07 9月

府中市 ケアマネ 厚労省がケアマネ提供体制確保のために、居宅介護支援事業所などの支援策を創設(府中市議会議員 国民民主党 ゆうきりょう)

府中市議会議員(国民民主党所属)の ゆうきりょう です。

★自治体が主体となりケアマネの業務負担軽減などを支援

先日のケアマネタイムスのインターネットニュースによると、厚労省は地域のケアマネジメント提供体制の確保につなげるため、来年度から、居宅介護支援事業所などを対象とする補助制度を新たに設けると伝えています。

同ニュースによると、新たな補助制度は、「既存の基金(地域医療介護総合確保基金)の使途を拡充して具体化するもの。自治体が主体となり、ケアマネジャーの確保や業務負担の軽減、事業所の経営改善などを、地域の実情に応じて後押しできる仕組みとする」と伝えています。

★3つの具体的な支援策を計画

1つに人材確保策として、①中山間地域・離島などでの採用活動の支援、②潜在ケアマネジャーの実態把握や事業所とのマッチング、就業後の定着支援

2つめに業務負担の軽減策として、①事務職員の採用・研修の支援、②シャドウワークに関する相談窓口の設置、③本来業務以外の業務について、関係団体による受け皿創設の支援

3つめに事業所の経営改善策として、①コンサルタント派遣による加算の新規取得、処遇改善、大規模化・共同化、②利用者確保のための広報活動の支援策をあげています。また「自治体がそれぞれ裁量を持ち、必要性の高い補助メニューを定める形を想定。各地域の状況・課題を踏まえ、事業所だけでなく公共的な関係団体なども対象にできるようにする計画とのこで、制度の実施主体は都道府県。負担割合は国が3分の2、都道府県が3分の1とすると伝えています。(参考、ケアマネタイムスインターネットニュース、8月)

★なぜケアマネは減り続けるのか・・自治体としてやるべき施策があるのではないか

私は3月の府中市議会一般質問で、府中市における介護支援専門員(ケアマネジャー)の課題と対策について質疑をしました。現状、介護支援専門員(ケアマネジャー)の不足が問題になっています。この府中市においても毎年、地域包括支援センター圏内において、約1000人単位で高齢者が増えている事態があります。同時に介護保険を利用する方はケアマネがマネージメントをしないと、介護保険を使えない仕組みにあり、介護を必要とする絶対人数が増えているのに、ケアマネが少なくなる事態は、憂慮すべき事態であるとの認識を、国も自治体も真剣に考えるべきと考えます。

★ケアマネ本来の業務以外の依頼仕事が多すぎのが実態、行政としてケアマネ本来の業務を介護利用者に周知徹底してほしい(ゆうきりょう質問)

〇府中市の答弁⇒ 「ケアマネジャーの役割の周知」についてでございますが、本市といたしましても、利用者からケアマネジャーに対し、本来業務以外の業務を依頼されることがケアマネジャーの負担になっていると認識しているところです。そのため、現在、作成中の「令和7年度版お年寄りの福祉」の中で、ケアマネジャーの業務と役割について利用者へ周知するためのページを設ける方向で原稿の作成を進めております。また、要介護度の認定結果を通知する際に、ケアマネジャーの業務と役割についてのチラシを同封するなど、利用者に向けてケアマネジャーの業務範囲について理解してもらうための効果的な周知の方法について検討してまいります。

★ケアマネジャーに対するカスタマーハラスメント対策を求めたい(ゆうきりょう質問)

〇府中市の答弁⇒ 国における「介護現場におけるハラスメント対策」の方針を受け、本市でも令和4年度に市内介護提供事業者向けにカスタマーハラスメント対策の研修会を実施いたしました。また、今年度につきましては「高齢者の虐待防止の取組」研修の中で、カスタマーハラスメント対策について触れていく予定でございます。

カスタマーハラスメント対策は、介護離職防止のため重要であると市としても認識しており、カスタマーハラスメントについての相談が市に寄せられた際には、東京都の相談窓口を紹介しております。また、本年4月には介護に係るカスタマーハラスメント専用の「東京都介護職員カスタマー・ハラスメント総合相談窓口」が設置されたことから、こちらについても積極的に周知してまいります。また、個別のケースについては地域包括支援センターと連携した取り組みなど行っておりますが、今後もより効果的な対策について検討してまいります。(ゆうきりょう 国民民主党 府中市議会議員)

※府中市の令和8年度予算案への要望を募集・・・市民のみなさんから要望を受け付けております。9月20日ぐらいまでにメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。 ★要望内容の例・・街のライフライン(鉄道駅、バス停車場、道路、信号、カーブミラー設置、公共施設など多数)、市の福祉制度に関すること、小中学校に通うお子さんに関すること、幼稚園、保育所、学童保育、介護、障害者福祉、公共行政のサービスに関することなど、なんでも結構です。※ただし要望内容によっては、私のほうで整理修正、あるいは取捨選択する場合もありますが、どうかご了承ください。 メールアドレス yuki4551@ozzio.jp まで

