27 9月

府中市 小中学校教員の働き方改革・・文科省が「教員の働き方改革」を進めるために、業務量の適切な管理の指針策定(府中市議会議員 国民民主党 ゆうきりょう)

 府中市議会議員(国民民主党所属)の ゆうきりょう です。

★保護者らからの過剰な苦情や不当な要求への対応は『学校以外が担うべき業務』(文科省が教育委員会に通知)

 昨日の共同通信インターネットニュースによると、文部科学省は「教員の働き方改革を進めるため、業務量の適切な管理に関する指針を改定し、全国の教育委員会に通知した」として、「学校や教員らが担う業務を再整理し、保護者らからの過剰な苦情や不当な要求への対応は『学校以外が担うべき業務』と位置付けた」と報じています。また教員のメンタルヘルスの不調による問題では、「1カ月の残業について国が設定する上限の45時間を超える教員をゼロにするとの目標や、健康確保のため心理的負荷を調べる『ストレスチェック』を実施する」ことなども盛り込んだとしています。

★教員が「学校以外」で担うべき業務を具体的に整理する

 指針においては、業務分類を新たに(1)学校以外が担うべき業務(2)教員以外が積極的に参画すべき業務(3)教員の業務だが負担軽減を促進すべき業務―と整理して、「学校以外」には、登下校時の通学路の見守り活動や、学校徴収金の徴収・管理も含まれるとしています。

 また「教員以外」については、①学校ホームページの作成やデジタル端末保守、②プールや体育館の管理などとして、「事務職員らの積極的な参加や民間事業者への委託が必要」、「負担軽減すべき業務」には、授業に向けた教材印刷や学校行事の準備・運営などを挙げ、支援スタッフらが教員に協力すると明記したとあります。(参考、共同通信9月26日付ネットニュースより)

★教員への「定額働かせ放題」の見直しが急務

学校教員の長時間過重労働が社会問題となって久しいですが、23年5月21日付新聞報道によると、文科省は質の高い人材の確保にむけ、給与アップや学校の働き方改革の具体策について本格的議論を始めたと報じています(朝日新聞)。記事によると「給与などの処遇改善、働き方改革、学校の体制充実」の3点を掲げており、なかでも「定額働かせ放題」と言われている「基本給の4%」上乗せ支給を10%以上に引き上げる案を検討しているとのことです。

この記事にもありますが、「神奈川県の公立中学30代男性教諭の平日の勤務時間は12時間を超えるのがざらで、休日出勤も常態化」しているとのことです。私も以前、小学校の教諭をされていたという50代の方から話を伺いましたが、教員は「40歳までは基本給も上がっていくが、40歳を過ぎると給与が上がらなくなる仕組みになっていて、民間準拠より低くなる傾向」との話を伺ったことがあります。

★中学校教員は部活動の負担も重荷になっている

私も2017年の6月議会で教員の長時間過重労働問題を一般質問で取り上げたことがあり、現場の教職員の方から実際の勤務状況について話を伺ったことがあります。とくに中学校教員は部活動の担当になるので、その負担も過重になっており、「明日の授業の準備をする時間がないのが悔しい」という声が印象に残っています。当時、府中市の教育委員会では独自の制度として副校長や一般教員を補助する「副校長等勤務改善支援員」を各校へ配置しており、この点は評価できるのですが現場の教員の過重勤務の実態は依然として大変な状況です。

★学校教員の勤務改善要望について~令和5年度予算要望から

要望①小学校支援員の不足が深刻なので、募集や受け入れ態勢を早急に増員してほしい。通常学級にる間は何かと対応してもらえるが、そこに行けなくなった子どもや外れた子どもへのフォローや支援について、もっと早く流動的、柔軟に対応してほしい。

●市教委の回答⇒支援の配置については、学校からの要望にそって予算編成できている認識です。募集のあり方については、都の教育委員会が設立した(財)東京学校支援機構が運営する人材バンクの活用を促し、各校での支援員の確保などのため、活用が始まっています。このほか市としても、支援員などの募集にかかわるHP掲載を工夫するなど、人材確保に取り組んでいきます。また支援員による不登校傾向や特別支援教育などへの対応が必要な場合にも、学校と連携し柔軟な対応に努めているところです。

※ゆうきりょうの 教員過重労働の関連ブログ(2017年6月)⇒ 府中市の公立小中学校教員の労働実態の改善を質す・・府中市議会一般質問

※ゆうきりょう のブログをご覧になった方で、府中市への要望などお寄せください。福祉、街のインフラ、防災、産業、環境衛生、学校教育など、なんでも結構です。 アドレス yuki4551@ozzio.jp  電話090-4136-7642(電話にでない際は、留守電にお名前をお願いします) 住所・・府中市紅葉丘2-6-3、メイプルタウン吉野D202

