06 10月

府中市 いじめ問題対策委員会を開催 いじめ防止対策推進条例が施行(府中市議会議員 国民民主党 ゆうきりょう)

府中市議会議員(国民民主党所属)の ゆうきりょう です。

府中市教育委員会では、府中市いじめ防止対策推進条例(令和5年4月施行)第9条に基づき、その附属機関として、府中市いじめ問題対策委員会を設置しています。令和7年7月16日に「令和7年度 府中市教育委員会いじめ問題対策委員会」を開催し、令和5・6年度のいじめ防止等に向けた取組について報告するとともに、今後の府中市教育委員会及び府中市立小・中学校におけるいじめ防止等に向けた取組を充実させるための協議を行いました。(教育委員会のHPより)

※府中市教育委員会発行のニュース ⇒ いじめ防止ニュース

~私が議員になってからいくつもの相談が寄せられました。なかでも複数あったのが府中市内の小中学校にお子さんを通学させている保護者の方の相談で、学校内でのいじめの問題があります。共通しているのは、ご自身のおこさんが学校内でいじめにあい、「学校側に相談して解決を求めたが、誠実に対応してもらえず、困っている。誰に相談したらよいのか」というものです。こうした場合、その親御さんから私が話を聞いたうえで、府中市の教育委員会の担当者に話をします。その後、教育委員会の担当者から当該の学校の校長先生のところに話がいき、親御さんの相談への対応がなされていくという流れになります。親御さんの「真意」が当該の学校側に伝わらずにいるケースが見受けられます。こうした場合、議員を通じて市の教育委員会から学校へ話を持ちかけることで、その後スムーズに解決に至ったケースがありました。保護者の方でこうしたご相談などあれば、市議会議員 ゆうきりょう へご相談ください。★いじめ防止条例制定を求めて一般質問で取り上げてきました

以前私も、いじめの問題について一般質問でも取り上げましたが(16年2月議会)、学校での「いじめ」の相談は、お子さんが「公表」しずらい大変ナイーブな問題でもあり、親御さんも困惑する問題であると思います。しかしながら、抱え込まないで、ぜひ教育委員会、あるいは議員に相談をもちかけることで、解決への糸口が発見されることがあります。ぜひ、こうした問題がある親御さんは、私、結城りょう へご連絡ください。少しでも解決のお役に立てれば嬉しく思います。

この記事をシェアする

★いじめ防止条例とその付属機関設置について「いじめ防止推進法にもとづき必要性含め検討している」(市の答弁)

私はこれまで平成28年第1回定例会、令和2年第1回定例会にて、いじめの問題について一般質問を行いました。私がこの2回の質疑で要望した柱の1つに、いじめ防止基本条例の制定と独立した第三者機関の設置がありました。当時の質疑を通じて、平成28年当時、教育委員会はいじめ防止条例の制定については否定的でしたが、その後、同条例制定と第三者機関設置については検討する方向に変わりました。

★令和2年第1回定例会における、府中市教育委員会市の答弁⇒「昨年度から市のいじめ防止基本方針の改定を検討しており、そのなかで、いじめ防止条例の必要性についても検討している」「いじめ防止推進法にもとづく付属機関等の設置も視野にいれながら、対策を総合的に検討している」という内容でした。

5年前の質疑での市の答弁はいずれについても、「いじめ防止基本方針において必要な事項を制定していると考えている」と答弁していただけに、条例制定にむけて前向きな中身として受けとめました。

いじめ防止条例制定の意義について、私は平成28年の質疑のなかで、都政新報における東京都教育庁の指導部指導企画課のコメントを取り上げた際、「条例がない自治体に対して、機能としては問題ない。ただ、住民の代表である議会を通じた条例で設置した対策機関と比べて透明性がない。さらに、問題が発生した際に、条例設置の機関が対応することで、より中立性、公平性を保つことができる」「専門家の集まる条例設置の委員会だからこそ、教育行政に対する信頼を得ることができるのではないか」と、このようにも話をされておりました」。

