28 2月

府中市でも「若者の孤立」対策強化を・・政府が「若者の孤立」対策を強化、コロナ禍の自殺防止を「最重要」政策に

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。いつもブログをご覧になっていただき、ありがとうございます。

先日政府はコロナ禍における孤独、孤立問題への対応を強化する方針を打ち出しました。なかでも自殺防止策を「最重要」と位置づけ、「若者の孤立」対策強化を前面に、担当大臣も配置。2月24日付読売新聞一面では「昨年1年間に自殺した小中高校生は479人で、前年から140人増え過去最多」との事態で、厚労省の「自殺対策白書」によると15~39歳の死因の1位は自殺とのことです。

そこで政府は「子ども・若者育成支援推進大綱」を改定し、①コロナ禍での「孤立・孤独」問題への対応強化、②自殺対策を「最重要課題」に位置付ける、③家族の介護などを行う「ヤングケアラー」の支援推進、④SNSの誹謗中傷対策の必要性を明記、⑤現実の体験、活動の充実とデジタル化推進の両立を掲げています(読売新聞1面より)。

★府中市の現在の「孤立・孤独対策」では不十分

この問題では、私も新年度予算要望で市民の方から要望があり、要望項目のなかで「平日、土日祭日も早朝から深夜まで孤立感、孤独死、不安を抱えている人のために、『ここへ行ったら誰かがいる』というフリースペースを作ってください。心の問題を抱えている人が前向きに生きられる支援の強化を検討ください」との要望をしています。

これに対し市の答弁は「有効性や効果を研究していく」という消極的な回答でした。また現在、府中市には保健センター内に「こころの相談」窓口という機関がありますが、今回政府が孤立・孤独問題を重要施策と位置付けたことで、市に対しても再度、予算委員会などで、施策の充実を求めていきます。

※私のブログをご覧になった方で、府中市に対するご意見、ご要望、苦情また情報など、また新型コロナ関係でのご要望などありましたら、お気軽にメールをお寄せください。 アドレス   yuki4551@ozzio.jp

27 2月

府中の「ふれあいの里」のクラスターの原因をさぐる・・認知症入所者の方への対応の教訓(府中市議会一般質問)

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。いつもブログをご覧になっていただき、ありがとうございます。

先日の一般質問で市内の介護老人保健施設「ふれあいの里」のクラスターについて取り上げた際、認知症の方が多数感染し、感染拡大の原因の1つになったことを指摘しました。

★早期の対策として、施設内の動線やゾーニングを確保することが課題になる

私は質疑のなかで「施設に入所していた認知症の方について、コロナ感染拡大という視点から現状の対策と課題について」を質問しました。

市の答弁は「(認知症の方につきましては)マスクの着用や他の入所者との接触を避けるなど、感染拡大の防止策を徹底するうえで困難な状況にあるため、その対応に苦慮している」との現状認識を示しました。

また答弁では今後の課題として「(ふれあいの里の)施設の構造上、食事をはじめとした日常生活において、入所者同士の接触を完全に避けることが難しく、また、業務上、介護に従事する職員の入所者との接触が避けられない状況にあるため、感染が確認された早期の対策として、施設内の動線やゾーニングを確保することが課題になる」との認識を示しました。

この答弁にあるように、感染が確認された場合の「早期の対策として、施設内の動線やゾーニングを確保することが課題になる」というのがポイントです。ここが「ふれあいの里」では対策として確立していなかったわけです。

認知症の方に対する感染防止策への対応については、はなかなか難しい、デリケートなものもあると思います。だからこそ、感染者が発生した際の対応について、今回のクラスターから導きだされた教訓について、再び府中市内で高齢者施設などで大型クラスターが発生することのないよう、今後も求めていきます。

※私のブログをご覧になった方で、府中市に対するご意見、ご要望、苦情また情報など、また新型コロナ関係でのご要望などありましたら、お気軽にメールをお寄せください。 アドレス   yuki4551@ozzio.jp

27 2月

府中市議会議員 ゆうきりょう から 府中市の教育関係の令和3年度予算要望書に対する市の回答(教育費編 その2)

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。いつもブログをご覧になっていただき、ありがとうございます。私は会派「市民の風」として昨年10月、150項目以上にわたる令和3年度予算要望書を市に提出しています。今回は、数回にわたり「教育費」に関する市への要望内容と市からの回答を順次、ブログでお知らせしてまいります。

①府中市内にある食品メーカーのいくつかの食品工場の企業製品を、市の学校給食に取り入れることを検討してください。

★市の回答⇒給食用食材は、単独校給食を定め、使用量の確保や価格などを勘案し、製品を選定しています。市内の食品加工業者から給食センターへの提供は、基準や数量、価格などから難しいとの声もいただいていますが、引き続き調整していきます。

②市内にある東京農工大学、都立農業高校などで収穫される農作物を学校給食に取り入れることを検討してください。

★市の回答⇒食育の観点から意義があると考えています。関係機関と連携を図り、実施にむけ検討していきます。

③小学校高学年の授業に活字離れ対策として、商業新聞の「小学生新聞」の学習輪読を定期的に授業に加えることを検討ください。

★市の回答⇒一般商業新聞は各学年において発達段階に応じ、国語の授業などで活用している状況ですが、授業において定期的に活用することは課題があると考えています。

④小中学校の卒業式に父母がそろって出席できることを要望します。

★市の回答⇒実施内容やあり方など、新型コロナの感染状況をみて、他市の実施状況も考量して検討します。

⑤ドリルワークを無償にもどすことを検討してください。

★市の回答⇒事務事業点検の結果、行革プラン、近隣他市の実施水準を勘案して、見直しを図っているところです。

⑥就学援助費を元の水準にもどしてください。

★市の回答⇒支給単価については、文科省の要保護児童生徒援助費補助金単価に準じて定まています。

⑦小学校児童に、府中市に対する郷土愛教育を進めることを提案します。

★市の回答⇒教育委員会が作成した社会科の副読本を活用した授業を各学校で実施しています。

26 2月

府中市議会議員 ゆうきりょう から 府中市の教育関係の令和3年度予算要望書に対する市の回答(教育編 その1)

