05 6月

府中市 西武線多磨駅前 都市整備用地 三井不動産商業施設開設・・様変わりする多磨駅周辺の課題について(ゆうきりょうの議会質問、その1)

府中市議会議員(改革保守系無所属・3期目)の ゆうきりょう です。

私は6月4日の市議会一般質問で、西武多摩川線多磨駅周辺の街づくりの課題で質疑をしました。多磨駅周辺は今後、三井不動産による商業施設の開設を予定(令和11年)し、街の様相も大きく変わることが予想されます。そこで今回の質疑について、数回にわけてブログで紹介します。

1,府中の「ちゅうバス」の朝日町路線は今後も存続を!

★ゆうきりょう質問⇒「府中市のコミュニティーバス、ちゅうバスの朝日町ルートの路線変更(廃止)の考えについて、市の伺います。

●市の答弁⇒ 府中市地域公共交通計画では、持続可能な地域公共交通を実現するため、計画目標1として、「市内各所から市中心部へのアクセスを効率的・効果的に確保する」ことを掲げ、「鉄道・路線バス・コミュニティバス等の連携・役割分担により中心部への移動を確保する」こととしています。

そのうえで、ちゅうバス朝日町ルートにつきましては、多磨駅から榊原記念病院までの区間において、路線バスと重複し、利用の競合が発生していることや、鉄道との役割分担により市中心部への移動が確保できることから、再編案のたたき台として当該区間の路線変更を検討したものです。一方で、当該区間において、本年3月から重複する路線バスが減便となっている状況なども考慮し、引き続き、府中市地域公共交通協議会で協議を重ね、バス路線再編案の検討を進めてまいります。

「ちゅうバスの朝日町ルートがなくなると、府中駅周辺へ行く人が縁遠くなる」

★ゆうきりょうの主張⇒ ちゅうバスの朝日町ルート変更(廃止)案についてですが、既存のバス路線との重複を解消することが目的とされているようですが、既存の民間バス路線は、飛田給・調布方面へ向かいます。今回のいずれかの再編案が実現すると、朝日町付近の方は、既存のバスで榊原記念病院まで行き、そこでちゅうバスに乗り換えることが想定されているように思われます。

そうなると、利用者にとってはバスの運賃費用もアップして、ちゅうバス利用のハードルがかなり上がってしまうという声を伺いました。結局、バスをあきらめて武蔵野台駅まで歩くか、府中駅周辺に出るのをやめて既存のバス路線でまっすぐ調布方面に向かうことになるのではないでしょうか。こうした方々が増えると、ちゅうバスの利用機会が減り、府中市の中心部へ出向く機会が、縁遠くなってしまうように感じられるわけです。なんとか、これまで通り、朝日町通りのちゅうバスの路線については、今後も存続を要望いたします。

2,三井不動産の商業施設開設にともない、市は住民や東京外大との間で定期協議の場を設定してほしい

★ゆうきりょう質問⇒ 三井不動産による商業施設の建設、開業にむけ、街周辺の課題(人見街道と商業施設との交通量、環境美化の課題など)について、市が仲介して地域住民(自治会など)、東京外語大学など、近隣の方がたとの意見を協議する場の設定を提案したいが、市の考えを伺います。

「定期協議の場をつくる考えはないが、業者から求められれば応じる」(市の答弁)

●市の答弁⇒ 近隣の方がたとの協議する場については、事業に伴う課題の解決や近隣住民の意見を汲むための方法のひとつとして、事業を行うものが、必要に応じて設定するものであり、現在のところ市で設定する考えはございません。また、事業者が協議の場を設け、市に対して要請があれば、出席するものと考えておりますが、現段階で事業者にはその場を設ける意向はなく、個別で意見を伺いながら課題の解決を図りたいと伺っております。

「商業施設開設にともない、行政にかかわる相談については、窓口を一本化してほしい」

★ゆうきりょうの質問⇒ 答弁のなかで「行政にかかわる件では、個別の相談に応じる」ということですが、周辺住民の方からの声として、今後、商業施設開設に関係して、住民側が行政に関する課題に直面した際、例えば、公園に関することは公園緑地課、下水道は下水道課、道路に関することは道路課、交通量に関することは計画課など、相談する立場からすると、その都度、行政への相談窓口が分かれているのは、大変複雑かつ面倒なものがあります。そこで、行政への相談窓口を一本化していただくことを提案しますが、市の考えを伺います。

●市の答弁⇒三井不動産の商業施設に関する行政への相談窓口の一本化についてですが、開発行為にあたる宅地造成や一定規模以上の中高層建築物の建築など、府中市地域まちづくり条例に該当する開発事業につきましては、計画課が主となり事業者と協議を行っておりますので、当該事業に関しましても、計画課が窓口となり対応してまいります。なお、相談内容に対する対応につきましては、関係各課と連携を図りながら、組織として対応してまいりたいと考えております。(続く)

