16 6月

(府中市)府中市民にPFAS問題の市民向けQ&Aの配布を・・環境省が全国の自治体に配布へ(7月ごろ)

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。

今朝(6月16日)の朝日新聞に、環境省が15日の専門家会議においてPFAS(有機フッ素化合物)について、健康への影響などを市民向けに説明するためのQ&A案を示したと報じています。

記事では「(PFASが)健康影響についてより正確に記載するべきだと委員から指摘があり、表現を再検討することになった」「早ければ7月にも内容を確定させ、全国の自治体に配る」とあります。なおこのQ&Aは「自治体が市民からよくたずねられる質問内容を選んだ」とのことです。

この間、PFASによる水質汚染の広がりを受けて、国も調査に乗り出すことは決めましたが、具体的な動きについてはまだ表面化していません。そうしたなか、各地から問い合わせが相次いでいると思われ、今回のQ&Aの発行となったようです。

ぜひ府中市においても国が発行するQ&Aを、広く市民向けに周知、配布することを要望したいと思います。

※ゆうきりょうのPFAS関連ブログ↓

府中市でもPFAS(有機フッ素化合物)の調査を求めたい・・国がPFAS対策を強化へ(朝日新聞、令和5年1月31日)

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15 6月

(府中市)府中など多摩地域の井戸水など、市民団体が独自調査へ・・自治体、井戸所有者に協力呼びかけ

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。

先日の東京新聞に「多摩地域のPFAS汚染を明らかにする会」と、京都大学の原田准教授がPFASの汚染源特定にむけて、多摩地域の地下水など約100ヶ所の濃度を調査すると発表したとあります。記事では「多摩地域の井戸所有者や自治体に協力を呼び掛ける」としています。

記事では「米軍横田基地周辺の自治体を中心に各市町村5~10ヶ所ずつの井戸を無料で検査する。PFAS濃度や泡消火剤に含まれる特有の成分などを調べることで、汚染原因の製品の特定につなげたい」「目標数に達した場合、調査依頼に応じることができない場合もある」そうです。

さらに今回実施した血液検査で、検査を受けた人数が10人に達していない自治体の住民、約200人を対象に追加で実施する方針で、6月中に採決する」としています。

問い合わせ先は 「多摩地域のPFAS汚染を明らかにする会」事務局、渋谷直さん、電話042-523-2377 ぜひ府中市内でも井戸水の水質調査などご希望される方は、お問い合わせをされてみてください。

①東京都によるPFASの相談窓口

★開設日・・令和5年5月1日(月曜日)午後1時00分、月曜日から金曜日(国民の祝日及び年末年始を除く) 午前9時00分から午後5時00分まで ★電話・・03-5989-1772

②PFASに関する相談外来の予約を受け付けている医療機関・・・立川相互ふれあいクリニック=電042(524)1371

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14 6月

(府中市)府中市や国分寺市など6~7の周辺自治体がPFAS対策の連絡会議を設置へ

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。

6月10日付東京新聞多摩版に、多摩地域で水道水源の井戸水から有機フッ素化合物(PFAS(ピーファス))が検出されている問題が国分寺市議会で議論となり、同市は「PFAS問題の対応を検討するため、周辺の自治体とともに、新たな会議を設置する考えを明らかにした」と報じています。

★PFAS濃度が比較的高かった国分寺、立川、国立、府中、小平など六〜七市で連絡会議体を発足予定

国分寺市議会における一般質問では、市側から市民団体による血液検査で住民の血中PFAS濃度が比較的高かった国分寺、立川、国立、府中、小平など六〜七市で、新たな会議体をつくる構想があると説明。同市の建設環境部長が「周辺の自治体と連携を図り、今後の取り組みなど検討する」とした。市によると時期などは未定とのこと。

また13日付同じ東京新聞多摩版によると、13日の都議会代表質問で、都は高濃度のPFASが検出されている地域で水質調査の地点を増やす方針を明らかにした。環境省がPFASに関する自治体向けの対応の手引を改訂する方針で、その前に都内の現状を把握するという。

★PFASの定点調査に今後、濃度の高い地域も調査地点に加える意向

同ニュースでは「都環境局は4年ごとに、飲用を含む都内260地点の井戸水の水質を定点調査している。2021年までに、PFASの国の暫定指針値(1リットル当たり50ナノグラム)を超過したのは、多摩地域を中心に24地点あった。都は今後、濃度の高かった地域で調査地点を追加する。追加地点数や地点の場所については決まっていない」とのことです。この質疑のなかで都の環境局長は「指針値の超過が判明した地下水を飲用しない取り組みの徹底が重要。きめ細かく把握していきたい」と述べたとあります。