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。いつもブログをご覧になっていただき、ありがとうございます。私は会派「市民の風」として昨年10月、150項目以上にわたる令和3年度予算要望書を市に提出しています。今回は、数回にわたり「教育関係費」に関する市への要望内容と市からの回答を順次、ブログでお知らせしてまいります。

①市民主体のスポーツクラブチームに対する熱中症の啓発、活動指針を環境省の「熱中症アラート」の発令などに基づいて「指導」することを検討ください。

★市の回答⇒熱中症の危険が予測される場合には、スポーツ活動を行う際、暑さ指数および熱中症警戒アラートを参考に、体調管理や水分補給など熱中症予防に関する注意喚起を行っていきます。

②卒業式の通常開催について前向きに検討してください。

★市の回答⇒子どもの健康、安全を第一に考え、実施の可否を含めて、実施内容や実施のあり方などを、新型コロナの感染状況や他市の実施方針などを考慮しながら検討します。

③生涯学習センターの講義内容について、市民の関心ごとである新型コロナに関する問題を教養講座として開催してください。

★市の回答⇒新型コロナに関する講座は令和3年1月に農工大と連携講座として実施を予定しています。今後も市民の多様なニーズにこたえるよう努めます。

④府中本町駅の徳川跡地について、その中身について市民からアンケートをとることを要望します。土地活用方法とモニュメントに対する満足度について意見を募るべきと考えます。

★市の回答⇒国史跡という制約が多い土地であることから、市民を含む国史跡武蔵国府跡保存活用検討会議でご意見を踏まえながら、現在第二期保存整備活用基本計画の策定を進めています。今後も遺跡の適切な保存を前提に、国や都の指導に従いながら、多くの市民にご来場いただけるよう、活用方法含めさらに整備を進めます。

⑤給食を運搬するトラックに温かい給食の保温装置を完備してください。

★市の回答⇒保温装置はサラダや冷凍みかんなどの温度を上げることのできない献立があるため、実施は困難な状況です。

⑥府中市も「給食甲子園」に出場を検討してください。

★市の回答⇒学校給食甲子園は、単独校給食の調理法と同じく、包丁技術や少人数の調理技術が必要となりますが、共同調理場における調理は、機会での切裁や回転釜での調理となっており、調理方法が異なっています。課題などふまえ検討していきます。

 

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26 2月

府中の介護老人保健施設「ふれあいの里」と「あさひ苑」のコロナ感染防止策、その対応の違いはなにか(府中市議会一般質問)

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。いつもブログをご覧になっていただき、ありがとうございます。

昨日(2月24日)市議会で一般質問をしましたが、私は「ふれあいの里」で発生したクラスターについて質しました。いくつか主張のポイントはあるのですが、ここで記載するのは、なぜ「ふれあいの里」ではクラスターになり、「あさひ苑」では感染者の拡大を防いだのかという点です。

★「ふれあいの里」クラスターの原因を市は分析できない?

「ふれあいの里」の対応について市に分析を求めたところ、「同施設のクラスター発生については多摩保健所が対応しているので、正確な分析は難しい状況」として、「運営上、入所者と職員、入所者同士の一定の接触は避けられない状況にある」としています。

★あさひ苑の迅速機敏な初動対応

一方で感染拡大を防いだ「あさひ苑」について、市の答弁は「(発生直後から)通所サービスを休止し、食事を宅配するなど個別対応に切り替えるとともに、当該感染者との接触者を特定したうえで、万全を期して、併設する特養ホームの職員を含めた全職員のPCR検査の実施など、迅速な対応を取ったことが、感染確認からの初動対応として参考になる」との内容でした。

私は質疑の最後に「あさひ苑の場合、感染者が発生した際の初動対応が極めて迅速、的確に行われた」ことを指摘し、「実は私のところにも、あさひ苑にお母様を通所させているという女性の方から、あさひ苑の対応に感謝しているというメールをいただきました」と紹介しました。

★初動対応の遅れがあきらかな「ふれあいの里」

一方で市の答弁にあるとおり、「ふれあいの里」では明らかに初動対応の誤り、迅速性に欠けるという点が多々あったことは否めないこと。それが82名の感染者にまで広がったということで証明されており、市の担当部署としては、もう明確にその違いが具体的に分かっているはずと主張し、「2つの施設でここまでの違いがでたことに対して、これを市として、今後、市内にある福祉施設の管理責任者、職員の方々に対し、本当に周知徹底をしていただきたい」と主張しました。

では「ふれあいの里」の対応がなぜ遅れたのか、クラスター発生の大きな原因の1つにある、認知症の方の対応についてはまた後日、ブログで掲載します。

※私のブログをご覧になった方で、府中市に対するご意見、ご要望、苦情また情報など、また新型コロナ関係でのご要望などありましたら、お気軽にメールをお寄せください。 アドレス   yuki4551@ozzio.jp

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