06 2月

(府中市)児童生徒が実社会から課題を見つけ、探求し解決する能力を育む「総合学習」を倍増・・渋谷区教委が新年度から実施へ

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。

今朝の読売新聞多摩版によると、渋谷区教育委員会は24年度の小中学校教育において「総合的な学習の時間」を2倍以上増やし、「探求学習」を充実させるとしています。内容は「国語や算数など最大9教科の授業時間を1割減らす代わりに、総合学習を年130~156コマにする」とし、関連費用を約2000万円盛り込むとあります。

★「探求は、各教科で学んだ知識を総合的に生かし、問題解決力や創造力を育む取り組む」(渋谷区長)

記事によると渋谷区教委は総合学習を増やすために文科省が始めた「授業時間数特例制度」を利用し、学校の裁量で一部の教科で最大1割までコマ数を減らし、授業時間の配分を変えられる制度により、授業編成の自由度を高め、教科の枠を超えた探求学習などを推進することを目的とするとあります。

記事の中で渋谷区の長谷部区長は「探求は、各教科で学んだ知識を総合的に生かし、問題解決力や創造力を育む取り組む。地域の企業や専門家の協力を得ながら、渋谷の街全体を学びのフィールドとして子どもも主体の学びを実現していく」と語っています。

★6の授業では企業や地域の商店での体験活動を行い、その後、各自が興味関心をもったテーマなどを探求する計画

記事によると渋谷区では小中学校の小3~中3で、6~9教科の授業時間を1割ずつ削減、総合学習に年72~86コマを上乗せし、小5の場合、国算社理など9教科の授業時数から年86コマ(1コマ45分)をねん出、総合学習を国が定める年70コマから156コマに増やすとのことです。主には午後の5~6時間目の探求学習に充てるとしています。また小6の授業では企業や地域の商店での体験活動を行い、その後、各自が興味関心をもったテーマなどを探求する計画としています。

また渋谷区教委は今後、学校が地域や企業と連携を図るパートルサイトの構築、教員向けのハンドブックも作成予定とのことです。記事によると渋谷区は今年度から総合学習を「シブヤ未来科」とよび、地域や社会が抱える課題の解決策を考える探求学習に取り組んできたそうで、与えられたテーマで課題を探り、ネットで調べる、グーグルマップで発表する活動にとどまっていた内容だったとのことです。

★暗記の勉強だけでなく、実社会との関わりで地域社会の課題を見つけ、解決を思考する能力を子どものころから育む意義

児童生徒の段階から、こうした地域社会、企業社会との関わり方を思考し、行動する学習は社会人となった時に発揮される能力を育成する意味でも、意義あるものではないでしょうか。受験目的の単に暗記をする勉強では子どもの知的好奇心をかきたてるものにはならないでしょう。子どもたち自身が大人になり、社会のなかで生きていくときに、学校時代に経験した実社会、地域社会で生きる人々、企業や団体の生の姿を見て、考える力は必ず役に立つと思われます。ぜひ府中市教育委員会でも参考にされてはどうでしょうか。(府中市議 ゆうきりょう)

※探求学習(読売記事から)・・児童生徒が実社会から課題を見つけ、解決に向けて情報を収集、整理、分析したり、意見交換や成果の発表を重ねたりしながら進める学習方法。小中学校の「総合的な学習の時間」は探求学習の場と位置づけられている。

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02 2月

(府中市)府中第十小学校の6年生が、初のがん教育を受講・・がんは怖くない、がん教育は「がんの避難訓練」

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。

今日、府中市立第十小学校の6年生の児童のみなさんに、市内の小学校では初めてのがん教育が実施されました。講師は佐久間久美さん(武蔵台在住)で、以前私のブログでも紹介させていただきましたが、ご自身も肺がんの経験をされ、その体験をもとに多摩地域の自治体の小中学校で、がん教育の講師をされている方です。私も12月議会の一般質問で、がん教育の必要性について質疑、要望していただけに今日の授業(講演)を楽しみにしていました。

★2人に1人がなるがんは、もはや国民病、原因は1つに特定できない

講演のなかで佐久間さんは、2018年に人間ドックで肺がんが見つかったこと、ただし自覚症状は全く何もなかったそうです。こうした体験から初めに佐久間さんは、「がんは怖いものか?」という問いかけをされ、①日本では2人に1人がなる病気であること、②がんは人間の身体を構成する細胞が傷つきついたものが増えて、それが集まることで、がんになること、③人間の細胞の設計に間違った傷ができ、それを正しい設計図に書き換える力(免疫力)がなくなることで、がん細胞が増え、がんが進行すること、④がんは50歳を超えて患者が増えていくことを説明。その原因は断定的には言えないが、複合的な理由(食べ物、酒、たばこ、ストレスなど)であり、1つの原因には特定できないこと。一方でがん患者のうち65%の方が回復している事実があり、「がんは怖くないものだ」と主張されました。