★いじめの事件で必ず明るみになる、教育委員会による「いじめ隠し」をさせない制度上の担保を

いじめの事件が明るみになると、教育委員会によるいじめ隠しということが、必ず問題になります。いじめの真相、真実を明らかにするために、そしていじめ隠しを防ぐためには、教育委員会に制度上の仕組みを担保すること。その意味からも条例の制定、独立した第三者機関の設置によって、透明性、中立性、公平性を確保することが絶対条件です。

~今も全国の教育委員会による、いじめ隠しのニュースが報道されるたびに、教育委員会の隠蔽体質に対する批判の世論があがりますが、府中市においては、いじめ防止条例の理念のもと、そうしたことがないよう適切な対応を期待したいと思います。(府中市議 国民民主党 ゆうきりょう)

※ゆうきりょう のブログをご覧になった方で、府中市への要望などお寄せください。福祉、街のインフラ、防災、産業、環境衛生、学校教育など、なんでも結構です。 アドレス yuki4551@ozzio.jp  電話090-4136-7642(電話にでない際は、留守電にお名前をお願いします) 住所・・府中市紅葉丘2-6-3、メイプルタウン吉野D202

※ 府中市議会議員  ゆうきりょう の朝の駅頭市政報告は、原則、毎朝下記の予定で行っています。駅頭では「市政通信」を配布しています。市政相談、生活相談なども受け付けています。なお雨天時や、自身の都合により中止の場合がありますが、お気軽にお声をおかけください。駅頭には朝8時までいます。

月曜日・・西武線多磨駅東口

火曜日・・京王線多磨霊園駅南口

水曜日・・京王線東府中駅北口

木曜日・・西武線多磨駅西口

金曜日・・京王線多磨霊園駅北口

03 10月

府中市 小中学校の水泳授業について今後「屋外プールは整備せず」・・猛暑対策で屋内移行へ方針(府中市議会議員 国民民主党 ゆうきりょう)

府中市議会議員(国民民主党所属)の ゆうきりょう です。

★将来的に水泳授業は屋内での実施を検討(府中市教育委員会)

今朝の読売新聞多摩版に、府中市教育委員会は今後、市内の小中学校について「屋外プールを整備せず」「猛暑対策で屋内移行へ」との見出しで記事が掲載されています。「水泳授業は、将来的には屋内での実施を検討しており、新たな屋内施設の整備や、民間プールの活用を視野にいれる」としています。

記事では「各校の水泳授業は年間8~10時間程度だが、猛暑による熱中症リスクを避けるため、今年度は開始時期を前倒しして、早いところでは5月下旬から7月中旬までに実施」「プールサイドにテントを張ったり、水をまいたりするなど、暑さをしのぐ工夫をした」としています。またこの記事にもりますが、市内の小中学校のプールは設置された時期が、40年以上を経ているのは、小学校で16校、中学校で2校あり「これまで老朽化したプールは修繕してきたが、今後は猛暑による安全面への配慮から、市教委は屋外プールの新たな整備は避けるべきと判断」したとしています。

★市内にある屋内プールは公共1、民間2のみで、学校改築完了までは現在ある屋外プールでの授業を前提として考えなければならない

また「9月中旬に公表された方針案によると、来年以降も屋外プールは引き続き使用するが、公共屋内プールまたは民間事業者との連携による民間屋内プールでの水泳授業を検討する」とあります。しかしながらこの記事にあるように、市内にある公共屋内プールは、生涯学習センターのプールのみで、民間プールも2ヶ所だけとなっています。記事では市教委の担当の話として「子どもたちの安全を確保するための施策であり、プールでの授業を存続させるためにも、早急に対応を進めたい」としています。(参考、読売新聞多摩版10月3日付記事)

★熱中症などのリスクが高まっているため、夏休み明けの9月から水泳授業を実施へ(広島市)

私も9月の府中市議会の学校施設老朽化対策特別委員会において、今回のプール整備方針の報告をうけて、広島市教育委員会のケースを紹介し、9月の水泳授業の実施を提案しました。先日のNHKインターネットニュースによると、広島市では「夏の異常な暑さによる熱中症などのリスクを減らそうと、広島市では水泳の授業の開始時期を3か月ほど延期して、9月から始める小学校もある」と伝えています。

