20 12月

府中市 首都直下型地震  立川断層帯地震を想定した場合、府中市の震度は6強を想定(府中市議会議員 国民民主党 ゆうきりょう)

府中市議会議員(国民民主党所属)の ゆうきりょう です。

今朝の読売新聞多摩版に政府の中央防災会議の作業部会が公表した首都直下型地震(マグニチュード7級)の被害想定で、「立川断層帯地震」が発生した場合、多摩地域の30市町村のうち、武蔵村山市では震度7の揺れになり、震度6強が八王子市や立川市、府中市など14市町、6弱が町田市など13市町、5強が狛江市、5弱が桧原村との推測をしているとの記事があります。

記事によると「震度7が想定される武蔵村山市では今年度中に地域防災計画を見直し、避難所環境の改善などの取り組みを進める方針」とし、同市の担当部長は「できる限りの備えは進めるが、公助には限界があるのも事実、市民には自ら命は自分で守るという意識で防災に取り組んでほしい」と話しています。(参考、読売新聞多摩版12月20日記事より)

※立川断層帯地震想定(読売新聞多摩版12月20日付より)

★震度7・・武蔵村山市

★震度6強・・八王子市、立川市、府中市、青梅市、昭島市、小平市、東村山市、国分寺市、国立市、福生市、東大和市、清瀬市、東久留米市、瑞穂町

★震度6弱・・武蔵野市、三鷹市、調布市、町田市、小金井市、日野市、多摩市、稲城市、羽村市、あきる野市、西東京市、日の出町、奥多摩町

★震度5強・・狛江市

★震度5弱・・桧原村

★震災時における住民への食料供給体制確保のために、学校給食センターの活用を要望(ゆうきりょう 市議会一般質問)

以前(議員2期目)、私は府中市議会一般質問で、府中市の学校給食センター(朝日町)に防災拠点機能としての活用を求めたことがあります。この施策については福生市でも実施しており、各地でも少しずつ広がっています。ぜひこの市長選挙の機会に、あらためて提起したいと思います。この点では、市内の朝日町にある大規模学校給食センターの機能について、防災機能を備えたものにするべきという市民の方からのご意見があります。私もこの点で22年6月議会の一般質問で取り上げていますので、以下紹介させていただきます。

★ゆうきりょう質問1・・災害、水害時における府中市学校給食センターの防災拠点機能を求めたいが市の考えは。

●府中市の答弁⇒ 災害、水害時における給食センターの防災拠点機能についての市の考えでございますが、災害により、給食センターのライフラインが停止する事態になると、調理を行うことは不可能であること。また、施設の性質上、衛生面の徹底に努める必要があることから、不特定多数の市民を受け入れる避難場所として位置づけるのは困難である。

★ゆうきりょう質問2・・22年3月24日付朝日新聞によると、各地の自治体の給食センターを防災や、災害時における被災者支援の拠点として活用する動きが広がっていることを伝えている。具体的には炊き出し機能や一時退避できる機能を備えるなどの取り組みです。そこで提案したいが、学校給食センターで給食調理を委託している企業との間で、災害時における被災者への炊き出しなど、食事の提供について協力いただける協定の締結について、検討することはできないか。また給食センターに食糧費の備蓄倉庫を設置し、お米、水、アルファ米などの非常食を備えるなどのことを検討できないか。

★「給食センターは避難場所として位置づけることが困難であることから、備蓄倉庫の設置場所には適していない」(市の答弁)

●府中市の答弁⇒ 災害時における被災者への炊き出しなどについては、委託している給食調理業者から災害発生時の支援についての提案を受けており、現在、協力体制の構築について協議を進めている。また、先ほどの答弁にもありましたとおり、給食センターは避難場所として位置づけることが困難であることから、備蓄倉庫の設置場所には適していないと考えます。

★ゆうきりょうから、府中市への要望意見・・委託給食調理業者から災害発生時の支援について現在、協力体制の構築について協議を進めているとのことで、ぜひ今後の具体化について期待している。今後具体化されたら、ぜひ報告を議会、市民への周知のほどもお願いしたい。

