18 1月

府中市の新型コロナ感染者数 1月17日現在、812人に・・コロナ感染の恐怖と「たたかう」医療機関で働く方々の命守る施策を求めたい

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。

府中市の新型コロナ感染者数の勢いがましています。前日より18人増の計812人目を数えています。また昨日の都内全体の感染者数は1500人を超えています。

こうしたなかで日々、新型コロナの感染の恐怖と闘いながら感染者のケアに奮闘されているのが、医療機関で働く方々、とりわけ看護士さんたちです。私あてに医療機関で働く方からお声を寄せていただいたので以下紹介させていただきます。

「疾患をもつ高齢者、障がい者に接する者として自身の感染予防に注意を払う日々が続いています。そのような中、新型コロナウイルス感染者のなかには、無症状のことも多く、施設や在宅でのケアに当たる職員が感染に気付かず業務についてるのではないかと不安を抱えています。必要なケアを支障なく安心して継続できるためには、職員に対してPCR検査が必要ではないかと思っています。一部の事業所では、職員にPCR検査を実施していると聞いていますが、事業所単位で動くのではなく、行政で取り計らって頂くことはできないでしょうか。安心して業務に専念できるよう、ご支援お願いいたします」。

 

医療現場の看護師さんたちは、本当に命がけで働いていることに、心から敬意を表するものです。いま全国の医療現場では、看護士さんが職を離れる事態が増えていると聞きます。看護士さんの命を守るためにも、国や自治体は無条件にPCR検査の実施について、予算をつけるなどしなければなりません。国会においては、政府も野党も医療従事者への支援金については施策があるのですが、生命、身体を守るための施策が不足しています。

実は府中市議会においては昨年の6月議会でコロナ対応で経営が疲弊する医療機関を国に支援を強化させるために、「医療機関の経営危機に対する財政支援の強化を求める意見書」が可決され、国に提出されています。しかしながら、まだまだ医療関係で働く方々への支援策は足りません。

 

●立憲民主党が新型コロナウイルスの感染者に対応している医療従事者や介護事業所の職員らに対し、最大20万円の慰労金を再給付する法案をまとめ、他の野党と法案の共同提出を目指すとのことです。また政府も2020年度第2次補正予算に同様の慰労金を計上してはいるのですが、対象期間は昨年6月までだったために、法改正により、再び給付を行うことにしています。

 

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17 1月

府中市民に対する新型コロナワクチン接種はどうなるのか・・府中市が3月中に65歳以上の市民にワクチン接種の勧奨、クーポン券を郵送の方向で準備中

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。

 

★全国に1万ヶ所の医療機関にワクチン保管の超低温冷凍庫を配備

 

府中市の新型コロナ感染者数が25人増加の794人となりました。この2ヶ月間で448人となりました。さて今朝(1月17日)の読売新聞一面に「新型コロナワクチン接種1万拠点」「全区市町村 超低温庫 配備」との見出しで、政府による国民への新型コロナワクチン接種の方針の概要が記事にされています。記事では「全国約1万ヶ所の医療機関などの『基本型接種施設』を拠点として実施する方針」「各拠点には氷点下約75度でワクチンを保管できる超低温冷凍庫を配備し、そこを起点に2~8度の冷蔵状態で診療所に輸送する」とのことです。

 

★府中市のワクチン接種の準備状況と方向性について

府中市でも1月13日、庁内で「新型コロナ対策推進本部会議」が開催され、担当課から市民への新型コロナワクチン接種方針の概要が報告されています(府中市のホームページより以下抜粋)。

①市役所内の体制・・市に健康推進課内職員によるワーキングチームを 結成し、情報収集をはじめ、準備行為を始めている。

 

②ワクチンの供給時期について・・・時期は未定であるため、実際の接種開始時期は決まっていないが、2月下旬には医 療従事者の先行接種が開始される予定。その後、3月下旬に65歳以上の高齢 者への接種が見込まれていることから、3月1日から12日の間に、接種勧奨、 クーポン券などを、まずは65歳以上の方全員に発送するよう国から通知があり、現在 契約等の準備を行っている。65歳未満の方に対しても4月中には発送 するよう準備を整えるよう、国から通知されている。