★9月であれば7月ほどは暑くはなく、熱中症リスクも少ない

同ニュースによると、市内の安東小学校では、水泳の授業の開始時期をこれまで6月にしていたそうですが、「近年は夏の異常な暑さが続き熱中症などのリスクが高まっているため、ことしは3か月ほど延期して夏休みが明けた9月から授業を始めることとにした」とのことです。広島市教育委員会によると「水泳の授業は今月いっぱいまで週2回程度行われ、市内の中学校2校でも、同じように夏休み明けから水泳の授業を始める対応を取っている」とのことです。

また同ニュースのなかでは、児童の1人のコメントとして「気持ちよかったです。7月は暑すぎて、去年まではプールサイドに打ち水をしないといけませんでした。9月はいいと思います」と話しています。また5年生の学年主任の教諭の方は「9月になると日が照っていても風があってそこまで暑くならないのでいいかなと思います。子どもたちの評判も上々ですし、来年度以降の継続も検討していきたいです」と話していました。(参考、NHKインターネット9月10日付)

★問題は今後、校舎の全面改築をむかえる学校におけるプールの授業をどうするか

教育委員会の方針では、『各学校の既存の屋外プールは、必要な熱中症対策を講じた上で、公共屋内プール又は民間屋内プールを活用するまでの間は引き続き活用することとします』とあります。その際、①子どもたちの熱中症のリスクへの対策、②文科省から規定されたプールの授業数を消化することが、絶対条件です。また他のプール施設への移動となると、それだけコストや手間暇を要します。今後改築予定の小中学校については、現在ある校内の屋外プ―ルを活用することを前提として考えた場合、広島市のような9月にプールの授業を実施する方法が、上記の①②の条件をクリアする意味で、有効な案ではないかと考えています。(府中市議 国民民主党 ゆうきりょう)

※ゆうきりょう のブログをご覧になった方で、府中市への要望などお寄せください。福祉、街のインフラ、防災、産業、環境衛生、学校教育など、なんでも結構です。 アドレス yuki4551@ozzio.jp  電話090-4136-7642(電話にでない際は、留守電にお名前をお願いします) 住所・・府中市紅葉丘2-6-3、メイプルタウン吉野D202

※ 府中市議会議員  ゆうきりょう の朝の駅頭市政報告は、原則、毎朝下記の予定で行っています。駅頭では「市政通信」を配布しています。市政相談、生活相談なども受け付けています。なお雨天時や、自身の都合により中止の場合がありますが、お気軽にお声をおかけください。駅頭には朝8時までいます。

月曜日・・西武線多磨駅東口

火曜日・・京王線多磨霊園駅南口

水曜日・・京王線東府中駅北口

木曜日・・西武線多磨駅西口

金曜日・・京王線多磨霊園駅北口

28 9月

府中市 小中学校での授業や行事での事故で、児童生徒らが死傷した際に支払われる「災害共済給付」について、こども家庭庁が通知(府中市議会議員 国民民主党 ゆうきりょう)

府中市議会議員(国民民主党所属)の ゆうきりょう です。

★学校側が給付の運営団体に請求書を送付しないことは『権利の侵害にあたる可能性がある』

先日の読売新聞に学校の授業や行事での事故などで児童生徒らが死傷した時に支払われる「災害共済給付」について、こども家庭庁は「保護者の給付請求を学校側が速やかに取りつぐよう文科省に通知した」とあり、同通知では「学校側が給付の運営団体に請求書を送付しないことは『権利の侵害にあたる可能性がある』と注意を促している」としています。

同記事によると、災害共済給付制度は独立行政法人「日本スポーツ振興センター」(JSC)が運営、「児童生徒らが学校管理下で死傷したり、学校でのいじめを理由に自殺したりした際などに、保護者の請求をもとに医療費や見舞金が給付される」としています。

一方で「同庁などによると、保護者の請求書は学校を通じてJSCに送ることが定められているが、責任を問われることを懸念して取次ぎを拒むなどした学校が確認された」とし、今回の通知では「学校側に請求内容を『審査する権限はない』と指摘」「保護者の請求書をJSCに速やかに取り次ぐ法令上の義務がある」としています。なおこの通知は9月4日付で発令されたとして、こども家庭庁は保育所を認可する全国の自治体にも通知し、周知徹底していくとのことです。(参考、読売新聞9月26日付)