※ 府中市議  ゆうきりょう の朝の駅頭市政報告は、原則、毎朝下記の予定で行っています。駅頭では「市政通信」を配布しています。市政相談、生活相談なども受け付けています。なお雨天時や、自身の都合により中止の場合もあります。お気軽にお声をおかけください。駅頭には朝8時までいます。

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22 9月

府中市 フリースクールへの独自補助を・・都内でフリースクールへの独自支援策をする自治体が増える傾向(府中市議会議員 国民民主党 ゆうきりょう)

府中市議会議員(国民民主党所属)の ゆうきりょう です。

不登校児童、生徒が全国的にも増え続けていますが、東京都ではフリースクール助成金をスタートさせて、さらに都内の自治体ではそれに上乗せして、助成金が開始されています。同時に「東京都フリースクール助成金が開始(最大2万円)されてから、近隣のフリースクールが全体的に値上げされています」とのお声を、保護者の方からいただいています。

■助成金額(月額)自治体

助成金額(目安)①品川区 最大2万円、②港区  最大2万円、③品川区  最大2万円、④北区  最大1万円、⑤荒川区  最大2万円、⑥足立区  最大2万円、⑦葛飾区 最大1万円、

※港区 https://www.city.minato.tokyo.jp/kyouikushien/minatofs.html

※北区 https://www.city.kita.lg.jp/children-edu/education/1008137/1018626.html?utm_source=chatgpt.com

※荒川区 https://www.city.arakawa.tokyo.jp/a050/kyouiku-seishounen/kyouikushien/hojyokinn.html

※足立区 https://www.city.adachi.tokyo.jp/kyoikushido/freeschool-josei.html

※葛飾区 https://www.city.katsushika.lg.jp/kosodate/1000057/1002475/1036500.html

※品川区 https://www.city.shinagawa.tokyo.jp/PC/kukyoi/kukyoi-futouokutaisaku/hpg000000893-2.html

★東京都が24年度予算から12億円を計上、1500人を対象にフリースクール支援補助を開始

23年9月の朝日新聞に、東京都が小中学生の不登校支援として、フリースクールの利用料について最大2万円の助成をする方針を決めたとあります。記事によると「都は新年度予算案に12億円を計上、対象は約1500人を見込む」「フリースクールの団体や利用者向け支援は茨城県、札幌市などで例はあるが、都の取り組みは対象人数や事業総額の規模が大きい」とのことです。

この記事にもありますが都内の公立小中学校の不登校児童生徒数は過去最多の計2万6912人を記録、フリースクールの授業料は月額平均約4万5千円との調査結果があるとのことです。

府中市内は現在、フリースクールが数校ありますが、不登校児童、生徒が増え続けている今日、さらに増えると思われます。その意味で東京都の施策は意義あるものです。また府中市内の不登校児童生徒数は過去最高の500人を超える数を記録、その居場所づくりが課題になっています。市の現状の施策、放課後児童クラブ、市内文化センターにある児童館などの施設だけでは、そのニーズを満たすことはできません。ぜひ官民協働、市民協働による不登校児童対策を求めたいものです。

★東京都のフリースクールの補助金について・・使い勝手の悪い制度では負担は軽くならない(保護者の声から)

子どもの第三の居場所について、なかでも不登校児童生徒の居場所の確保と対策について、こども家庭庁も新たな方針を示しており、今後、自治体の施策の充実が問われてきます。そこで市民の方から、おもにフリースクールの課題についてお声をいただきましたので、以下紹介させていただきます。

~東京都のフリースクール研究費についてお話させていただきます。自治体によっては独自にフリースクールの補助金があるようです。東京都の事業は、期限や期間があるため、利用できない期間が発生します。家庭の負担が大きくなります。

鎌倉市の例を上げますと、利用した金額に応じて最大1万円のお支払いがあるようです。しかし、フリースクールで利用した金額だけを保証されても、帰りに申し送りを聞くこともあること、1人では通えないので、送迎を朝晩する必要があります。交通費として、電車、バス、ガソリン代、場合によっては駐車場代ががかかることもあると思います。