また朝日新聞の報道によると、2016年4月の熊本地震をうけて、熊本県の益城町(ましきまち)では、給食センターに防災拠点機能を備えたものにする方針を示し、19年4月から新給食センターを開設。新センターはオール電化のもと、自家発電装置、消防団の詰め所としての研修室やシャワー、炊き出しもできる調理室、保冷庫には3トンのお米をはじめアルファ米、水、野外で使える移動式炊飯釜なども備蓄し、災害時の緊急時に備えているとのこと。

★福生市の学校給食センターも防災機能を有しているので検討をお願いしたい

多摩地域でも福生市の学校給食センターも防災機能を有している。福生の給食センターのHPによると「災害時には前記のように避難所機能・備蓄機能・応急給食機能を稼働する」とある。府中市の給食センターは全国一の22000食を作れる大規模給食センターでもある。このセンターを市民の命を守るために、防災拠点機能を有することは、大いに意義あるはず。ぜひ、前向きな検討を願いたい。(府中市議 ゆうきりょう)

※ゆうきりょう のブログをご覧になった方で、府中市への要望などお寄せください。福祉、街のインフラ、防災、産業、環境衛生、学校教育など、なんでも結構です。 アドレス yuki4551@ozzio.jp  電話090-4136-7642(電話にでない際は、留守電にお名前をお願いします) 住所・・府中市紅葉丘2-6-3、メイプルタウン吉野D202

※ 府中市議会議員  ゆうきりょう の朝の駅頭市政報告は、原則、毎朝下記の予定で行っています。駅頭では「市政通信」を配布しています。市政相談、生活相談なども受け付けています。なお雨天時や、自身の都合により中止の場合がありますが、お気軽にお声をおかけください。駅頭には朝8時までいます。

月曜日・・西武線多磨駅東口

火曜日・・京王線多磨霊園駅南口

水曜日・・京王線東府中駅北口

木曜日・・西武線多磨駅西口

金曜日・・京王線多磨霊園駅北口

28 11月

府中市 特殊詐欺を減らし防ぐために行政は何をすべきか・・松坂市(三重県)が「特殊詐欺から市民を守る条例」を制定へ(府中市議会議員 国民民主党 ゆうきりょう)

府中市議会議員(国民民主党所属)の ゆうきりょう です。

★ATMを操作する時は「通話禁止」・・三重・松阪市が詐欺防止へ条例案提出、全国初の見通し

先日の読売新聞ネットニュースによると、三重県松阪市は26日、「松阪市民を特殊詐欺等から守る条例」案などを同日開会の市議会本会議に提案し、「携帯電話やスマートフォンで通話しながら市内の現金自動預け払い機(ATM)を操作することを禁止し、事業者にも周知徹底を求めている。市民にとどまらずATMの全利用者を対象としており、市などによると、条例化は全国でも初めての見通し」と伝えています。

★昨年は市内総額で1億6400万の特殊詐欺被害金額が発生

また同条例案に罰則規定はないそうですが、市はその効果について「市民が特殊詐欺への警戒心を持ち、金融機関などが注意喚起しやすくなる」としています。記事では「松阪警察署と松阪市によると、同市では昨年、オレオレ詐欺などの特殊詐欺被害が46件、総額1億6400万円に上った。SNS型投資・ロマンス詐欺は23件、総額1億8162万円の被害が発生」、「最近も、市内の70歳代の無職女性が、計3870万円相当の現金と金地金をだまし取られる詐欺被害が発生している」と伝えるなど、特殊詐欺事件が増え続けることに対する対抗策として、松坂市の条例案が注目されています。(参考、読売新聞11月26日付ネット記事)

~府中市においても、9月第3回市議会定例会において、補正予算案を計上し、その柱の1つに防犯対策の強化事業を予定しています。府中市内においても特殊詐欺被害が多発しており、防犯意識の高揚や特殊詐欺に対する意識啓発のため、防犯機器等の購入費の一部補助など2事業を実施します。

★防犯普及費・・361万円(東京都からの補助と市の財源)、特殊詐欺に対する市民への意識啓発のため、ポスターやチラシの作成及び、全戸配布、けやき並木のフラッグ掲示を行うための委託料等を増額するもの。

★防犯機器等導入助成事業費・・3000万円(東京都からの補助)、市民の防犯意識の高揚と安全安心な暮らしの実現のため、防犯機器等の購入費用を補助するもの。 「府中市特殊詐欺対策本部」の設置 東京都府中市ホームページ

