08 8月

さらなる府中市の議会改革を求める(府中萬歩記53号)

地方議会の改革と情報開示が求められている今日、市民から議会改革を求める声があがっています。市民によるミニコミ誌「府中萬歩記」53号で市民の方から投稿されていますので、以下ご紹介します。

 

【市民、学識経験者交えた議会改革検討の有り方をもとめる】

 

府中市内の各戸に配布されている「市議会だより」昨年8月号(286号)から本会議での議決が会派ととおに議員個人の賛否がわかるように改善されました。また政務調査費の使途公開も始まり、予算決算特別委員会の議事録公開も始まります。蝸牛の如くではありますが、一連の改革を喜びたい。いま(7月中下旬)、市議会の各常任委員会の行政視察が行われています。ところが本市ではこの常任委員会の視察や会派の視察報告が、「市議会だより」にもいっさい触れられていません。議会事務局のHPでも公開されていません。調布市などでは全面公開されています。如何なものでしょうか。

議会運営委員会や議会基本条例を議論している、議会改革検討委員会議論経過の公開を強く望みます。同時に繰り返しのべてきましたが、議会基本条例制定にあたっては、議員だけで議論するのではなく、市民、学識経験者も交えた検討委員会の設置も希望します。(市民の方の投稿より)

結城亮(結城りょう)

18 7月

障害者の介護保険優先原則「65歳問題」の解消を・・共産党議員団

6月の一般質問で、共産党議員団の服部ひとみ議員は、障害者の介護保険優先原則、「65歳問題」の解消について質疑をしました。

障害のある方が65歳に達すると、障害福祉サービスから介護保険サービスに移行させられます。そのため、障害者福祉制度では非課税世帯には原則無料ですが、移行によって利用料負担の発生や、サービスの量が減ることになります。65歳になると「要介護4では障害者のサービスが認められず、5で認められる」あるいは、「受けていたサービスが半分に減る」などの声が市民からよせられています。

 

そこで介護に移行しても同一事業者からサービスを受けることが可能となる共生サービスの新設を機会に、「65歳問題」への対応と市の考えを質しました。市内の65歳以上の障害者のうち介護保険サービスのみのり利用者は1639人(34.2%)、障害福祉サービスの上乗せ支給は30人(0.6%)、ALSや視聴覚障害と要介護5が該当。「原則として介護保険サービス移行後は、全員が負担増」との答弁でした。この答弁に対して服部議員は、要介護度が4に下がり月100時間受けていたサービスがガイドヘルパー1日30分を残してカットされ、不足分が自己負担になった例を示して、こういう事態にならないように質しました。

 

市の答弁では「一律、機械的に削減をすることはない」「必要と認められる場合には、障害サービスの支給を決定する」ということでした。服部議員は質疑の最後に「障害者が高齢になっても必要なサービスを受け続けることができるように、介護保険優先原則の撤廃を国に求めるように要望しました。

結城亮(結城りょう)

01 7月

府中市の「パブリックコメント」制度は形骸化していないか?

【「パブコメ」を隠れ蓑に市民からの意見や声を形式的に「聞く」という姿勢に反対】

 

市民のミニコミ誌「府中萬歩記」の最新号では、市民の方が府中市のパブリックコメント制度についてその形骸化したあり方に意見をのべています。それによれば、2017年度に実施したパブコメの意見提出者は「府中グリーンプラザ敷地活用方針」が昨年度は最高で18名。「第6次市総合計画後期基本計画」が3人、「第二次公共施設マネジメント推進プラン」が2人、「行財政改革推進プラン」が2人、他の計画案に対する「パブコメ」の人数も1人、3人、2人、1人、1人、0人、3人、7人。これが市が主張する「パブコメもやっているから、市民の声は施策に反映しています」という答弁の実態であると批判しています。

「パブリックコメント」(パブコメ)とは、行政に対する市民からの意見公募手続きのことをさします。それは行政機関が様々な政策を実施するために、政令や条例を定めたり、制度の改廃をおこなったりする際、事前に市民に「案」を公表して意見を、募ることです。そこで集まった意見を、市の政策実施の際に考慮することが本来の目的です。しかし、たとえば17年度の「パブコメ」制度の「実績」を見ると、市の「パブコメ制度」の実態は本来の目的から大きくかけ離れていると言わざるえません。そこには「本気で市民の声を聞こう」という姿勢は感じられません。

結局のところ「パブコメ」制度とは、これを隠れ蓑にして、「行政は市民の声を聞いていますよ」というアリバイ的な制度として、実施しているにすぎないのではないかと言わざるえません。今後は市民参加の立場から、この制度を抜本的に改革して、真に市民の声がいきる「パブコメ」制度となるよう、行政に対して厳しく声をあげていかなければなりません。引き続き私もこの制度について、検証して議会でも取り上げたいと考えています。

