02 11月

(府中市)府中市の小中学校の新1年生の就学援助費の「入学準備金」入学前支給の申し込み受け付けのお知らせなど(令和6年度向け)

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。

1,府中市の教育部学務保健課では来年度から新しく小中学校の1年生になる方の保護者に、入学準備金を支給します。

(1)対象・・一定所得以下の市民

(2)申し込み・・①新小学1年生は令和6年1月12日までに、申込書(11月上旬に各家庭へ送付)と必要書類を市役所学務保健課に提出ください。

②新中学1年生は令和6年1月31日までに、申込書(学務保健課に用意、ダウンロード可)を同課へ ※現在、就学援助認定の方は申し込みはいりません。

(3)問い合わせ先・・府中市学務保健課 電話042-335-4436 へ

 

2,生活福祉資金貸付制度、教育支援資金のお知らせ

(1)対象・・高等学校、専門学校、短期大学、大学などに在学中、または進学予定のお子さんがいる世帯 (ただし収入要件などあり)

(2)貸付限度額(授業料など月額上限)①高校 52500円(専修学校高等課程含む) ②短期大学 90000円(高等専門、専修学校専門課程含む) ③大学 97500円(専門職大学含む)

※入学金は500000円

(3)申請者 進学を希望する本人、ただし連帯借受人(その世帯の生計中心者)が必要

※申し込みには連帯借受人の収入証明のほか、所定の書類が必要です

※未納付の資金が貸付対象となりますので、支払いスミの学費への貸付はできません。

※貸付には条件と審査がありますので、詳しくはお問い合わせください。

(4)問い合わせ先・・府中市地域活動推進課 まちづくり推進係 生活福祉資金貸付事業担当 電話042-360-9996 へ

※ゆうきりょうのブログをご覧になった方で、府中市に対するご意見、ご要望、苦情など、また新型コロナ関係でのご要望などありましたら、お気軽にメールなどお寄せください。アドレス yuki4551@ozzio.jp

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01 11月

(府中市)府中市内の放課後児童クラブ(学童クラブ)でも長期休暇中に昼食提供を求めたい(市民の方からの予算要望より)

府中市議会議員の ゆうきりょう です。府中市への予算要望に対する市民の方からのお声のなかで、長期休暇中における放課後児童クラブでの昼食提供を求める声があります。以下、市民の方からのお声を掲載させていただきます。

『府中市の学童の夏休み中のお弁当提供について色々調べたところ、ゆうきさんのブログを拝見いたしました。私自身も学童クラブに子どもをあずける身として、長期の休みなどの学童弁当の負担は身に染みて感じております。府中市としてこの問題に足してどう取り組んでいくのか、教えていただける範囲でいいので知りたいと思いご連絡しました。よろしくお願いいたします』。(市民の方の声より)

★「他自治体の動向も見て調査研究したい」(令和4年9月議会における市の答弁)

私は9月議会(令和4年)の決算委員会でもこの課題で質疑をしましたが、この時の市答弁は「近隣の市では、父母会が昼食提供を実施している自治体もあり、そうした自治体の動向も注視しながら、調査研究したい」などの答弁がありました。しかしながら「市ではできないから父母会が実施していただければ」という発想は、『市政の在り方』として果たしてそれで良いのかと思わざるをえません。

★「夏休み明けの児童のなかで、欠食の状態で2学期からの登校をむかえることが、大変心苦しかった」(他市の担当者の声)

この課題を考えるために、近隣でこの施策を実施している自治体の担当者に話を伺いました。この自治体でも保護者からの要望が多数で寄せられていたとのことです。その担当の方が言われていたことで印象に残ったのは、「夏休み明けの児童のなかで、欠食の状態で2学期からの登校をむかえることが、大変心苦しく、こうしたことを避けたかった」という話をされたのがとても印象に残りました。

★昼食提供の課題は何か

この学童クラブでの夏休み中の昼食提供の課題について、実施している自治体の担当の方に伺ったところ、給食センターで準備する際には、夏休み中なのでトラック(配食輸送)の確保が1つあると。

また学童クラブの施設は狭いので、学校の教室を使用できるように学校側と調整する必要があると。仕事内容について、現場の指導員にはそれほどの仕事量の増加にはつながらないと話しています。(給食の準備作業については、児童たちは日頃から慣れている)