★年々急増する市内での特殊詐欺件数

府中市においても高齢者などを狙った悪質な特殊詐欺が横行していますが、府中市内においても多額の被害が発生しています。市のHPによると、

令和2年・・被害49件、被害金額 約1億4860万円

令和3年・・被害48件、被害金額 約1億1千万円

令和4年・・被害71件、被害金額 約1億2千万円

令和5年・・被害40件、被害金額 約1億3千万円 など被害が発生しています。また被害届には出していないもので、かなりの件数があるのではないかと推察されますので、実際には公表された金額以上のものがあるのではないでしょうか。

★府中市が、数少ない市区町村での「特殊詐欺対策本部」の設置

そこで府中市では「特殊詐欺対策本部」を設置し、市をあげて被害の撲滅を目指すことになりました。読売新聞多摩版によると「対策本部は部長級以上の22人がメンバー、5月28日初会合を開催。府中署の担当者も出席し、『学びで守る』『情報で守る』『地域で守る』『支援で守る』の対応方針を決定、庁内関係課による推進部会で具体的な対策を検討、調整していく」とのことです。

記事によると市の地域安全対策課などによると「市内の昨年1年間の特殊詐欺被害届は前年比11件増の51件、被害額は同約5000万円増の約1億6000万円」とのことで、「内訳は、オレオレ詐欺35%、還付金詐欺29%、カード詐欺16%、架空請求10%、被害がkうは過去5年間でワースト」とのことです。また今年1月から4月の被害件数も前年同期比で5件、約700万円上回って」いたそうです。

府中市では、「市民への郵送などで郵送する封筒に『STOP!海外からの詐欺電話!!』『+1』などからはじまる番号の国際電話は危険」「『逮捕状』や『還付金』という言葉には要注意!!」といった文言をいれる対策をすでに始めている」とし、今後は3ヶ月に1回程度、本部会議を開催、新たな対策を実施する」としています。(参考記事、読売新聞多摩版6月3日付)

※特殊詐欺の可能性がある場合の国際電話からの問い合わせ⇒国際電話不取扱受付センター
電話番号 0120-210-364(通話料無料)
取扱時間 オペレータ案内:平日午前9時から午後5時まで
自動音声案内:平日、土日祝24時間

~これまでの市議会において特殊詐欺に関する質疑要望をされた議員さんは複数いましたが、今回、市は対策本部を設置しての対応となり、これは恐らく市区町村では数少ないケースではないでしょうか。今後、官民あげて特殊詐欺の被害から市民を守る活動、対応策を広げなければなりません。(府中市議 国民民主党 ゆうきりょう)

※ゆうきりょう のブログをご覧になった方で、府中市への要望などお寄せください。福祉、街のインフラ、防災、産業、環境衛生、学校教育など、なんでも結構です。 アドレス yuki4551@ozzio.jp  電話090-4136-7642(電話にでない際は、留守電にお名前をお願いします) 住所・・府中市紅葉丘2-6-3、メイプルタウン吉野D202

※ ゆうきりょう の朝の駅頭市政報告は、原則、毎朝下記の予定で行っています。駅頭では「市政通信」を配布しています。市政相談、生活相談なども受け付けています。なお雨天時や、自身の都合により中止の場合もあります。お気軽にお声をおかけください。

月曜日・・西武線多磨駅東口

火曜日・・京王線多磨霊園駅南口

水曜日・・京王線東府中駅北口

木曜日・・西武線多磨駅西口

金曜日・・京王線多磨霊園駅北口、※原則、朝8時まで

16 11月

府中市 災害時における携帯電話の充電設備の支援策を・・品川区がNTTドコモとの間で「災害時の帰宅困難者との間で包括連携協定」を締結(府中市議会議員 国民民主党 ゆうきりょう)

府中市議会議員(国民民主党所属)の ゆうきりょう です。

★災害時にNTTドコモが、品川区内4店舗で携帯の充電を支援、店舗も避難先として開放

先日の読売新聞多摩版に都内の品川区が、NTTドコモとの間で「災害時に帰宅困難となった人に対して、区内の店舗で充電設備の提供などを行う」との内容の包括連携協定を締結したとあります。記事によると同社が都内の自治体とこうした連携協定を結ぶのは初だそうです。