 

③接種会場、方法について・・・医師会の協力医療機関での個別接種のほか、保健セン ター等における集団接種の併用も視野に入れ協議している。ワクチンについて はファイザー社製のものが供給される可能性が高い。参考として、 ワクチンの接種は、大人も2回行うこととされ、1回目の後、3週間後に2回目 となり、接種料は無料となっている。

 

④今後の接種体制について・・・国からも人員の確保を求められていること から、まずは福祉保健部内でもプロジェクトチームを立ち上げ、事務職や保健師、 看護職も含めて情報の共有、協力体制の構築を図っていく。この際に、看護師に ついては、子ども家庭部のご協力をお願いしたいと想定しているほか、集団接種 の際の会場の設営や市民への誘導など、部を超えた全庁的な協力をお願いしたい。

 

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16 1月

「府中でも医療崩壊寸前を感じさせる状況」(府中市新型コロナ対策本部会議より)・・府中市の新型コロナ感染者数、14人増の769人に(1月15日)・・

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。

 

★市内は医療崩壊の様相、保健所の相談窓口の電話もつながりにくい状況に

 

昨日(15日)の府中市の新型コロナ感染者数は19人増加の769人となっています。マスコミ報道などを通じて新型コロナ感染者数が増加するなか、「医療崩壊」が叫ばれていますが、府中においてもこうした状況になっているという報告がありました(府中市のホームページより抜粋)。

 

1月13日に市庁舎内で開催された府中市の「府中市新型コロナウイルス感染症対策本部会議」における府中消防署の方の発言では、「救急の搬送状況について 東京都でも医療崩壊寸前との話もあるが、昨日はまさにそれを感じさせ る状況だった。救急隊5隊で、33件出場しているがその内、6件が病院選 定困難事例であり、30か所の病院に連絡してやっと決まったケースもあ る」とショッキングな報告がされています。

 

また保健センターの状況については「保健センターでの年末年始の休日夜間診療の状況だが、年末年始は、『発熱外来』としたため、163人と昨年の1378にと較べ減少し ているが、近隣市も同様とのことである。なお、通常の『救急外来』は『恵仁会 病院、医王病院』の救急外来を紹介していたが、逼迫するような状況はなかった と聞いている」と発言されています。

 

府中医師会によるPCR 検査センターの状況については、「11月は18日間で335件、12月は22日 間で533件、1月2日から8日までに207件の検査を実施しているが、陽性率も上がっている。なお、年末年始の6日間では113件の検査を実施したと聞いている。昨日くらいから保健所の電話が繋がりにくくなっており、保健センターに濃厚接触者や自宅療養者などからの相談が増加しているが、急ぐ必要がある案件は保健所と個別に相談し対応している」と報告しています。

 

住民の方からは「救急車のサイレンの音を1日で8回も聞いた。こんなことはこれまで初めてです」という声がありました。マスコミ報道、SNSなどを見ても「新型コロナの症状になり医療機関や保健所に電話しても対応されずに、自宅療養している」という主旨の声が多いです。当面は私たち一人ひとりが感染しないよう、最大の注意を払う以外に方法はなさそうです。また同対策本部会議の内容について後日またブログで掲載させていただきます。

 

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13 1月

府中市の新型コロナ感染者数、14人増の728人に(1月12日)・・コロナ感染しても入院先や宿泊療養先が見つからない事態 「医療も保健所も限界」(東京都医師会会長)

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。

 

★コロナ感染の疑いがあっても入院先や宿泊療養先が見つからない事態・・医療崩壊が現実のものに

 

府中市の新型コロナ感染者数が前日より14人多い、728人となりました。さて今朝(1月13日)の朝日新聞多摩版に尾崎・東京都医師会の会長の記事が掲載され、「医療も保健所も限界にきている」というショッキングな内容となっています。記事のなかで尾崎会長は「感染者が1日2千人でてくる状況ではいたちごっこのよう、ほとんど限界に近い」とし、今後都内では1日あたり3千から4千人規模を超える可能性にも言及。「コロナ患者を受け入れる体制を用意しても、あっという間に病床が埋まってしまう」としています。

 