★他市では、学童クラブの昼食のメニューを、1食250円程度、注文は1ヶ月半前にとる、キャンセルの場合、お金は返金はなし、前納制で実施

この自治体では昼食のメニューについては、1食250円程度、注文は1ヶ月半前にとる、キャンセルの場合、お金は返金はなし。前納制で実施しているそうです。担当の方は「出勤前のあわただしい時間帯にお弁当を作る保護者の負担を減らすほか、暑さで弁当が傷みやすいなどの心配を取り除く狙いがある」とも話されていました。この際、私はぜひ学校給食センターでの調理による昼食、または配食サービスの提供を、夏休み中の学童クラブの児童たちにぜひ要望します。

これ実施していただけたら、学童クラブにお子さんを預けている保護者の方は、本当に喜ぶと思うんです。ぜひ府中市も実施する、という視点にたって、検討いただけないかと、あらためて強く要望させていただきます。

★令和5年9月議会における府中市の答弁⇒「(昼食提供をする場合)外部の配食サービスなどが想定されますが、配達後の個数管理や食後の後処理、アレルギー対応や食品衛生管理など、職員の負担増や児童の安全管理に関わる諸課題が数多く表出することがわかり、これらの課題に対応することは、現状の運営体制では難しい状況にある」との答弁です。

~現状では市としてその意思がないということです。ただブログでも記載しましたが、近隣の自治体でも十分に対応しているところもあり、府中市ができないはずはありません。議会ではこの問題を取り上げる議員さんはまだいないのですが、私あてには保護者の方からの要望が多い1つの課題です。今後もあきらめずに引き続き、市に対して要望してまいります。(ゆうきりょう)

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28 10月

(府中市)府中市の公立中学校における部活動の地域移行、外部指導員による指導への移行はどうなっているのか

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。

東京都は2025年度までに都内すべての中学校において、部活動の指導を地域移行、外部指導員への移行を方針化しています。そこで府中市内の公立中学校における、その状況はどうなっているのか。今年の府中市議会の第1回定例会(3月)において、備邦彦議員(自由クラブ)がこの課題について質疑をされているので以下、府中市教育委員会の答弁を紹介します。

1,府中市の中学校の部活動における、外部指導員の配置状況、謝礼などの実情についてどうなっているのか

①教育委員会では、市立中学校における部活動の振興と充実を図るため、部活動の指導を行う外部指導員を学校長の裁量により各校に配置している。配置に必要な部活動や時間数は各校で異なり、外部指導員として活動していただく人材については各校で確保しているが、現在、市内の中学校全校に外部指導員が配置されている。

②外部指導員は運動系と文化系を問わず、平日か土日かも問わず広く配置されており、令和4年度の4月から12月末までの9か月間で、28種目の部活動で延べ3,598人の配置実績となっている。

③外部指導員への謝礼については、府中市立中学校における部活動に関する要綱で謝礼について定めており、金額は1時間当たり1,500円、1日の限度額は3,000円で、外部指導員によっては、謝礼を辞退される方もいる。

2,外部指導員の今後の地域移行へのプロセスはどうなっているのか

①部活動の地域移行などについて、部活動の当事者である生徒及び、その保護者の理解を得ることが最も重要であると認識している。まずは部活動の地域移行等についての理解を深める取組を進めたいと考えており、令和5年度当初予算案においても広報活動に要する費用等を計上している。

②府中市においてはすでに関係各課によるプロジェクトチームを立ち上げ、具体的な検討を進めているので今後、市が有する様々な社会資源の活用や関係団体との連携を進めることなど、市の実情に即した取組を推進するで、部活動の段階的な地域移行等を進めていきたい。

3,今後、民間団体などとの連携についてどう考えているのか

①外部指導員については各学校が必要な人材を確保している。その人材の確保に当たっては、団体を通じて要請することが条件となっているわけではないが、外部指導員の中には、府中市体育協会に加盟している各競技団体や民間団体等に所属している方もいるので、増員や交代が必要な場合に、学校側から所属団体に連絡をして紹介してもらう場合もある。

②合同で行われる場合の外部指導員への謝礼ですが、複数校の生徒を対象として指導した場合でも、単独校を指導した場合と同様に、1時間当たり1,500円、1日に3,000円を限度としてお支払いしています。

③令和5年度に行う予定の広報活動については、ジュニアスポーツ団体を対象とした説明会や講演会、広く市民を対象としたシンポジウム等の開催などを想定しているが、単に広報活動をするのみではなく、関係者とともに議論しながら広報活動を行っていくことで、部活動地域移行、地域連携に向けた環境整備を図っていきたい。(以上、教育委員会の市議会における答弁より)