記事によると、NTTドコモはこれまでも区主催の防災イベントに協賛するなどしていたそうで、「今後区内4ヶ所のドコモショップに配備されている蓄電池を災害時に帰宅困難者のスマートフォンの充電などに利用できるようにするほか、これらの店舗を一時的な滞在先としても開放する予定」とのことです。また記事では、今後同社は区立学校でスマホやネットを安全に使うための教室の開催も検討しているとのことです。記事のなかで品川区の森沢区長は「行政だけで地域課題や社会課題を解決するのは限界がある。お互いの強みを生かしたい」と話しています。(参考、読売新聞多摩版11月)

~災害時においては、なにより情報が一番必要となります。その意味で、携帯電話の役割は特に重要であり、自治体がNTTとの間でこうした連携協定をすることは、住民にとっても、大変助かります。府中市においても、携帯電話会社との間で、こうした連携協定を締結することを、ぜひ要望したいと思います。(ゆうきりょう)

★府中市でも佐川急便株式会社との間で「災害協定」を締結

佐川急便のHPによると「SGホールディングスグループの佐川急便株式会社は、2022年9月、新たに12自治体と『災害協定』を締結しましたのでお知らせいたします。
本協定は、大規模災害発生時に各自治体において支援物資の受け入れや配送等が困難となる場合、当社及びその協力会社が所有する倉庫の提供、支援物資の管理及び避難所への配送等の災害支援について定めたものです。これにより、有事の際は円滑かつ確実に災害支援を行うとともに、平時から相互の連携強化を図り、万一の災害に備えてまいります」と掲載しています。

★近年は避難所ではなく自宅で過ごす人も多いことを反映した取り組み

こうした取り組みは大変評価できると思います。以前、ブログでも書きましたが、最近では地震災害時において、避難所ではなく自宅で過ごす人も目立ち、市内が被災した場合、市は相当数の市民がいることが想定されます。そうした際、輸送会社が被災をしていない地域で物資を積み、協定を締結している自治体で物資を集積する場所、避難所、住民が物資を受け取りやすい場所などに支援物資を運ぶことは、自治体にとっても、住民にとってもありがたいものです。ぜひ府中市においても今後、災害時における物資の供給と輸送について、民間企業の協力をえて、市民生活を守る施策を強化することを求めていきます。(府中市議 国民民主党 ゆうきりょう)

★多摩市ではパチンコ店の大型駐車場を利用できる連携協定を締結

私も2022年の6月府中市議会一般質問で、市内にある民間の商業施設、例えば大規模な立体駐車場などを備えている家電量販店や大型スーパーなど民間企業との間で大規模な水害が発生した場合、そうした店舗の立体駐車場などを無料で緊急避難場所として、避難者に開放していただくような協定の締結を求めて、質疑をしたことがあります。

★府中市の答弁⇒ 民間商業施設等との避難場所に関する協定についてでございますが、これまでに、複数の民間商業施設との間で、災害時における駐車場利用の協議を行ってまいりましたが、協定締結に至らない課題として、市職員の人員配置や建物を損傷させた場合の施設賠償のほか、無料で利用することなどが挙げられます。令和元年東日本台風では、車で避難される方が多かったことから、課題を整理し、今後も民間商業施設等への協力依頼を行ってまいりたいと考えております。

★ゆうきりょう主張⇒ 民間商業施設との指定緊急避難場所の課題ですが、5月21日付読売新聞多摩版に、隣の多摩市が水災害時において、パチンコ店「ドキわくランド聖蹟桜ヶ丘店」の施設を指定緊急避難場所として利用する協定を締結したと報じています。記事では「市内で大規模な水害が発生した場合、同店の立体駐車場を無料で避難者に開放する」「店は多摩川べりから南側約450メートルにあり、駐車場は計190台で2000人超が避難を余儀なくされており、市が店側に協力を依頼」とあります。記事のなかで多摩市の阿部市長は「災害時に地域のランドマークに駆け込めるのは、安全と安心につながる」としています。

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月曜日・・西武線多磨駅東口

火曜日・・京王線多磨霊園駅南口

水曜日・・京王線東府中駅北口

木曜日・・西武線多磨駅西口

金曜日・・京王線多磨霊園駅北口

13 11月

府中市 家屋の擁壁倒壊事故防止策を・・杉並区が擁壁の現地調査費用を計上、今後は改修工事費用も検討へ(府中市議会議員 国民民主党 ゆうきりょう)