さらに記事では、今新型コロナに感染しても自宅療養をするか、入院先や宿泊療養先がすぐに見つからずに自宅待機となる感染者が急増している事態に言及。「健康観察を担う保健所が限界にきている」と発言しています。こうした状況をうけて都内の医師会からは、コロナ感染の疑いのある療養者が体調異変を訴えた際、地域のかかりつけ医などが電話で指導したり、オンライン診療、往診などにあたるという提案がされていることを紹介しています。

 

これは現場にもっとも近い医師会の会長の記事なだけに、いよいよ医療崩壊が始まっていることを示す記事です。いまコロナ感染の症状がでても、自宅にいるしかなく、診療も受診できないというのが実態のようです。一方で都内の医師会から提案されている、かかりつけ医による電話やオンライン指導は、現実にできる策ではないでしょうか。ぜひ府中市でも医師会と連携のうえ、緊急の診療策を実行することを求めていきます。

 

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12 1月

会派「市民の風」として府中市長あてに、福祉施設関連向けの新型コロナ感染防止対策 緊急要望書第3弾を提出しました(1月12日)

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。

 

この間もブログで掲載しているように、府中市内の介護老人保健施設でもクラスターが発生、また都内でも2500人近いコロナ感染者数が発生する状況です。まさにこれまで経験をしたこともない非常事態です。私は会派「市民の風」として市長あてに、高齢者福祉施設での対策を中心とする緊急要望12項目を提出したので、以下項目のみ掲載します。 ※私のブログをご覧になった方で、府中市に対するご意見、ご要望、苦情また情報など、また新型コロナ関係でのご要望などありましたら、お気軽にメールをお寄せください。 アドレス   yuki4551@ozzio.jp

 

(1)「ふれあいの里」施設内の相部屋(4人部屋など)対策について、新型コロナが無症状の方でも発症の引き金となる態を避けるために、安心して入所者の方が生活できるように市として緊急の支援策をお願いします。

 (2)「ふれあいの里」で新型コロナの陽性反応となった方への今後の経過観察、および消毒や食事の時間や他の人との会話控えるなどの基本的対策を徹底することを要望します。

 (3)「ふれあいの里」のショートスティについて、中止を1月18日までとしていますが感染防止対策を徹底することを目的に、その期間を延長するなど、外部からの感染ルートの防止策の徹底を要望します。 

(4)市内の介護老人保健施設はじめ高齢者福祉関連施設、および障害者福祉施設の送迎車に高齢者(障害者)の方が乗る前には、デジタル体温計で検温対策を実施することを要望します。

 (5)関係施設の職員の出勤前における検温調査の徹底、および高齢者(障害者)が搬送車に乗る前に各家庭での検温義務付けなどを要望します。

 (6)市内の高齢者関連福祉施設および、障害者福祉施設に対し市として、あらためて備蓄マスク、防護服等を確保し、関係職員への配布の徹底、必要に応じて市からも各事業所に対する物資の支援を行うことを要望します。

 (7)施設および事業所によっては財政的に厳しいところもあり、感染防止対策について必要な物資を求める事業所に対しては、市からも財政支援など実施することを要望します。 

(8)今回の「ふれあいの里」におけるクラスターについて、市として独自の判断により感染経路や感染者の症状などについて、市内の介護老人保健施設および介護事業所のケアマネジャーへも報告をすることにより、現場における情報の共有を行うことを要望します。

 (9)府中市でも介護老人施設「ウイング」「ふれあいの里」で発生したクラスターを教訓に、墨田区のように早急に介護老人施設などでPCR検査の割安でできる体制を構築するよう要望します。

 (10)府中市として市内にある特別養護老人ホームや老人保健施設を運営する法人との間で、新型コロナウィルスのクラスターが発生した際、各事業所から応援職員を派遣する協定の締結を提案します。 

(11)府中市においても、全国の自治体で2月から3月にかけて予定されている市民向け新型コロナワクチン接種について、事前に緊急の体制を確立すること。そのために、新型コロナワクチン接種推進課(仮称)を設置し、現場での混乱を避けるよう準備と対策を要望します。 

(12)府中市のふるさと納税を原資にして医師会、市内の医療機関や医療従事者への応援事業を実施することを提案します。