★学校給食無償化の次はフリースクールなど子どもの居場所確保策の充実

不登校では、外に出ることも抵抗がありますので、電車やバスは、その日の体調で利用できないお子さんもいると思います。目的地まで車なら通えるというお子さんもいます。特性のあるお子さんが定型発達のお子さんのように通えると思うのは違うと思います。フリースクールの利用料金だけを全てとして、鎌倉市のように補助を見てほしくないと思います。 また府中市においては、フリースクール自体が少ないですので、他市を選んでいる方が圧倒的に多い印象です。自治体でもそうですが、給食費の次は、こういったサポートにも期待したいです。(以上、保護者の方の声から)

~フリースクールについては、不登校のお子さんをもつ保護者の方から、その金銭的負担が重くて、通わせることができないというお声をいただきます。子どものコミュニケーションを育む場としての、フリースクールは貴重な場です。自治体で開設されている、不登校支援校などへアクセスできない子どもたちのためにも、ぜひ支援策について、要望していきたいと思います。(府中市議 国民民主党 ゆうきりょう)

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19 9月

府中市 「ことばの教室」を巡回教室にしてほしい・・保護者の方からの要望(府中市議会議員 国民民主党 ゆうきりょう)

府中市議会議員(国民民主党所属)の ゆうきりょう です。

先日、小学生のお子さんをもつ保護者の方から、府中市の「ことばの教室」のあり方について、ご意見、ご要望をいただきましたので、以下掲載させていただきます。

★「ことばの教室」は通級学級であり、通学するためには保護者が通級する時間に送迎をしなくてはならない

「ことばの教室」をご存じでしょうか?「ことばの教室」は、言葉の発達が心配な子や、発音の誤りのある子、吃音のある子などが通う教室の事です。府中市には、第一小学校と住吉小学校に「ことばの教室」があります。住吉小学校は、ことばだけでなく、難聴などのきこえに心配のある子が通う「きこえとことばの教室」があります。

「きこえの教室」は市内全域が住吉小学校、「ことばの教室」は、甲州街道を南北に分けて、南側は第一小学校、北側は住吉小学校に通級することになります。現在、「ことばの教室」は通級学級であり、通うためには、保護者が通級する時間に送迎をしなくてはいけません。

これは、保護者にとって大変な負担です。「ことばの教室」での1コマ45分から90分の授業を受けるために、子どもを在籍校に迎えに行き、「ことばの教室」に送り届け、また終わったら迎えに行って家に帰る。この送迎が、「ことばの教室」と在籍校が遠いと大変で1時間以上かかります。

★「ひばり教室」はすでに巡回されているので、「ことばの教室」も巡回してほしい

また、子どもにとっても負担があります。通級する時間は、欠席扱いにはならないものの、授業を2時限ほど欠席しなくてはいけません。しかし、欠席した授業のフォローなどは一切なく、授業についていけなくなる場合があります。

前置きが長くなりましたが、「ことばの教室」が巡回教室になることを要望したいと思い、メールさせていただきました。特別支援学級「ひばり」はすでに巡回をされています。そのため「ひばり」に通う子どもたちは、その時限のみ参加することができ、親の負担もなく、子どもも移動に時間を取られることなく、通うことができています。

★「ことばの教室」が巡回になれば、送迎を諦めていた家庭のお子さんも学べるようになる

「ことばの教室」が巡回になれば、これまで遠くて諦めていたご家庭や、仕事で送迎ができなくて諦めていたご家庭のお子さんも通うことができるようになると思います。先生方の負担が増えないよう、人材増員や拠点を増やすなど、対策をした上で、「ことばの教室」の巡回を検討していただければと思います。よろしくお願いします。参考までに、ことばの教室(第一小学校)のリンクを貼っておきます。⇒https://www.fuchu-tokyo.ed.jp/fuchu01s/1_aboutus/kotoba.html

~いただいたご意見について、ぜひ私からも市議会で質疑要望させていただきたいと思います。貴重なご意見ご要望、ありがとうございます。ブログをご覧になられたみなさんからも、ご意見ご要望をお待ちしています。(府中市議 国民民主党 ゆうきりょう)

※ゆうきりょう のブログをご覧になった方で、府中市への要望などお寄せください。福祉、街のインフラ、防災、産業、環境衛生、学校教育など、なんでも結構です。 アドレス yuki4551@ozzio.jp  電話090-4136-7642(電話にでない際は、留守電にお名前をお願いします) 住所・・府中市紅葉丘2-6-3、メイプルタウン吉野D202

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19 9月

府中市 小中学校における「熱中症特別警戒アラート」発表時の学校対応についてのお知らせ(府中市議会議員 国民民主党 ゆうきりょう)

府中市議会議員(国民民主党所属)の ゆうきりょう です。

府中市教育委員会では、「熱中症特別警戒アラート」が、国から発令された際の小中学校の対応について方針を公表しましたので、以下、掲載します。(以下、教育委員会のHPから)

★熱中症特別警戒アラートとは?