府中市議会議員(国民民主党所属)の ゆうきりょう です。

★杉並区が派遣した専門家が現地調査を行い、所有者に建て替えなどの改善策などを助言

今朝の読売新聞多摩版に杉並区が住宅の擁壁が崩れて家屋が倒壊した事故をうけて、「区は区内に擁壁を所有する人を対象に現地調査費用を助成する事業を始める」との記事があります。事業費は242万円を含む補正予算案を議会に上程予定とのことです。

同区は9月30日に発生した擁壁崩壊事故を受け「他にも安全性が懸念される擁壁がある可能性を念頭に事業の実施を決めた」とあり、「助成対象となるのは高さ2メートル超の擁壁や、0.8メートル以上で道路などに即した擁壁」で「区が派遣した専門家が現地調査を行い、所有者に建て替えなどの改善策などを助言」するそうです。また同区は今後、改修工事費用の助成も検討していると伝えています。(参考、読売新聞多摩版11月13日付)

★地震や豪雨もないのに突然、住宅が倒壊(杉並区)

9月30日に都内の杉並区の住宅密集地で、親子が暮らす民家が地震や豪雨も起きていないのに倒壊した事例が発生しました。これについて東京新聞では「実は、原因とみられる下部の擁壁には40年前から亀裂があった。区の再三の指導を受けた住人が改修工事の意向を示したのは、事故の直前だった」として、「同様の事故は各地で起こり、死傷者が出る事態にもなっている」として、「個々の所有者任せ」の限界について報じています。

★区は倒壊した住宅の欠陥について、所有者に改善指導をしていたが

記事によると「倒れたのは築57年の木造2階建て住宅で、土台部分を覆う高さ4~5メートルの鉄筋コンクリート製擁壁の崩落が原因」として、「区は事故後、1984年に擁壁に亀裂を発見、今年2月までに11回、所有者に改善を指導していたことを明らかにした」とあります。記事では「モルタルでの部分修繕は複数回sれてきたが、昨年10月に亀裂が広がったことを区が確認。所有者は1年近くたった今年9月24日に工事を行うことを区に告げたところだった」そうです。

★行政に強制できる指導力はない

ただし記事によると「区の指導に強制力はない」とし、区の担当者は「擁壁は住人の所有物、改善を要請する以外の対応は難しい」と説明。一方で所有者は「長く工事してこなかった理由として、費用や技術的な困難をあげていた」そうです。同記事によると似たような事例は各地で発生しているそうです。

記事ではこうした事態を想定擁壁の改修工事を助成する自治体もあるそうで、都内の港区が最大5千万円を補助し、専門家を無料で派遣しているそうです。また事例があった杉並区では改修費の返済に対する利子分の融資にとどまっているとしています。記事のなかで京都大学の釜井名誉教授は「擁壁は修理が高額となることに加え、危険性の判断も個人では難しい。同じ問題を抱える人による組織づくりを行政が指導し、その組織の積立金や保険での負担を考えるべき」と述べています。

また記事によると杉並区では事故後、危険度が高いとみられる区内24ヶ所の擁壁を緊急点検したところ、2ヶ所が昨年度より傾きや膨らみが進んでいることがわかり、改善指導したとあります。(参考、東京新聞9月付記事)

~この杉並区の事例は、府中市内のも複数個所あります。私が相談を受けただけでも2件あります(下記のブログ、21年8月16日付)。恐らくこの記事を読んで、他人ごとではない住民の方もいらっしゃるはずです。以前、私もこの種の要望をうけ市の担当者に現地に来てもらい、要望しましたが、その後も手付かずの状態となっています。何か策を講じるために、一度、議会でも質疑要望したいと思います。(府中市議 ゆうきりょう)

★多磨町1丁目にある三谷神社隣のアパートの塀は老朽化が激しく危険(21年8月16日付ブログより)

多磨町1丁目の三谷神社前(多磨町1丁目16番地付近)の道路の危険性については痛感しております。メールさせていただいたのは、三谷神社前の通りの塀についてです。この通りには古い高い壁が多く、特に三谷神社隣のアパートの塀はひび割れも多く、すでに少し傾いております。自治体として壁の撤去や補修に対して助成金を出すなどの対策をされていますが、法律的に強制力がないためほとんど活用されていないと理解しております。車が来たら壁際にやらなければいけず、子供もいるのでいつも怖い思いをしております。何とか改善していただけますと幸いです。よろしくお願い申し上げます。(以上、市民の方の投稿より)