※ ゆうきりょう の朝の駅頭市政報告は、原則、毎朝下記の予定で行っています。駅頭では「市政通信」を配布しています。市政相談、生活相談なども受け付けています。なお雨天時や、自身の都合により中止の場合もあります。お気軽にお声をおかけください。

月曜日・・西武線多磨駅東口

火曜日・・京王線多磨霊園駅南口

水曜日・・京王線東府中駅北口

木曜日・・西武線多磨駅西口

金曜日・・京王線多磨霊園駅北口

※原則、朝8時まで

06 9月

府中市学校給食 姉妹都市 佐久穂町のお米を学校給食用に購入、持続可能な給食運営めざす(府中市議会議員 国民民主党 ゆうきりょう)

府中市議会議員(国民民主党所属)の ゆうきりょう です。

東京新聞9月4日付ニュースによると、府中市は、「市内の小中学校の給食用として、姉妹都市の長野県佐久穂町を産地とするコメを今年10月に購入すると発表した」とのことです。「全国的なコメの供給不足と価格高騰を受け、安定的な確保のために調達経路の多様化を図ることが狙い。同町のコメ農家の支援にもつながる」として、「市は、同町をエリアとするJA佐久浅間が調達した同町産米など約4トンを購入(金額は非公表)。府中市立学校給食センターが市内小中学校33校の学校給食に使う。市は、この取り組みを来年度以降も継続する方針。同町とJA佐久浅間の協力で、府中市の学校給食向けに新たなコメの作付けもする予定」と報じています。市の担当者は「児童生徒には姉妹都市を身近に感じてもらうとともに、持続可能な給食の運営を目指す」と話しているそうです。(参考、東京新聞9月4日付インターネットニュース)

★「稲作体験」や「野菜作り体験」など、特色ある「食育」(教育委員会 食育方針)

府中市教育委員会では「食育推進」の理念のもと、以下の学校給食方針を掲げています。以下、教育委員会の学校給食方針と令和5年度の予算要望で学校給食に関する要望と市の回答について、掲載します。

近年、偏った栄養摂取や、朝食欠食など食生活の乱れ、肥満・痩身傾向など、子供たちの健康を取り巻く問題が深刻化しています。子供たちが食に関する正しい知識と望ましい食習慣を身に付けることができるよう、学校においても積極的に「食育」に取り組んでいくことが重要となっています。
また「SDGs」 の考え方を踏まえ、これまでの「食育」の取組に加えて、環境と調和のとれた食料生産とその消費に配慮することや、伝統的な和食文化を次世代に継承することについても、「食育」を学ぶ上で大切な視点となっています。
府中市では、「未来へつなぐ府中2020レガシー」として、各学校が府中の自然や文化、人的資源を活用し、家庭や地域等と連携を図りながら、「稲作体験」や「野菜作り体験」など、特色ある「食育」に関する教育活動を展開しています。(以上、教育委員会の学校給食 食育方針より)

府中食育ニュース ※府中食育方針

~私は令和5年度の府中市長あての要望書のなかに、おいしい学校給食を求める要望をしましたが、以下要望と市の回答を掲載します。~

〇ゆうきりょう要望・・市内に存在している食品メーカーのいくつかの食品工場の製品を、学校給食に取り入れることを検討してください。

●市の回答⇒給食用食材は使用基準を定め、使用量の確保や価格などを勘案し、選定しています。市内の食品加工業者からの納入は、基準や数量、価格などから難しいとの声もいただいています。引き続き調整していきます。

④要望・・学校給食の主食について、物価高騰の影響をうけるパンより、物価が安定しているお米を主食とすることを要望します。

●市の回答⇒従前から国の米飯給食の推進をふまえ、米飯中心の給食としており、また毎年、米飯回数を増加しております。

※府中市の令和8年度予算案への要望を募集・・・市民のみなさんから要望を受け付けております。9月20日ぐらいまでにメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。 ★要望内容の例・・街のライフライン(鉄道駅、バス停車場、道路、信号、カーブミラー設置、公共施設など多数)、市の福祉制度に関すること、小中学校に通うお子さんに関すること、幼稚園、保育所、学童保育、介護、障害者福祉、公共行政のサービスに関することなど、なんでも結構です。※ただし要望内容によっては、私のほうで整理修正、あるいは取捨選択する場合もありますが、どうかご了承ください。 メールアドレス yuki4551@ozzio.jp まで

※ ゆうきりょう の朝の駅頭市政報告は、原則、毎朝下記の予定で行っています。駅頭では「市政通信」を配布しています。市政相談、生活相談なども受け付けています。なお雨天時や、自身の都合により中止の場合もあります。お気軽にお声をおかけください。