ちなみに都による「定点調査は現在、21〜24年度の3年目。都は計画を1年前倒しし、本年度中に全地点の調査を終えることも明らかにし、「環境省はPFAS対応の手引の改訂に合わせ、暫定指針値を超えた場合の具体的な対応などの公表を検討している」として、都環境局の担当者は「改訂に間に合うよう、調査を進めたい」と話したそうです。

今回の市民団体の方々による横田基地周辺地域の自治体の住民の血中濃度調査結果により、都も積極的な姿勢に転じてきているとは思います。こうした状況をうけて、ぜひ府中市でも今度発足予定の自治体間連携による協議会の発足、また市独自の調査と相談窓口開設などについても、私も求めたいと考えています。

※東京都によるPFASの相談窓口

★開設日・・令和5年5月1日(月曜日)午後1時00分、月曜日から金曜日(国民の祝日及び年末年始を除く) 午前9時00分から午後5時00分まで ★電話・・03-5989-1772

※追伸  私、ゆうきりょうは6月9日に市議会で一般質問を予定しておりましたが、自己都合により欠席をさせていただきました。予定していた質疑については、機会を改めて取り上げる予定です。

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25 5月

(府中市)府中市もPFAS対策で具体策を・・東京都が国にPFAS対策で緊急要望

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。

昨日の朝日新聞多摩版によると、PFAS(有機フッ素化合物)について、都は23日に健康や環境への影響などを早期に示すよう国に緊急要望を提出したと報じています。記事では「要望では、①健康影響や環境への評価を明確にして国民に示すこと、②対策を検討して自治体へ情報提供を行うこと、③土壌中の測定方法を早期に確立し、濃度低減の措置を示すことを求めた」とあります。

この間PFASの有害が全国、また都内多摩地域でも指摘されてきました。すでに府中市でもPFASの影響が一部ある可能性も指摘されています。市議会でも全会一致で国への意見書提出を求める陳情が可決されるなどの動きがありました。

私もこの都の動きをうけて市に対し、なんらかの要望をしたいと考えています。なかでも都が国に提出した要望の②について、府中市への情報提供を求め、市として対応できる施策を求めるものです。

※PFAS・・泡消火剤などで使用されてきたが、健康への悪影響が指摘され、海外で基準を強化する動きがある。国内でも使用や製造が原則禁止されています(朝日記事より)。

※ゆうきりょうの関連ブログ↓

(府中市)府中市の水道水はPFASの影響をうけている可能性があるのか?!・・市民団体が多摩7市の調査結果を公表(東京新聞)

19 5月

(府中市)府中市でも市民参加の「気候会議」の開催を・・多摩市が無作為抽出の市民ら44人参加、「気候会議」を開催

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。

先日の東京新聞多摩版に多摩市が無作為抽出の市民44人の参加で「気候会議」を発足、初会合を開いたという記事が掲載されています。

この記事によると、この気候会議は「二酸化炭素を排出しない社会への転換について市民の方がたに話し合ってもらい、行政の施策につなげる試み」で、多摩地域では武蔵野市について2番目とのことです。

記事には「無作為抽出い選ばれた市民が議論するため、特定の業界や利益関係の強い団体の影響を受けにくく、『多様な声を反映できる』」としています。この44人のなかには12歳から69歳までの計44人が参加、「7月まで5回の会合を開き、地球温暖化対策に必要な市民一人ひとりの行動や行政の取り組み、民間業者の役割について提言をまとめ」、市の環境基本計画に反映させるそうです。記事のなかで参加した高校二年生の方は「温暖化対策を深く学び、ごみ分別など身近な活動も生徒会で取り組みたい」と語っています。

こうした市民参加の気候会議は全国では札幌市も開催し、欧州などでは多くのところで開催されているそうです。府中市も行政と民間企業、大学で連携による温暖化対策を研究し「ゼロカーボンシティー」の実現に取り組んでいますが、こうした市民参加の取り組みは大変有意義なものではないでしょうか。市民が主体性ある取り組みとするためにも、ぜひこうした気候会議のあり方について要望したいと考えています。

※ゆうきりょうの気候会議の関連ブログ 府中市でも脱炭素社会へむけて、気候市民会議の発足を!・・ゼロカーボンシティ実現に市民の力の結集を! – 市民派無所属 府中市議会議員 ゆうきりょう (r-yuuki.jp)

府中市が2050年に二酸化炭素の排出量ゼロめざし東京農工大、東芝ら市内企業と「ゼロカーボンシティ」めざす産学連携協定締結 – 市民派無所属 府中市議会議員 ゆうきりょう (r-yuuki.jp)

府中市が「2050年二酸化炭素排出実質ゼロ」にむけ、調査方針費用を計上(令和4年度府中市予算のポイント⑦)

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