹介していきたい」としています。そこで以下の内容について一部抜粋して紹介します。

 

 

①コロナ禍後に業務量が増加した人は36.9%

 

 

②新型コロナウイルス感染症が起きる前と後で業務量が増加は36.9% 「新型コロナウイルス感染拡大防止のための傷病手当金制度の条例制定」「感染者対応や給付金の支給」などの回答が挙げられた。

 

 

③「書類対応が電子化されて欲しい」と考える人は88.1%にのぼる

 

 

④緊急事態宣言後も書類対応のために出社した人は過半数 「Q4. 緊急事態宣言が行われた以降でも、書類対応のために出社しましたか?」と尋ねる調査が行われたところ、「10回以上出勤した」が41.6%

 

 

⑤書類対応が電子化されて欲しい88.1%

 

 

 

⑥「全て電子化して欲しい」「一部電子化して欲しい」と回答した人を対象に、「Q8.理由「在宅勤務が可能になる」「資源の節約、時間の節約」などの回答が挙げられた。

 

 

 

⑦まとめ 今回の調査により、行政・自治体で増加した業務として新型コロナウイルスに関連業務が回答にあがったことや、緊急事態宣言が発令された以降も書類対応のために出社した人が過半数にのぼる回答を確認できた。

 

 

 

⑧書類申請をはじめとした書類は多くが電子化されておらず、行政・自治体の書類の電子化を求める声は8割を超えるなど電子化のニーズが反映された結果となった。 書類電子化の利点として、在宅勤務が可能になることや、資源の節約、業務の効率化があげられる。 行政・自治体は新型コロナウイルス関連業務に追われるなか、効率化や安全の確保の意味でも紙や書類の電子化が求められているといえるだろう。(以上、ペーパーロジック株式会社による調査より一部抜粋)

 

14 8月

府中市の新型コロナ感染者数が6人増加の168人に(8月13日)・・市は生活困窮者に対して民間と協力して支援策を

府中市議会議員の 結城りょう です。

 

 

府中市の新型コロナ感染者数が6人増加の168人となりました。多摩地区では八王子市(186人)についで依然、ワーストツーの数字です。さて今日(8月14日)の東京新聞多摩版に、立川市のNPO法人「さんきゅうハウス」が新型コロナウイルス感染拡大で生活困窮に陥る非正規雇用労働者にむけて、弁当の無料配布活動を実施し、あわせて生活相談なども行っているという記事が掲載されています。記事では「さんきゅうハウスでは毎週土曜日に市内の活動拠点などで、弁当の無料配布と相談会を継続して実施」し、「4月から相談件数が増加傾向となり、月10~15件で推移」「40代から50代で、住み込みで働いていた非正規労働者の雇止めが目立つ」としています。

 

 

 

行政だけによる生活困窮者への支援だけでは、「100年に1度」の危機といわれる、今回のコロナ禍では十分な対応ができないと思います。府中市でも市民団体、民間団体の方々が街頭で新型コロナの生活相談会を開催したり、市内の一人暮らしの大学生の方々への食糧の無料提供、または子ども食堂の開催などを行っています。こうした民間、市民団体の方々と行政が積極的に力を借りて、支援策を講じることが絶対的に必要ではないでしょうか。私もたびたび、この点について一般質問で取り上げてきましたが、引き続き行政に求めたいと思います。

 

 

※さんきゅうハウスへの支援金振込先・・郵便振替口座「さんきゅうハウス」(00190-2-306646)、問い合わせ  吉田さん 携帯 080・5088・3897

 

 

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11 8月

府中市の新型コロナウイルス感染者数が159人に(8月10日)・・各地で部活動でのクラスターも発生

府中市議会議員の 結城りょう です。

 

昨日(10日)の府中市の新型コロナウイルス感染者数が159人になりました。多摩地区で「ワースト2位」の数字です。今朝の朝日新聞社会面に「松江の高校、部活関係者88人感染」との記事があります。記事では「松江市の私立高校のサッカー部員86人と教員2人が新型コロナに感染、感染した生徒のうち約80にんが寮生、寮は2人1部屋で共同風呂、食堂は1ヶ所とのことです。

 

 

ほかにも紙面では大阪商大高校の同じ部活動に所属する男子8人が感染、那覇市の保育園でクラスターが発生、神戸市垂水区の有料老人ホームでも入所者8人が感染という記事があります。

 

 

府中市内でも中学、高校の部活動や民間のスポーツクラブチームの活動、練習が行われていると思いますが、状況を鑑みて一時活動を停止するなどの処置も必要ではないでしょうか。先日ご紹介した市民の方の投稿で、熱中症アラートが発令されるなか、お子さんを民間のスポーツチームに通わせているという保護者の方は、炎天下での子どもたちの練習が心配というお声をいただきました。