~今回のこども家庭庁による通知は、大変重要な内容です。最近では、杉並区で学校の校庭に釘がささっていたことがあり、児童が大けがをした件がありましたが、こうした事態の直面した場合では、この見舞金が給付されるはずです。府中市の児童生徒の保護者の方で、学校での授業や行事などで事故にあわられた際は、すみやかに学校を通じて請求してください。また学校側が応じないケースについては、私あてにメールなどでご連絡ください。教育委員会に要請し、対応させていただきます。(府中市議 国民民主党 ゆうきりょう)

※ゆうきりょう のブログをご覧になった方で、府中市への要望などお寄せください。福祉、街のインフラ、防災、産業、環境衛生、学校教育など、なんでも結構です。 アドレス yuki4551@ozzio.jp  電話090-4136-7642(電話にでない際は、留守電にお名前をお願いします) 住所・・府中市紅葉丘2-6-3、メイプルタウン吉野D202

※ 府中市議  ゆうきりょう の朝の駅頭市政報告は、原則、毎朝下記の予定で行っています。駅頭では「市政通信」を配布しています。市政相談、生活相談なども受け付けています。なお雨天時や、自身の都合により中止の場合もあります。お気軽にお声をおかけください。駅頭には朝8時までいます。

月曜日・・西武線多磨駅東口

火曜日・・京王線多磨霊園駅南口

水曜日・・京王線東府中駅北口

木曜日・・西武線多磨駅西口

金曜日・・京王線多磨霊園駅北口

27 9月

府中市 小中学校教員の働き方改革・・文科省が「教員の働き方改革」を進めるために、業務量の適切な管理の指針策定(府中市議会議員 国民民主党 ゆうきりょう)

 府中市議会議員(国民民主党所属)の ゆうきりょう です。

★保護者らからの過剰な苦情や不当な要求への対応は『学校以外が担うべき業務』(文科省が教育委員会に通知)

 昨日の共同通信インターネットニュースによると、文部科学省は「教員の働き方改革を進めるため、業務量の適切な管理に関する指針を改定し、全国の教育委員会に通知した」として、「学校や教員らが担う業務を再整理し、保護者らからの過剰な苦情や不当な要求への対応は『学校以外が担うべき業務』と位置付けた」と報じています。また教員のメンタルヘルスの不調による問題では、「1カ月の残業について国が設定する上限の45時間を超える教員をゼロにするとの目標や、健康確保のため心理的負荷を調べる『ストレスチェック』を実施する」ことなども盛り込んだとしています。

★教員が「学校以外」で担うべき業務を具体的に整理する

 指針においては、業務分類を新たに(1)学校以外が担うべき業務(2)教員以外が積極的に参画すべき業務(3)教員の業務だが負担軽減を促進すべき業務―と整理して、「学校以外」には、登下校時の通学路の見守り活動や、学校徴収金の徴収・管理も含まれるとしています。

 また「教員以外」については、①学校ホームページの作成やデジタル端末保守、②プールや体育館の管理などとして、「事務職員らの積極的な参加や民間事業者への委託が必要」、「負担軽減すべき業務」には、授業に向けた教材印刷や学校行事の準備・運営などを挙げ、支援スタッフらが教員に協力すると明記したとあります。(参考、共同通信9月26日付ネットニュースより)

★教員への「定額働かせ放題」の見直しが急務

学校教員の長時間過重労働が社会問題となって久しいですが、23年5月21日付新聞報道によると、文科省は質の高い人材の確保にむけ、給与アップや学校の働き方改革の具体策について本格的議論を始めたと報じています(朝日新聞)。記事によると「給与などの処遇改善、働き方改革、学校の体制充実」の3点を掲げており、なかでも「定額働かせ放題」と言われている「基本給の4%」上乗せ支給を10%以上に引き上げる案を検討しているとのことです。

この記事にもありますが、「神奈川県の公立中学30代男性教諭の平日の勤務時間は12時間を超えるのがざらで、休日出勤も常態化」しているとのことです。私も以前、小学校の教諭をされていたという50代の方から話を伺いましたが、教員は「40歳までは基本給も上がっていくが、40歳を過ぎると給与が上がらなくなる仕組みになっていて、民間準拠より低くなる傾向」との話を伺ったことがあります。