「熱中症特別警戒アラート」は、環境省より、島しょ部を含む東京都内の全観測地点において翌日の暑さ指数(WBGT)が35以上と予測される場合に発表されるもので、熱中症の重大なリスクを未然に防ぐための情報です。東京都では、前日の午後2時頃に発表されます。
注記:「熱中症警戒アラート」とは異なります。ご注意ください。

★市立学校の対応方針について

アラートが発表された翌日は、以下の対応を行います。

 ①市立学校は臨時休業とします。②校外学習や移動教室などの行事は中止または延期します。③部活動や面談・補習授業など、登校を伴う活動も中止または延期します。④臨時休業の決定について、保護者の皆様にはスマート連絡帳等でお知らせします。

★保護者・地域の皆様へのお願い

①市立学校が臨時休業の際は、子供たちの安全確保のため、不要不急の外出を控えていただくようお願いいたします。

②学童クラブは開所予定ですが、放課後子ども教室(けやきッズ)は中止となります。

③部活動の大会等については、各学校が専門部と確認のうえ対応します。

詳細については、リーフレット「熱中症特別警戒アラートの対応」をご覧ください。引き続き、ご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

★ 私(ゆうきりょう)は、先日の府中市議会一般質問で、「夏季における小中学校教室の室温状況とその対策」について、質疑要望しました。

〇ゆうきりょう主張⇒ 今年は6月から猛暑日が続き、学校の教育環境(教室)について、その悪化が懸念されます。府中市ではすべての小中学校の教室に冷房設備が完備しているものの、近年の暑さにより教室によっては、その室温が上昇し、子どもたちの教育環境が悪化しているという事例が散見されています。

今年は6月から猛暑日が続いているが、子どもの体温は大人より3度から4度程度高いと言われている。教鞭をとる先生も、30度以上の教室では大変なご苦労だと思います。そこで以下3点伺います。

★屋上面に遮熱効果のある塗料を塗布するなどして冷房効率の改善に取り組んでいる(市の答弁)

〇ゆうきりょう質問⇒ 今指摘した、劣悪な教室環境について、当面の策として、教室の室温が指針より高く、劣悪な環境にあると認められる教室は、特別の断熱改修工事などの対策を求めたいが、市の考えを伺います。

〇市の答弁⇒ 校舎の断熱性能の向上を目的として、校舎の屋上・外壁の防水改修工事を実施する際には、屋上面に遮熱効果のある塗料を塗布するなどして冷房効率の改善に取り組んでいるところです。今後も引き続き、良好な教室環境を確保できるよう、取り組んでまいります。

★昇降口などにミストシャワーを設置し、熱中症対策の充実を図っている(市の答弁)

〇ゆうきりょう質問⇒ 取り急ぎ、子どもたちの健康を守るための応急対策を検討できないでしょうか。例えば、 各校への冷水器の設置、個人の児童による冷風機の持ち込みを許可するなど。あるいは猛暑で劣悪な教室には扇風機を数台設置するなどの対策を検討できないでしょうか。

〇市の答弁⇒ ほとんど全ての普通教室には、冷房から出る冷風を効率的に循環させるための補助的な役割として、扇風機を設置しております。また、個人の冷風機の持ち込みは安全上の配慮から認めていないものの、ネッククーラーの使用や水分補給などにつきましては、積極的に認めているところです。更に、室温が高い教室につきましては、状況に応じて、空き教室へ移動して授業を行うなど、運用面の工夫で対応しております。なお、今年度は、新たに、昇降口などにミストシャワーを設置し、熱中症対策の充実を図っているところです。

★熱中症対策は学校生活の健康と安全にとって、最も重要(市の答弁)

〇ゆうきりょう質問⇒ 各学校に対して、夏の教室室温調査の実施と、その結果から対策を講じるべき教室について対策を検討してほしいが市の考えを伺います。

〇市の答弁⇒ 教育委員会は、熱中症予防対策など、学校生活における児童・生徒の健康と安全を確保することは最も重要であると認識しています。このことから、施設整備などのハード面、授業実施計画・内容の工夫や授業場所の柔軟な対応などのソフト面の両面から、学校とも協力して、引き続き必要な対策を積極的に講じてまいりたいと考えております