 

 

熱中症から子どもたちの身体を守るためにも、同時に新型コロナのクラスターという事態を防ぐためにも、一時活動停止も選択肢ではないでしょうか。またこうした問題に行政としてどの程度、指導力が及ぶのか、引き続き調査したいと思います。

 

 

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10 8月

国や府中市でも新型コロナによる収入減の世帯に対する、生活費の貸し付け制度の拡充を

府中市議会議員の 結城りょう です。

 

 

府中市の新型コロナ感染者数が154人になりました。マスコミ報道では家庭内感染が拡大している報道もあります。府中市のHPでは家庭内でのコロナ感染を防ぐための訴えもしていますので、ご覧ください。

 

 

さて先日(8月5日)の朝日新聞一面で自治体の社会福祉協議会の制度である、「緊急小口資金」「総合支援金」など、新型コロナ感染拡大で生活に困窮している住民に無利子・保証人不要で貸し付ける制度について報じています。記事では「この4ヶ月間の貸し付け件数は計約78万件、貸付額は2000億円をこえて、予算額の上限に近づきつつある」とし、「(貸付の)審査が追い付かず入金まで2ヶ月待ちとなったケースもある」としています。

 

 

これだけ貸付額が膨らんだ背景として記事では、「貸付条件の大幅な緩和がある。対象を低所得世帯から新型コロナの影響で収入が減った世帯全般に拡大した」とし、必要書類も簡素化したことを指摘しています。一方で記事にもありますが、都道府県によっては1ヶ月から2ヶ月間も審査に時間がかかるところもある」としています。

 

 

私は現在の新型コロナによる経済への影響は「100年に1回」ともいえる非常事態であると思います。この時に国がこれまでの生活困窮者の枠を広げて、収入減に陥っている方にも生活資金を貸し付ける制度を拡充したことは評価できると思います。課題としては貸し付けに審査の時間が1ヶ月以上かかるのは問題であると思います。

 

 

恐らく府中市でもこの記事と同様、貸付総額が上限に達しているのではないでしょうか。ぜひこの記事も参考に9月議会の決算特別委員会でも質疑をし、市に対して制度拡充と課題解決のための質疑をしたいと考えています。

 

 

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08 8月

府中市の新型コロナウィルス感染者数が143人(8月7日)・・厚労省が一部、自宅療養の基準を一部改変、公表しました

府中市の市議会議員の 結城りょう です。

 

 

府中市の新型コロナウィルス感染者数が3人増加の143人となり、依然増え続けています。さて厚生労働省は新型コロナウイルスへの感染について、軽症患者や無症状の人は原則として、宿泊施設で療養する方針でが、感染が確認された軽症患者や無症状の人については、施設が足りない場合などで例外的に自宅療養を認めています。そこで昨日、厚労省はあらためて、自宅療養を認める基準を整理し公表しました。

 

 

★自宅療養の基準・・1人暮らしの方が基本、1日最大4500円の食事補助も

 

 

7日のNHKニュースによると「自宅療養の対象者は、家庭内での感染を広げないため1人暮らしの人を基本とし、同居する家族がいる場合は喫煙者がいないことを条件に、生活空間を分けるなど適切な感染管理を行うことを求めています。育児や介護をせざるを得ず自宅療養をする場合は、家族も含めた体調管理を保健所が行うなどとしています」。 また同ニュースでは「外出して感染を広げないよう1日3食分の食費として最大で4500円を補助し食事の配達を行うほか、健康状態をフォローアップする保健所の業務負担を減らすため、スマートフォンのアプリなどで患者本人に体調を入力してもらう取り組みも行う」と報じています。

 

 

★足立区では4月から自宅療養者向けに支援サービスを実施

 

 

自宅療養者に対する行政からの支援策としては、すでに足立区が4月から実施しています。区のHPによると「生活必需品等の物資を支給」として、「事情により自宅で療養する方に対して、区では、生活必需品等の物資を支給することとした。療養に関する東京都の対応の変更を受け、足立区から区内事業者の株式会社サンベルクスに食料品や日用品の調達を要請したところ、同社が受諾した。調達品はサンベルクスから購入する」としています。

 

 

また支給する物品は、区が指定した食料品22品目、日用品5品目、女性用日用品1品目(希望者)に加えて、現在入手困難品3品目(マスク、手指消毒液など)は区の災害用備蓄品を使用し、区職員が車で配送した(今後、支給する物品は品目や数量が変わる可能性あり)。今後、自宅療養となった方の希望を聞きながら、継続実施していく」。

 

 

今回の厚労省による自宅療養の基準見直しをうけて、ぜひ府中市でもこうした施策について検討するよう、再度、要望書を提出したいと考えています。ぜひ市民のみなさんも、ご意見、ご要望をお待ちしています。

 

 

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