★中学校教員は部活動の負担も重荷になっている

私も2017年の6月議会で教員の長時間過重労働問題を一般質問で取り上げたことがあり、現場の教職員の方から実際の勤務状況について話を伺ったことがあります。とくに中学校教員は部活動の担当になるので、その負担も過重になっており、「明日の授業の準備をする時間がないのが悔しい」という声が印象に残っています。当時、府中市の教育委員会では独自の制度として副校長や一般教員を補助する「副校長等勤務改善支援員」を各校へ配置しており、この点は評価できるのですが現場の教員の過重勤務の実態は依然として大変な状況です。

★学校教員の勤務改善要望について~令和5年度予算要望から

要望①小学校支援員の不足が深刻なので、募集や受け入れ態勢を早急に増員してほしい。通常学級にる間は何かと対応してもらえるが、そこに行けなくなった子どもや外れた子どもへのフォローや支援について、もっと早く流動的、柔軟に対応してほしい。

●市教委の回答⇒支援の配置については、学校からの要望にそって予算編成できている認識です。募集のあり方については、都の教育委員会が設立した(財)東京学校支援機構が運営する人材バンクの活用を促し、各校での支援員の確保などのため、活用が始まっています。このほか市としても、支援員などの募集にかかわるHP掲載を工夫するなど、人材確保に取り組んでいきます。また支援員による不登校傾向や特別支援教育などへの対応が必要な場合にも、学校と連携し柔軟な対応に努めているところです。

※ゆうきりょうの 教員過重労働の関連ブログ(2017年6月)⇒ 府中市の公立小中学校教員の労働実態の改善を質す・・府中市議会一般質問

※ゆうきりょう のブログをご覧になった方で、府中市への要望などお寄せください。福祉、街のインフラ、防災、産業、環境衛生、学校教育など、なんでも結構です。 アドレス yuki4551@ozzio.jp  電話090-4136-7642(電話にでない際は、留守電にお名前をお願いします) 住所・・府中市紅葉丘2-6-3、メイプルタウン吉野D202

※ 府中市議  ゆうきりょう の朝の駅頭市政報告は、原則、毎朝下記の予定で行っています。駅頭では「市政通信」を配布しています。市政相談、生活相談なども受け付けています。なお雨天時や、自身の都合により中止の場合もあります。お気軽にお声をおかけください。駅頭には朝8時までいます。

月曜日・・西武線多磨駅東口

火曜日・・京王線多磨霊園駅南口

水曜日・・京王線東府中駅北口

木曜日・・西武線多磨駅西口

金曜日・・京王線多磨霊園駅北口

22 9月

府中市 フリースクールへの独自補助を・・都内でフリースクールへの独自支援策をする自治体が増える傾向(府中市議会議員 国民民主党 ゆうきりょう)

府中市議会議員(国民民主党所属)の ゆうきりょう です。

不登校児童、生徒が全国的にも増え続けていますが、東京都ではフリースクール助成金をスタートさせて、さらに都内の自治体ではそれに上乗せして、助成金が開始されています。同時に「東京都フリースクール助成金が開始(最大2万円)されてから、近隣のフリースクールが全体的に値上げされています」とのお声を、保護者の方からいただいています。

■助成金額(月額)自治体

助成金額(目安)①品川区 最大2万円、②港区  最大2万円、③品川区  最大2万円、④北区  最大1万円、⑤荒川区  最大2万円、⑥足立区  最大2万円、⑦葛飾区 最大1万円、

※港区 https://www.city.minato.tokyo.jp/kyouikushien/minatofs.html

※北区 https://www.city.kita.lg.jp/children-edu/education/1008137/1018626.html?utm_source=chatgpt.com

※荒川区 https://www.city.arakawa.tokyo.jp/a050/kyouiku-seishounen/kyouikushien/hojyokinn.html

※足立区 https://www.city.adachi.tokyo.jp/kyoikushido/freeschool-josei.html

※葛飾区 https://www.city.katsushika.lg.jp/kosodate/1000057/1002475/1036500.html

※品川区 https://www.city.shinagawa.tokyo.jp/PC/kukyoi/kukyoi-futouokutaisaku/hpg000000893-2.html