~ちなみにこの多磨町のアパート沿いの壁は、数か月前になくなり、新たな集合住宅が建設工事中となっています。

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07 11月

府中市が個人住宅向け防犯機器等購入助成事業を実施します・・11月4日から申請開始(府中市議会議員 国民民主党 ゆうきりょう)

府中市議会議員(国民民主党所属)の ゆうきりょう です。

府中市内では、今、いわゆる「闇バイト」が関係すると思われる強盗事件等が発生し、体感治安が悪化しております。そこで府中市では、東京都防犯機器等購入緊急補助事業を活用し、侵入盗被害防止に有用な防犯機器等の導入により防犯対策を強化すること、防犯意識の醸成と向上を図ることを目的とし、新たな助成事業を開始します。(市のHPから抜粋)⇒ 府中市防犯機器等導入助成事業 (PDF:552KB)

1,申請期間・・令和7年11月4日(火曜日)から令和8年1月30日(金曜日)まで
(注)期間内であっても、 予算上限に達したら受付終了となりますのであらかじめご了承ください。

2,助成対象者

(1) 助成金の申請日において、府中市内に住所を有しておりその住所に居住している方
(2) 令和7年4月1日(火曜日)以降に防犯機器等の購入又は購入及び設置工事を行った方
(3) 転売・譲渡を目的としていない方
(4) 同事業の助成金の交付を受けていない方

(注)住宅に居住していない管理者、管理組合等は対象外です。
(注)店舗、事務所又は事業所等への設置した場合は対象外です。

3,助成対象経費

以下の対象品目(10種)の購入費又は購入費及び設置工事費
防犯機器等名称 購入費 設置
工事費
要件等
防犯カメラ 犯罪の防止を目的として、訪問者の姿を確認・録画できる機能の付いたカメラ
(侵入盗対策として、侵入者が認識できる方法で屋外に設置したものに限るため、見守りカメラは対象外)
(注)購入に合わせて、必要最小限の範囲内において購入した記録用メディア(関連機器等)も対象
防犯性能の高い錠・
補助錠
防犯性能の高い錠:不正開錠を困難にする構造や技術的な工夫を施した錠
(注)賃貸住宅等における入居時の鍵穴交換は対象外
補助錠:主錠に加えて追加で取り付ける錠
サムターンカバー・
ロックカバー
× ドアの内側にあるサムターン(錠)を覆い、不正な開錠を防止するためのカバー
防犯フィルム 窓ガラスに貼り付けることで、ガラスの強度を高め、侵入者によるガラス破りを防ぐためのフィルム
(注)インテリアや目隠し、遮熱・断熱やUVカット、災害時の飛散防止(防災フィルム)目的は対象外
センサーアラーム × 主に赤外線や熱、光、振動、磁力等を感知し、自動で警告音が鳴る装置
センサー付きライト 動くものや熱などを感知する自動的に点灯する照明器具
(注)屋内に設置する「センサー付きライト」は対象外
ダミーカメラ 防犯カメラの見た目を模した偽物のカメラ
カメラ付き
インターホン
訪問者の姿を映像で確認・録画をすることができる機能の付いたインターホン
(注)購入に合わせて、必要最低限の範囲内において購入した記録用メディア(関連機器等)も対象
面格子 窓の外側または内側に侵入の防止を目的として取り付ける格子
防犯砂利 × 踏むと大きな音が鳴るように加工された砂利

(注)設置工事費は、設置工事を事業として行う専門業者による設置に限る。

注意事項【購入前に必ずご確認ください】

①カメラ機能がついているものを設置する場合、撮影範囲は原則住宅等の敷地内とし、近隣住民等へのプライバシー保護に留意してください。
やむを得ず住宅等の敷地外が撮影範囲に入る場合は、撮影範囲に入る住宅等その他の物の所有者又は使用者に事前説明を行い、同意を得てください。