※ゆうきりょう のブログをご覧になった方で、府中市に対するご意見、ご要望、苦情などありましたら、お気軽にメールをお寄せください。 アドレスyuki4551@ozzio.jp 携帯 090-4136-7642(電話に出られない場合がありますので、その際は留守電にコメントをお願いいたします)

05 6月

府中市 高齢者見守り 孤独死対策・・多摩地域で広がる高齢者の孤独死防止対策

府中市議会議員(改革保守系無所属)の ゆうきりょう です。

★多摩市が遺品整理業者との間で、高齢者の見守り協定締結

単独高齢世帯の増加と孤独死の関係が課題となっていますが、先日の東京新聞多摩版に、多摩市と遺品整理などにあたる企業「ファーストソリューション」が、地域の見守り活動に関する協定を締結したとあります。記事によると、締結式において多摩市の阿部市長は「一人暮らしの高齢者が増えるなか、さらに力を尽くしていただけることが、ありがたい」とあいさつ、「同社の高橋社長は『支えあえる街の一助になれば』」と述べたとのことです。多摩市ではこうした見守り協定を、35事業者との間で結んでいるとのことです。

★見守りサービスの対象は、75歳以上の一人暮らし、住民税が非課税世帯(町田市)

町田市が高齢者の見守りサービスのひとつに、市内一人暮らしの高齢者方で、長時間にわたって電気がついていたり、消えたままになっていたりした時に、家族らにメールで通知する見守りの事業を始めたと報じています(朝日新聞多摩版)。

同記事では「ヤマト運輸が提供するサービスを活用した取り組みで、サービスの利用料金を1年間、市が全額負担する」としています。また「自宅の電球を専用の電球『ハローライト』に取り換えることで、長時間の点灯や消灯など異変を察知」「事前に登録された家族らに知らせる。依頼に応じて同社のスタッフが訪問して安否を確認する」とあります。また「毎日使用する洗面所やトイレに設置してもらうことで、自宅で倒れていたり、病気で動けなくなっていたりするケースの早期発見が期待できる」そうです。

この行政サービスについて、町田市は月額1078円の利用料金を1年分を負担、翌年以降は同社と利用者の直接契約になり、利用料は自己負担になるそうです。対象は75歳以上の一人暮らし、住民税が非課税で、専用機器による救急通報システムを使用していないことが条件とのことです。

★東京都が民間賃貸住宅に住む高齢者に、見守りサービスを提供する事業者に対し、経費の半額を補助する事業を実施

以前、産経新聞多摩版に「東京都は民間の賃貸住宅に住む高齢者への見守りサービスを提供する事業者に対して、経費の半額を補助する事業をスタートする」と報じています。こうした高齢者への見守りサービスは全国の自治体で初めてと伝えていました。同サービスは、2021年3月までに実施するとして、この記事では「高齢者は賃貸住宅に入居するのが難しい現状があり、入居しやすい環境をつくるのが狙い」とし、「高齢者や障害者らの入居を拒まない賃貸住宅として登録された『セーフティーネット住宅』が対象だが、都内ではこうした住宅は約600戸しかない」とのことです。

この制度内容については「見守りサービスは、決まった時間に電話をかけたり、電気の使用量を見て異常を推測したりする。サービスを通じて、入居者の孤立や孤独死を防ぎ、賃主の不安などを軽減する効果がある」と解説しています。ちなみに補助額は1戸当たり月1000円、料金自体も月1000円程度の所が多いとのことです。

★高齢者の見守りサービスは費用対効果の面でも成果あり

私も2018年6月議会で地域の孤立死対策について質疑をしましたが、今進展している急速な高齢社会と単身世帯が増える状況下において、行政が一定の見守りサービスを行う意義は大変大きなものがあると思います。それは住民が孤独死に陥った際にかかる様々な諸経費と比較しても、費用対効果がある施策ではないでしょうか。こうした施策が全国に広がることを期待すると同時に、府中市でも制度活用をぜひ呼びかけ、自治体独自の施策として何かできることがないか、取り上げたいと思います。(府中市議 ゆうきりょう)

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05 6月

府中市議会議員 ゆうきりょう TIKTOK動画第1弾・・情緒発達障害児への支援策について

府中市議会議員(改革保守系無所属)の ゆうきりょう です。

月1回、TIKTOK動画を配信しています。5月は「情緒発達障害児への支援策」について、保護者の方からのお声をいただき、これまでも議会でも取り上げてきました。

@yuuki.ryo

あなたはこの問題についてどう思いますか?