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21 10月

(府中市)「フリースクールの存在は国家の根幹を崩しかねない」のだろうか?・・滋賀県東近江市 小椋市長の発言を考える

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。

★大半の善良な市民は、嫌がる子どもを無理して学校に押し込んででも義務教育を受けさせようとしている

今朝の朝日新聞社会面に滋賀県東近江市の小椋市長による滋賀県首長会議での発言「フリースクールの存在が国家の根幹を崩しかねない」「不登校は親の責任」の問題について、記事を掲載しています。今回の発言について小椋市長は記事のなかで「大半の善良な市民は、嫌がる子どもを無理して学校に押し込んででも義務教育を受けさせようとしている」「フリースクールは安易に考えてはいけない」との発言をされたそうです。

★社会全体で不登校やフリースクールの存在を考える一歩と前向きにとらえたい

この市長の発言に対して、滋賀県フリースクール等連絡協議会の役員の方は「不登校はおおよそ親の責任ではありません。子どものわがままではないと伝えたい」「市長の発言の撤回と謝罪ををただ求めるのではなく、社会全体で不登校やフリースクールの存在を考える一歩と前向きにとらえたい」と述べられとあります。

記事のなかでは大阪市に住む40代女性の保護者の声として、「小学生の長女は、入学式後から『学校が怖い』と言いはじめて不登校になった」とし、フリースクールも近くなくて断念し、今は保護者が学校に週2日、つき沿って登校しているとのことです。この保護者の方は記事のなかで「子どもはみんなと同じように学校に行きたいと悩み、親もなんとから行かせたいと努力している。苦しみを理解してほしい」と話しています。

★「学校に行きたくても行けない」というのが、子どもたち、保護者の思いではないか

今回の小椋市長の捉え方のように「無理して学校に行っている子に、『フリースクールがあるんだったらそっちの方に僕も行きたい』という雪崩現象が起こるのではないか、と非常に怖さを感じている」という受けとめをしている方がいることに、私も違和感を感じました。

私も議員になり不登校児童生徒の保護者の方からのご要望、お声を多数いただくことが多くなりましたが、やはり共通してるのは「学校に行きたくても行けない」という思いが共通しています。子どもたちも保護者の方も基本は「学校に通常通り行きたい」という気持ちが底流にあります。その意味で、フリースクールなどの存在が、学校に行けない子どもたちにとって、社会的孤立を防ぐものとして重要だと感じています。

★社会も家庭も学校環境も昭和の時代と様変わりしたことに気づくべきではないか

確かに私も小学生時代を振り返ると、現在のような不登校問題はあまり表面的にはなく、誰もが通常の小中学校に通うことが当たり前の時代(昭和52年~61年)ではありました。しかしながら今日は、昭和の時代とは異なり、共働き世帯がほとんどの家庭になり、子どもの育つ環境も家庭環境、情報社会の進展などで学校の環境も様変わりしています。恐らく小椋市長は昭和26年生まれの方ですので、感覚が昭和の時代で止まっているのではないでしょうか。

したがって時代の状況認識の違いが、今回の発言に表れているのではないかと思います。私は今回の小椋市長の発言をうけて、「市長の発言の撤回と謝罪ををただ求めるのではなく、社会全体で不登校やフリースクールの存在を考える一歩と前向きにとらえたい」という、滋賀県フリースクール等連絡協議会の役員の方の意見に同調します。ぜひこの機会に児童生徒の不登校問題と、行政がそれを補う支援策についてあらためて考えるべき時だと思います。

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18 10月

(府中市)不登校児童生徒の居場所をどうするべきか・・矢川プラス(国立市)のような、多世代が集える公共施設を設置してほしい(保護者の声)

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。

不登校児童生徒の居場所の問題で私のブログをご覧になられた保護者の方から、ご意見をいただきましたので、以下紹介させていただきます。

★矢川プラスへ行くことで登校扱いを認めてられるよう検討されている

不登校児のデイルームでの居場所について、気がついたことをお伝えさせていただきたいと思います。国立市にある矢川プラスは、0歳から18歳までの児童が過ごせる児童館が併設されています。幼児ルームと、小学生以上のエリアが完全に分けられています。また、勉強ができるようになっているエリアもあることから、中学生の不登校と思われる学生も独学をしていました。

