府中市 下水道調査・・下水道管路施設は大丈夫か!?下水道管の緊急点検結果と、今後の「全国特別重点調査」の対象と調査予定について(府中市議会議員 国民民主党 ゆうきりょうブログ)

府中市議会議員(国民民主党所属)の ゆうきりょう です。
★府中市の下水道管緊急点検結果について(以下、市のHPより)
府中市では、埼玉県八潮市で発生した道路陥没事故に伴い、下水道管路の自主的な緊急点検を行いました(詳細は、右記リンク先のとおり)。⇒下水道管路施設の緊急点検結果について 東京都府中市ホームページ
このような中で、国土交通省より、地方公共団体に対して、「下水道管路の全国特別重点調査」の実施要請がありました。府中市が管理する下水道管路の総延長約766kmのうち、約16kmが当該調査の対象となることから、次のとおり、速やかに対応いたします。この作業は宅地内に立ち入ることはありません。
1,「全国特別重点調査」の対象となる本市が管理する下水道管路・・ 内径2メートル以上かつ平成6年度以前に設置等をした下水道管路 約16km(参考資料参照)
2,本市の調査スケジュール(予定)・・ 令和7年5月上旬から令和7年9月30日まで
(注記)管路の腐食しやすい箇所など優先的に実施すべき箇所は、夏頃までに調査を完了するよう作業を進めます。
3,調査方法・・ マンホールの蓋を開けて、下水道管路内に作業員が入り、管の劣化状況を潜行目視にて確認調査します。
水位が高いなどの理由により潜行目視での確認が困難な場合は、専用のテレビカメラ等を活用します。なお調査は下水量が少ない主に夜間に行います。
4,請負業者・・管清工業株式会社 西東京営業所(電話:042-510-9646)
5,今後の予定・・当該調査の結果を踏まえ、対策が必要と認められた箇所については、その緊急度に応じて、修繕や改築等に着手いたします。(以上、市のHPから抜粋)
★国交省が各自治体に下水道管の緊急点検実施を指示、立川市など多摩地域の自治体でも実施
以前の読売新聞の記事によると「国交省は(八潮市の)事故を受け、各自治体に大型の下水道管を緊急点検するよう要請したが、立川市が管理する下水道管は対象外」とのこと。「ただ同市は安全確保のため、30日から市内の直径2キロメートル以上の菅計14.3キロ分の自主点検を始めており、担当職員が地上から目視で異常がないか確認している」とあります。また同記事では「31日には、担当職員が立川駅近くの商業施設周辺でマンホールを開けるなどし、異常がないか確認していた」「同市の下水道管理課の課長は『日ごろから定期点検はしているが、今まで以上に注意深く点検を進めたい』と話す」。
また記事によると、多摩地域では東村山市が市内の下水道管のうち汚水管63キロ分の自主点検を実施、異常がないことを確認。八王子市も市内の下水道管などを緊急点検するプロジェクトチームを設置したとのことです。
★各地のインフラが老朽化する過程で、どこにでも発生しうる事故
今回の八潮市の崩落事故は、国内の下水道管はじめインフラが老朽化していく過程で、どこにでも発生する可能性が高い事故ではないでしょうか。国交省も点検を自治体に指示したとのことであり、府中市においても近隣自治体が実施している点検の実施をぜひ、求めたいと思います。また3月議会の予算委員会でも質疑をしたいと考えています。(府中市議 国民民主党 ゆうきりょう)
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