★東京都が24年度予算から12億円を計上、1500人を対象にフリースクール支援補助を開始

23年9月の朝日新聞に、東京都が小中学生の不登校支援として、フリースクールの利用料について最大2万円の助成をする方針を決めたとあります。記事によると「都は新年度予算案に12億円を計上、対象は約1500人を見込む」「フリースクールの団体や利用者向け支援は茨城県、札幌市などで例はあるが、都の取り組みは対象人数や事業総額の規模が大きい」とのことです。

この記事にもありますが都内の公立小中学校の不登校児童生徒数は過去最多の計2万6912人を記録、フリースクールの授業料は月額平均約4万5千円との調査結果があるとのことです。

府中市内は現在、フリースクールが数校ありますが、不登校児童、生徒が増え続けている今日、さらに増えると思われます。その意味で東京都の施策は意義あるものです。また府中市内の不登校児童生徒数は過去最高の500人を超える数を記録、その居場所づくりが課題になっています。市の現状の施策、放課後児童クラブ、市内文化センターにある児童館などの施設だけでは、そのニーズを満たすことはできません。ぜひ官民協働、市民協働による不登校児童対策を求めたいものです。

★東京都のフリースクールの補助金について・・使い勝手の悪い制度では負担は軽くならない(保護者の声から)

子どもの第三の居場所について、なかでも不登校児童生徒の居場所の確保と対策について、こども家庭庁も新たな方針を示しており、今後、自治体の施策の充実が問われてきます。そこで市民の方から、おもにフリースクールの課題についてお声をいただきましたので、以下紹介させていただきます。

~東京都のフリースクール研究費についてお話させていただきます。自治体によっては独自にフリースクールの補助金があるようです。東京都の事業は、期限や期間があるため、利用できない期間が発生します。家庭の負担が大きくなります。

鎌倉市の例を上げますと、利用した金額に応じて最大1万円のお支払いがあるようです。しかし、フリースクールで利用した金額だけを保証されても、帰りに申し送りを聞くこともあること、1人では通えないので、送迎を朝晩する必要があります。交通費として、電車、バス、ガソリン代、場合によっては駐車場代ががかかることもあると思います。

★学校給食無償化の次はフリースクールなど子どもの居場所確保策の充実

不登校では、外に出ることも抵抗がありますので、電車やバスは、その日の体調で利用できないお子さんもいると思います。目的地まで車なら通えるというお子さんもいます。特性のあるお子さんが定型発達のお子さんのように通えると思うのは違うと思います。フリースクールの利用料金だけを全てとして、鎌倉市のように補助を見てほしくないと思います。 また府中市においては、フリースクール自体が少ないですので、他市を選んでいる方が圧倒的に多い印象です。自治体でもそうですが、給食費の次は、こういったサポートにも期待したいです。(以上、保護者の方の声から)

~フリースクールについては、不登校のお子さんをもつ保護者の方から、その金銭的負担が重くて、通わせることができないというお声をいただきます。子どものコミュニケーションを育む場としての、フリースクールは貴重な場です。自治体で開設されている、不登校支援校などへアクセスできない子どもたちのためにも、ぜひ支援策について、要望していきたいと思います。(府中市議 国民民主党 ゆうきりょう)

※ゆうきりょう のブログをご覧になった方で、府中市への要望などお寄せください。福祉、街のインフラ、防災、産業、環境衛生、学校教育など、なんでも結構です。 アドレス yuki4551@ozzio.jp  電話090-4136-7642(電話にでない際は、留守電にお名前をお願いします) 住所・・府中市紅葉丘2-6-3、メイプルタウン吉野D202

※ ゆうきりょう の朝の駅頭市政報告は、原則、毎朝下記の予定で行っています。駅頭では「市政通信」を配布しています。市政相談、生活相談なども受け付けています。なお雨天時や、自身の都合により中止の場合もあります。お気軽にお声をおかけください。

月曜日・・西武線多磨駅東口

火曜日・・京王線多磨霊園駅南口

水曜日・・京王線東府中駅北口

木曜日・・西武線多磨駅西口

金曜日・・京王線多磨霊園駅北口

※原則、朝8時まで