②防犯カメラ、防犯フィルムは商品名・商品説明等に「防犯」等の記載があるものに限ります。
(注)防災のみでは対象となりませんのでご注意ください。

③設置工事費用の申請は、専門業者によるものに限ります。

3,助成対象外経費

①管理者や管理組合等の居住者以外からの申請

②売買目的の申請

③住宅に併設されている店舗や事務所への設置

④賃貸住宅、共同住宅における共用部分(ベランダなどの専用使用権が設定された共有部分を除く)

⑤購入費もしくは購入及び設置工事費以外の費用(配送費・廃棄費・リサイクル料等)

⑥個人や個人間での請負等の設置工事を事業として行っている専門業者以外の設置工事費用や購入を伴わない設置工事費用

⑦リース契約による貸与や第三者からの譲渡等

⑧フリマサイト等を含む個人間での購入品

⑨通信費や電気料金等月額・年額契約や防犯機器等の運用に係る経費

⑩住宅購入時における設置で、明確に防犯機器等部分の領収書が分かれていないもの

4,助成額・・購入費又は購入及び設置工事費の2分の1(千円未満切捨・上限額20,000円)

(注)申請は1世帯1回限りですが、1回の申請で複数品目申請可
(注)割引やポイント利用分等は対象から除きます。
(注)申請者自らが設置、取り付け、交換を行った費用については助成対象にはなりません。

5,必要書類等

【窓口及び郵送申請の場合】申請書(注1)

【窓口及び郵送申請の場合】請求書(注1)

領収書(注2)、本人確認書類の写し、

【住宅が賃貸住宅または共同住宅の場合】住宅所有者または管理者等の同意書

①口座情報がわかるもの(通帳原本又は通帳1ページ目のコピー 等)

②その他(必要に応じて、その他の書類をご提出いただく場合があります。)

(注1)本ページからダウンロードできます。地域安全対策課窓口でも配布しています。(準備出来次第、掲載します。)
(注2)インターネットで購入し、領収書を印刷できない場合は、電子申請をおすすめします。

6,領収書への記載事項・・購入者名、②購入品目、③購入金額、④領収(購入・設置)年月日並びに販売店等の名称、住所等の記載があるもの
なお、購入者名について、フルネームで原則助成対象者と一致している必要があります。また、購入品目について、複数防犯機器等を購入された場合は、領収書を分けていただくもしくは購入品目及び金額の内訳がわかる資料をご提出ください。

7,申請書等書式一覧・・準備出来次第、掲載します。

8,申請方法・・以下いずれかの方法で申請をお願いいたします。
申請は1世帯1回までとなりますので、申請後に購入若しくは設置工事をした経費の追加申請はできません。必ずすべて完了した後に申請をお願します。
(注)個人情報の観点から、申請や審査の状況についてお答えいたしかねますのでご了承ください。

(1)窓口・・府中市役所おもや3階 地域安全対策課窓口で申請
受付時間:午前9時から午後5時まで(平日のみ)
(注)必要書類をご準備の上、申請してください。

(2)電子申請⇒ 府中市防犯機器等導入助成金 申請・請求フォーム(外部サイト)

上記リンクから申請できます。電子申請の際は、本人確認書類や領収書、口座情報の添付が必要となりますので、ご用意ください。

(3)郵送・・以下宛名に郵送をお願いします。
〒183-8703 府中市宮西町2丁目24番地、府中市役所 地域安全対策課安全係 宛(以上、府中市のHPから抜粋)

※ゆうきりょう のブログをご覧になった方で、府中市への要望などお寄せください。福祉、街のインフラ、防災、産業、環境衛生、学校教育など、なんでも結構です。 アドレス yuki4551@ozzio.jp  電話090-4136-7642(電話にでない際は、留守電にお名前をお願いします) 住所・・府中市紅葉丘2-6-3、メイプルタウン吉野D202

※ 府中市議会議員  ゆうきりょう の朝の駅頭市政報告は、原則、毎朝下記の予定で行っています。駅頭では「市政通信」を配布しています。市政相談、生活相談なども受け付けています。なお雨天時や、自身の都合により中止の場合がありますが、お気軽にお声をおかけください。駅頭には朝8時までいます。

月曜日・・西武線多磨駅東口

火曜日・・京王線多磨霊園駅南口

水曜日・・京王線東府中駅北口

木曜日・・西武線多磨駅西口

金曜日・・京王線多磨霊園駅北口