★「がんがあることを知らないで、それが進行することのほうが怖い」

ご自身ががんになり初めて病院に赴いた際、同じがん患者の高齢の女性から「がんば見つかってよかったね」と話かけられ、初めは驚き、怒りの気持ちが湧いたものの、その方が「がんがあることを知らないで、それが進行することが怖い」「がんを治療していくことで、がんを小さくすることができる」との話をうけて、気持ちが楽になったそうです。

●「がん患者らしくなく、自分らしく生きることが大切」

がんを治療する方法は①放射線、②薬の服用や点滴、③切除の3種類が主にあるそうで、抗がん剤は500もの種類があるそうです。佐久間さん自身は薬を3週間に1回、点滴をされがんを小さいものにした後に切除、同時に自身の肺も4分の1は切除されたそうです。がんの切除後、医師からは「身体が辛くなければ、仕事をしてもスポーツをしても、何でもしてください」「がん患者らしくなく、自分らしく生きることが大切」と言われ、とても嬉しく、またその後も無理をせずに日常生活を過ごされたそうです。

★がんの治療中に言われた辛い言葉、嬉しい言葉とは

治療中に人から言われると辛かった言葉として①これを飲めば治る、②自宅でゆっくりされ、寝ていた方がいい、③●●を食べたほうがよい、④あなたは絶対大丈夫だから、⑤奇跡は必ず起こるなど、根拠のない楽観的な言葉をかけられた時が、辛かったという心情を話されました。

逆に治療中に人から言われた嬉しかった言葉は、①普通に接してくれること、②できること、できないことを確認してくれる、③がんを学んでくれる、④寄り添ってくれる言葉をかけてくれること、例として「治療がうまくいくといいね」など、励ましの言葉が嬉しかったそうです。

★がんになってよかったこととは

講演の最後に佐久間さんは、がんになってみてよかったこととして、①がん患者の気持ちになることができる、②がん患者を励ますことができる、③入院と早期発見の大切さを伝えることができる、④がんを学ぶことができることをあげていました。がん教育とは①がんの避難訓練のようなものであること、それはがんであることを想定し、その時にどういう気持ちでどういう行動をするかという訓練を、行うことが、がん教育の意義であることも主張されました。

6年生の児童たちは誰も眠る様子もなく、佐久間さんの講演後は多くの児童が質問がされ、その講演終了後も佐久間さんに質問をする児童が複数人いるほどでした。この佐久間さんの講演は、大人が聞いてもとても面白く、興味深い中身です。「がんの避難訓練」は大人にこそ必要です。ぜひ今後、議会においてがん教育のさらなす推進とあわせ、佐久間さんが講師による市民講座でもがん教育の必要性について取り上げたいと思っています。(府中市議 ゆうきりょう)

(府中市)府中市の中学校でも「がん教育」(がん教育等外部講師連携支援事業委託)を実施してみてはどうか

 

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02 2月

(府中市)府中市は小中学校の「学用品」、ドリルワークの無償化を・・品川区が「学用品」すべてを完全無償化へ

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。先日の朝日新聞多摩版に都内の品川区が新年度予算案のなかで、学用品など副教材費についても完全無償化を実施すると伝えています。これは区立の小中学校について、絵具や習字道具、ドリルなど教科書以外の補助教材費を所得制限なしで無償化するとのことで、これは都内でも初の施策だそうです。

今日、国会においてはほぼすべての政党が学校教育の費用無償化を政策にしていますが、府中市においてもこの昨年10月から学校給食費が完全無償化しました。私が所属する会派「自由クラブ」も、副教材費(ドリルワーク)の無償化の無償化を要望しています。

★ドリルワーク、副教材費を有償化した理由の合理性が崩れている情勢

府中市の場合、学校の副教材費については、平成26年度から令和2年度にかけて各学校の裁量により、公費分に加えて保護者からの費用の一部を徴収することを可能とし、公費負担分の割合を見直すことになりました。これまではドリルワークについては、市の負担により無償化でした。ところが平成25年当時の事務事業点検により、府中市の教材購入における公費支出の割合が近隣市と比較して高いため、公費負担の基準の見直しの指摘をうけ、あわせて府中市の行政改革推進プランにおいて、受益者負担(※)と公費負担の見直しにむけ取り組むとの方針により、ドリルワークについては保護者負担となりました。

また当時の議会での議事録(平成25年当時、共産党議員団の目黒議員の質疑)によると、市の主張は①(当時は)財政状況が厳しいこと、②教材費の公費負担は他市にはないということも主な主張にしています。