♬ オリジナル楽曲 – ゆうき りょう – ゆうき りょう

04 6月

府中市 小中学校 若手教員の負担軽減策を・・・文科省が校長OBらを教育委員会に配置 学校支援モデル事業をスタートへ

府中市議会議員(改革保守系無所属)の ゆうきりょう です。

★学校問題解決支援コーディネーターを、モデル事業として20の教育委員会に配置へ

先日の読売新聞に、一部保護者からの学校への過剰な苦情や要求に対応するため、文科省が校長OBらを教育委員会に配置し、学校を支援するモデル事業をスタートするとの記事があります。「校長らが保護者と学校の間に入って調整を図り、解決策を示す取り組み」で、6月ごろから20以上の教育委員会で実施する予定とのことです。

この記事によるとこの事業は「学校問題解決支援コーディネーター(仮称)」で、校長や教頭など管理職OBを想定、市区町村教委などに常駐し、学校と保護者だけでは解決が難しいトラブルが起こった際、双方から事情を聞いて解決策を提示する役割とのことです。また「事案によってはスクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカー、弁護士、医師などの専門家とも連携する」としています。

★近年、団塊の世代の教員が引退、若手教員が増えた事態も背景にある

この記事にもありますが、近年は「モンスターペアレンツ」と呼ばれる保護者への対応から、教員がストレスで休職に追い込まれるケースも多発、また「学校現場では団塊の世代の大量退職にともない、若手教員が増えているが、ベテラン教員い相談する機会が減り、保護者対応に悩む若手教員も少なくない」そうです。記事のなかで、文科省の担当者は」保護者対応は若手教員の心理的負担の一因になっている。解決が難しい問題を学校任せにしないよう支援体制を整備したい」としています。(以上、新聞記事を一部抜粋)

★もはや学校の先生たちはキャパオーバー状態(保護者の声より)

以前、私あてのメールで、保護者の方から学校の先生の働き方の改善について、ご要望をいただきましたので、再度、以下、紹介させていただきます。

~ 改善してほしいと常々実感するのは、市立小学校の先生方の仕事量の多さについてです。宿題の丸つけやプリントの準備など、先生がたの事務負担を少しでも減らし子供たちの教育に力を注ぐ時間を作ってほしいです。そのためには、先生がた専属のスタッフ制度を緊急に作る必要があると、私は考えています。そのための予算をぜひとも割り当ててほしいです。

先生がたの毎日の努力と信念で、ぎりぎり成立している公立小学校の教育は、このままだと崩壊してしまうのでは?。どう見ても仕事量のキャパオーバーで、少しのことで生徒たちに怒鳴って指導する先生も増えています。ゆうきさんはどう思われますか。もう一度書きます。先生がたの事務を担当するスタッフ制度を緊急に作って、その分の予算を増やしてほしいです。未来ある子供たちの教育に府中はもっと予算を増やすべきだと思います。 ~ (以上、市民の方からの要望より)

★教育委員会も地域住民、保護者の方に通知文を発出

府中市の教育委員会では、以前「保護者、地域の皆様へ」とのタイトルで、「学校の働き方改革にご理解、ご協力をお願いいたします」という文章を発出しています。中身を要約すると、『小中学校の教員の方々は過労死ラインを超える長時間過重労働の実態があり、教員の健康面ばかりではなく、教育の質の確保という観点からも見過ごせない状況となっている。そこで各学校では、教育の過重労働の負担軽減のために、副校長の校務改善支援員などの人的支援、タイムレコーダーの導入、学校閉庁日の設定、勤務時間外における電話応答メッセージ対応の導入などの取り組みを紹介し、保護者、地域のみなさんへ教育の働き方改革の趣旨に理解と協力を求めます』という内容です。

★市議会で教員の労働実態改善を取り上げました

私も2017年6月議会の一般質問で、教職員組合の方々の要望、現場の先生方の声をふまえ、この問題を取り上げたことがあります。現場の話を聞くと、休憩時間などなく、まさに「ブラック職場」ともいえる実態を聞いて、驚愕した覚えがあります。何より現場の先生方は、子どもたちにより良い教育をしたいが、そのほかの業務に追われ、明日の授業の準備もできないのが一番辛いと話をされていたことが記憶に残っています。(府中市議 ゆうきりょう)

※ゆうきりょう のブログをご覧になった方で、府中市に対するご意見、ご要望、苦情などありましたら、お気軽にメールをお寄せください。 アドレスyuki4551@ozzio.jp 携帯 090-4136-7642(電話に出られない場合がありますので、その際は留守電にコメントをお願いいたします)

04 6月

府中市議会議員 ゆうきりょう TIKTOK動画第2弾・・学童クラブでも夏休み中に昼食提供サービスを!

府中市議会議員(改革保守系無所属)の ゆうきりょう です。

月1回、TIKTOK動画を配信しています。今回は「学童クラブでも夏休み中に、昼食提供サービスをしてほしい」という、保護者の方からのお声をいただき、その実現のために、議会でも取り上げました。

@yuuki.ryo

お子さんを持つあなたはどう思いますか?#府中市 #東京

♬ オリジナル楽曲 – ゆうき りょう – ゆうき りょう