立川市のフリースクール、「はたけんぼ」の代表が、矢川プラスの運営に携わっていることが原因がわかりませんが、矢川プラスに通えた不登校の児童には、学校の登校扱いにできるようにする話も現在市内で検討されているようです。この登校扱いが立川市で認められるのであれば、府中市でも矢川プラスへ行ったら登校扱いに認められるように検討してほしいと思います。

★矢川プラスは小学生について営業時間の間は、保護者の付き添い無しで、いつ来てもいい

その理由は、家から出れない児童は、起床のリズムや、起立性低血圧、昼夜逆転、引きこもりなどになる可能性もあります。目的を持って午前中から外に出かけることで、整腸作用や運動、良質な睡眠、メリハリのある生活を送ることが出来ます。矢川プラスに遊びに行ってみて、府中市とのあまりの違いに愕然としました。受け付けで登録するときも、小学生は、営業時間の間は、保護者の付き添い無しで、いつ来てもいいと、子供たちに丁寧に説明してくださいました。朝から行っていい居場所に感動しました。府中の「たっち」には、幼児が過ごせるだけで小学生の居場所はありません。新しくできる発達支援センターのデイルームに、保護者付き添いで不登校児の居場所ができることを喜びましたが、よく考えてみれば、「場所の提供のみで、何も環境整備されていない部屋では何も意味がない」と感じました。

★いまの子どもたちは、文化センターにSwitchの電子ゲームを持ってくることができる

不登校児をデイルームでも受け入れをするのでしたら、矢川プラスをお手本にしてほしいです。矢川プラスの児童館では、児童が自ら企画することができるというのも魅力があると感じました。矢川プラスでは、工作に使って良いものが壁一面に置かれていたり、タブレット端末の貸出で絵を書くことができたりします。また、「流行りの」漫画や、本と絵本、たくさんのボードゲーム、勉強できるゾーン、お昼ごはんを食べられる場所を設けてあったので同じようにデイルームにもほしいです。

府中市内の文化センターの遊戯室には、充分な数のボードゲームがありません。オセロ、将棋くらいです。オセロ、将棋があれば充分だと思う方もいるかもしれませんが、時は流れ、いまの子どもたちは、ファミコン世代と違って、文化センターにSwitchの電子ゲームを持ってくることができます。それを目的に集まることもあります。それが悪いとは言いませんが、複数で楽しめるボードゲームをもっとたくさん設置して、画面を見る目を休ませて、児童同士のコミュニケーションを増やしてほしいと思います。

★図書館にも遊戯室にも、デイルームにも、いま流行りの漫画を増やしたり、遊戯室へのボードゲームを充実してほしい

文化センターの図書館には、手塚治虫さんの「火の鳥」「ブラックジャック」の漫画だけです。矢川プラスをお手本にして、図書館にも遊戯室にも、デイルームにも、いま流行りの漫画を増やしたり、遊戯室へのボードゲームを充実することが、文化センターに持ち込んで電子機器のゲームをするよりもずっと健康的だと思います。流行りの漫画を置くことで、不登校児の外出を促すことも可能性があります。卓球台もボードゲームも午前中から利用可能にできたり、せめて午前中も人員を配置するなど検討してほしいです。できなければ、矢川プラスをお手本にした児童館を市内に作ってほしいと思います。

府中市から矢川プラスへ行こうとすると、片道1間かかり、駐車場もないので、不登校や特性のある児童の状態によっては移動が困難です。本来市内にあるべき施設を求めて市外へ利用者が流れていくのはおかしいと思いませんか。不登校児の居場所が府中市にはありません。(保護者の方の声より)

※矢川プラスとは・・まちの「元気」と「未来」をつくる場所(HPより)

矢川プラスは、「ここすきひろば」「児童館」など、子どもや保護者など子育て世代が利用する機能と、「みんなのホール」「みんなのひろば」「多目的ルーム」などの多世代が利用できる機能を同じ建物にまとめた、複合公共施設です。矢川プラスの「プラス」は、フランス語の「place(広場)」と英語の「plus(加える・つながる)」から名付けられました。矢川プラスは、皆さんがつどい、つながり、地域のにぎわいをつくりだし、このまちの元気と未来をみんなでつくってくための拠点です。

※ゆうきりょうのブログをご覧になった方で、府中市に対するご意見、ご要望、苦情など、また新型コロナ関係でのご要望などありましたら、お気軽にメールなどお寄せください。アドレス yuki4551@ozzio.jp

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