〇ゆうきりょう意見要望⇒ 先ほど紹介した親御さんの声にあるような、特に劣悪な環境にある教室が、市内には複数個所、あるのではないか、と思われるわけです。この際ぜひ調査して、なにか応急的な対策が必要な教室について、早急の措置を要望します。断熱改修については夏の暑さと同時に、冬場の温熱効果もあるだけに、予算をつけて進めてほしい施策であり、先ほど紹介した、心配されている親御さんの声を、受けとめて、いただきたいと思います。(府中市議 国民民主党 ゆうきりょう)

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18 9月

府中市 府中市が学校給食で使用する食材の産地判別検査を実施へ・・2度の学校給食偽装事件を受けて(府中市議会議員 国民民主党 ゆうきりょう)

府中市議会議員(国民民主党所属)の ゆうきりょう です。

府中市の学校給食センターにおいて起きた食品偽装について、府中市では、児童・生徒に安全・安心でおいしい給食を提供するため、新鮮で食材の履歴管理が徹底され、安全性の確認が容易である国内産の食材を使用するようにしています。食材納入事業者には「産地証明書」の提出をお願いし、納入食材の産地が表示どおりであることを確認しています。
また、令和7年度からは、これまで以上に食材の安全性を確保するため、不定期に「産地判別検査」を実施しています。「産地判別検査」の結果は次のとおりです。(市のHPより)

検査方法・・安定同位体比分析

検査機関・・株式会社同位体研究所

検査結果・・令和7年度1学期(7月)

・豚もも挽肉・・・国産豚肉
・鶏ひなもも肉小間・・・国産鶏肉

★23年にも学校給食食材の産地偽装が発覚、対応方針を強化したはずだが

6月28日付の読売新聞多摩版に昨日、ニュースで報じられた府中市の学校給食に鶏肉産地偽装の事件が報じられています。同記事では「府中市の学校給食センターに外国産の鶏肉を国産と偽って納品したとして、食肉会社の社長らが27日、逮捕された」「府中市では23年にも給食食材の産地が偽われる事件が起きたばかり」「今回の事件を受け、市は給食食材のチェック体制を強化する方針を明らかにした」とあります。※その後、同社長は不起訴となりました。

★「国内産であることが入札参加の条件」であるはずが

記事では「『国産』を条件とする府中市の入札に参加して落札、取引先に鶏肉の調達を依頼していた」「同給食センターに納品されていた鶏肉は、南米や東南アジア産で、容疑者が自社の食肉加工責任者だった女に納品所の偽装などを指示していた」そうです。

記事のなかで高野律雄市長は「子どもたちの健康と不安を最優先に厳格な基準で業者選定と納品管理をしてきたが、事態が発生したことは誠に遺憾で、重くうけとめている」とコメントされたとのことです。この記事にもありますが、府中市では昨年も外国産豚肉などを国産と偽って納品された事件があり、厳しく対処するとの方針をだしたばかりでした。記事では「市教委によると、昨年11月に産地偽装に関する情報が寄せられ、12月に食品検査で、産地偽装された鶏肉の安全性に問題はないと確認したが、検査機関に産地の判別を依頼したところ、今年1月に『外国産の可能性が高い』との結果がでた」とあります。

★府中市が軽く見られているのではないか・・産地偽装事件が起こる背景

2年連続して発生した事案なだけに、大変深刻に受けとめなくてはなりません。同時に監視体制を強化するという点で、どのようにすればよいのか、このあたりもよい手段が見つからないのではないでしょうか。なにしろ入札に参加する条件として「国内産」であることを義務づけていますが、それを平気で破る業者がいるわけですから、防止の手段が何かあるのか、ということです。社会のモラルが根底から破壊されているということに尽きますが、こうした事件は内部通報などで明らかになるケースが多いです。同時に府中市が軽く見られている、ということもであるのではないでしょうか。市としては全国の点検例を詳細に調べ、こうした事態を極力防ぐための方法を、早急に講じなければなりません。(府中市議 国民民主党 ゆうきりょう)

※府中市の令和8年度予算案について、市民のみなさんから要望を受け付けております。9月20日ぐらいまでにメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。 ★要望内容の例・・街のライフライン(鉄道駅、バス停車場、道路、信号、カーブミラー設置、公共施設など多数)、市の福祉制度に関すること、小中学校に通うお子さんに関すること、幼稚園、保育所、学童保育、介護、障害者福祉、公共行政のサービスに関することなど、なんでも結構です。※ただし要望内容によっては、私のほうで整理修正、あるいは取捨選択する場合もありますが、どうかご了承ください。 メールアドレス yuki4551@ozzio.jp まで

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