結城亮(結城りょう)

20 6月

府中市の新市庁舎の建設着工は2021年度(平成33年度)中から開始、総工費は206億円を予定

【市議会の新市庁舎建設委員会で今後の工事着工予定など詳細が報告】

 

今日(21日)、府中市議会の新庁舎建設特別委員会が開催され、工事着工の予定計画などがあらためて示されました。新庁舎は「おもや」「はなれ」の2棟構造になっており、1期目工事では「おもや」の着工を予定、「おもや」は5階立て構造になっており、2021年度中に工事が着工、2023年度中に完成予定です。この「おもや」には、総合窓口をはじめ、福祉保健部、政策総務部、市民部、行政管理部、生活環境部、子ども家庭部、教育委員会、市民協働推進部の各課がはいり、最上の5階には議会棟を予定しています。

「おもや」を完成した後に、現在ある既存庁舎の解体(西庁舎、東庁舎、北庁舎)に入り、2025年度中に2期目工事の「はなれ」の着工となります。その後「はなれ」は2027年度中に完成を予定しています。この「はなれ」には、都市整備部、文化スポーツ部の課が入る予定です。つまり「おもや」の完成は5年後、「はなれ」の完成は9年後となりますが、あくまでも予定でありさらに長引くことも予想されます。総工事費は現在のところ、206億6千万円ですが、これは今後膨らむことも予定されます。

市の説明では、1期目工事の着工が長引く理由として、敷地内の民家の立ち退きについてすでに合意し、市が代替地として用意した移転先も決まっているが、諸事情によりすこし時間を要するとのことでした。

今回の新庁舎建設のポイントは、市役所の周辺の土地を買収して敷地面積を広げたこと、庁舎が1棟ではなく2棟構造になること、また新庁舎のコンセプトとして、JR府中本町駅と京王線府中駅、その駅周辺の人の流れをつなぐ「経路」の役目も果たしていることがあげられます。引き続き、新市庁舎の建設の動きについて、ブログでもお知らせしていきます。

結城亮(結城りょう)

15 6月

府中市内の小学校、高学年児童は体育の授業時に、原則として下着を着用してはいけない?!

【市議会一般質問で他会派の議員の方が質疑】

 

先日の府中市議会一般質問における、他会派の議員の方の質問で、「市内小学校の高学年女子の下着着用について」という質疑がありました。内容は「市内のある公立小学校の高学年の保護者会にて、『体育の授業時において、体操着に着替える際、体操着の下は原則、下着を着用しない』と指導があり、『女子児童で下着を着用する際には担任に連絡するように』との説明があったとのこと。それに対し、女子児童の保護者たちは大変困惑していると聞いた」と質問の趣旨を訴え、「他の公立小学校の保護者にも聞取りをしたところ、他の学校でも何校か、同様の指導を受けた」と聞いた。そこで市に対して①市教委は、どのような理由があって、その理由を決定したのか、市教委の考えは? ②公立学校の生活指導は学校ごとに異なるのか、というのが質疑のポイントでした。

 

【答弁・・体育の授業の後、汗をかいた下着を着用したままだど、風邪をひくなど健康に良くないから、下着を着用するな?!】

 

それに対して市の答弁は、「体育の授業においては下着を着用し、体育の授業が終わった後も、汗をかいた下着をそのまま着用していると、健康上も良くないと考えるので、そのように(下着を着用しないよう)指導している。ルールは学校ごとに総合的に判断して決める」と答弁。さらに「今後、市教委として、下着着用ルールは、今後適切に見直し改善すべきと認識している」との答弁でした。

 

【女子児童に対してあまりにも配慮がない指導方針ではないか】

 

それに対して、質疑をした議員の方は「健康上の配慮なら、一律に下着を着させないなどという指導は適切ではない。体育授業後も汗をかいたままの下着を着用すると、風邪をひくというのが理由なら、替えの下着を持ってきて着替えるように指導すればよいのではないか」と主張。さらに「高学年の女子児童と言えば、発育の良い児童もいる。成長の早い女子児童の保護者は、ブラジャーや胸の部分が二重になっているキャミソールを着せるなど、女の子の身だしなみは特に気を使っている」「子どもによっては下着着用を担任に連絡することを恥ずかしがり、連絡するくらいなら、原則に従い、下着を脱いでしまう子もいると聞く」として、「こうした指導は、女子児童に対して、あまりにも配慮が欠けていると思う」と、市教委の方針を批判しました。

私もこの議員の主張に同意見です。私が小学校高学年の時、学校現場でこうした指導がされていたのかどうかは、覚えてはいません。ただこうした話を聞くと、市教委の認識が社会常識とかけ離れていると指摘されても、不思議ではありません。早急にこのような学校現場での指導は、修正していただきたいと思います。

結城亮(結城りょう)