★学校教育費の無償化が国全体の流れになっている今日を反映すべき

私はこうした当時の質疑など見て、市の主張は当時の情勢としては一定の合理性、妥当性があったと思います。しかしながら今日における情勢は大きく変わりました。1つは市の財政もこの10年間で税収も好転し、基金残高(家庭で言う預金)も800億円を超えること、2つ目は近年は経済も名目成長があり市税収入も好転、市内にある法人企業からの法人税収も増加していること、3つめに国においても「異次元の無償化」方針のもと、教育費の無償化が推進されていることなど、当時の理由の合理性も成り立たなくなっているのではないでしょうか。ぜひこの課題については、引き続き要望したいと思います。(府中市議会議員 ゆうきりょう)

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01 2月

(府中市)府中市教育委員会が特別支援教室に関するアンケート調査を発表しました(令和5年2月1日)

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。

府中市では、障害の有無にかかわらず児童・生徒が共に学び、互いに理解を深められる共生社会の実現を目指し、令和5年度から令和7年度までの3年間を計画期間とする第4次特別支援教育推進計画を策定しました。
本計画に基づいた特別支援教育に係る様々な取組を推進するに当たり、特別支援教室を利用する児童・生徒の保護者を対象に「特別支援教室を利用しようと考えた理由」、「特別支援教室における指導及び支援」など特別支援教室に関するアンケート調査を実施し、その調査結果について取りまとめました。(市のHPより)

〔調査目的〕
特別支援教室に通室している児童・生徒の保護者から特別支援教室の指導及び支援についての意見を聞き、今後の指導の参考とする。
〔調査内容〕
1 特別支援教室を利用しようと考えた理由について
2 特別支援教室における指導及び支援について
3 その他
〔調査対象〕
特別支援教室を利用する児童・生徒の保護者

〔調査結果〕⇒ cyousakekka

~この調査結果を踏まえて、保護者の方からのお声も伺い、議会でも取り上げたいと思います。(府中市議 ゆうきりょう)

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26 1月

(府中市)小中学校の健康診断は「原則着衣」で・・文科省が通知「プライバシーに配慮」(読売新聞)

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。先日の読売新聞に文科省が学校健診において児童生徒のプライバシーに配慮するよう、都道府県の教育委員会に通知を発出したとあります。記事によるつこの通知では「触診や聴診器を当てるといった診察方法を事前に児童生徒や保護者に説明することなどを求める」とあります。

★女子健診には女性職員が立ち会うことを求める(文科省通知)

記事にありますが学校健診は毎年4月から6月に実施されるとあり、「聴診器が胸にあたって不快な思いをした」「なぜ肌を見せなければならないのか」などの意見が寄せられているそうです。今回の通知では「皮膚や心臓の疾患を確認するため、医師が必要に応じて体操服や下着をめくったり、体操服の下から聴診器を入れたりすることを事前に保護者や児童生徒に説明することとした」とあります。

これまで健診時は服装の定めがなく、地域や学校で運用が異なっていたそうです。「通知では診察時は以前、体操服や下着を着用するか、タオルなどで体を覆うなど児童生徒の心情に配慮する必要があると指摘」「実施方法も男女別に検査を実施、女子の検査には女性職員が立ち会うことなどを例示した」そうです。

★府中市議会でも以前、取り上げた健診時の着衣について

私は昨年、令和5年度第1回定例会の一般質問で、市内小中学校の女子児童生徒の上半身脱衣健診のあり方について質疑要望しました。

この間、市内の女子生徒の保護者の方から「女子生徒の健診について、上半身を脱衣して健診させるのは、見直しをしてくれないか」「服の上からでも聴診器をあてるとから、できるのではないか」「女子生徒の健診には女医をお願いできないか」などの相談要望がありました。またマスコミでも報道されましたが、岡山市内の学校健診で健診を担当した医師が盗撮行為を行っていたということで問題にもなりました。私はこの質疑で女子児童生徒の上半身脱衣健診の見直しを求めました。

★「上半身を脱衣させての健診は行っていない」(市の答弁)

府中市の答弁は⇒「定期健診については、府中市医師会などから推薦された医師などを学校医として委嘱し、実施しています。小学校の低学年を除いて各小、中学校の女子健診にあたり、体操着を着衣のうえで実施しており、上半身を脱衣させての健診は行っておりません。なおいずれの学校においても、カーテンや衝立などで区切るなど、他の児童生徒に見られることのないよう、プライバシーなどに配慮して実施している」との答弁でした。

市の公式答弁として、脱衣健診は行っていないとのことです。今回の文科省通知が学校現場で実施されるよう、また議会でも要望したいと思います。(府中市議 ゆうきりょう)

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