月曜日・・西武線多磨駅東口

火曜日・・京王線多磨霊園駅南口

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06 9月

府中市 学童クラブ 長期休暇中の昼食弁当注文サービス実施にあたり、配達弁当事業者を募集します(府中市議会議員 国民民主党 ゆうきりょう)

府中市議会議員(国民民主党所属)の ゆうきりょう です。

 府中市では、就労などの理由により、保護者が昼間家庭にいない小学生に対し、適切な遊び及び生活の場を提供し、その健全な育成を図る学童クラブ事業(放課後児童健全育成事業)の充実に向けて取り組んでいます。

当該事業については、本市においても需要が増加しており、長期休業中の配達弁当提供事業の導入により、保護者の就労支援の充実を図りたいと考えています。
つきましては、保護者が学校の長期休業期間中の配達弁当サービスを利用するにあたり、安心・安全な配達弁当サービスを提供することができる事業者を募集します。(市のHPから)

募集要項等

応募方法

 参加意向申出書及び質問項目書を作成し、E-mailで電子データを提出してください。
注記:メールの件名は、「【応募】府中市立学童クラブ長期休業中の配達弁当提供事業者の募集について」としてください。
なお、メールを送信した際は、児童青少年課に電話をし、到着確認を実施してください。

提出先及び連絡先

 府中市役所 子ども家庭部 児童青少年課 放課後児童係(おもや3階)

担当:坂本

電話:042-335-4300

E-mail:jidou01@city.fuchu.tokyo.jp

提出期限

 提出期限:令和7年 9月19日(金曜日)午後5時

★現場の指導員に負担が少ない方法での実施を要望(ゆうきりょう)

〇ゆうきりょう質問⇒ 私は昨年の第3回定例会一般質問で、夏休み中の学童クラブにおける昼食提供サービスの実施について質疑、要望しました。その際、市の答弁として「市においても、当該昼食提供に対する保護者からの要望が増えていることを踏まえ、今後、学童クラブ指導員との情報共有、意見交換を行い、実施体制等について検討してまいります」との答弁がありました。その後の検討状況と、実施の見通しについて伺います。

〇市の答弁⇒その後の検討状況ですが、市では、今日までの間、夏休みなど小学校の長期休業期間中における学童クラブでの昼食提供について、学童クラブ指導員との情報共有、意見交換を複数回行うとともに、先進自治体の取組状況などを調査し、実現に向けた準備を進めてきました。また、実施の見通しですが、今年の12月の冬季休業期間から試行的に昼食提供を実施し、(来年度からの)本格実施に向けて運用上の課題等を検証したいと考えています。

〇ゆうきりょう主張⇒このテーマについては、これまでも一般質問で、複数回取り上げてきました。以前の一般質問においては、三鷹市の手法について、学童クラブの現場で働く指導員の方々に、なるだけ負担をおわせないような手法を、参考事例として要望、提案しました。保護者の方々から大変要望の多いテーマであっただけに、市が今後実施することを前提として試行的に行うということで、期待しています。

~府中市は、市内の公設学童クラブでの昼食提供について、来年度からの実施をめざすことを答弁しました。今後のスケジュールなど(業者の選定、実施時期など)については、市から報告がありしだい、私のブログでも掲載します。(ゆうきりょう)

※府中市の令和8年度予算案への要望を募集・・・市民のみなさんから要望を受け付けております。9月20日ぐらいまでにメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。 ★要望内容の例・・街のライフライン(鉄道駅、バス停車場、道路、信号、カーブミラー設置、公共施設など多数)、市の福祉制度に関すること、小中学校に通うお子さんに関すること、幼稚園、保育所、学童保育、介護、障害者福祉、公共行政のサービスに関することなど、なんでも結構です。※ただし要望内容によっては、私のほうで整理修正、あるいは取捨選択する場合もありますが、どうかご了承ください。 メールアドレス yuki4551@ozzio.jp まで

※ ゆうきりょう の朝の駅頭市政報告は、原則、毎朝下記の予定で行っています。駅頭では「市政通信」を配布しています。市政相談、生活相談なども受け付けています。なお雨天時や、自身の都合により中止の場合もあります。お気軽にお声をおかけください。

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05 9月

府中市職員による私文書偽装事案が起こった背景に迫る(その4)・・中途入庁職員の給与のベースアップ底上げを(府中市議会議員 国民民主党 ゆうきりょう)

府中市議会議員(国民民主党所属)の ゆうきりょう です。

府中市議会第三回定例会の一般質問で、私は「市職員の諸課題」というテーマで質疑を行い、今回発覚した都市整備部職員による私文書偽装事案、また昨年5月には同部の職員が、公文書において、確認審査などが完了していない建築物について、嘘偽の確認済み証を作成していた事案をもとに、市職員管理の運用改善について質疑、要望しました。(その4)

★職員数が少ないことが、管理職に負荷をかけ悪循環になっているのではないか

〇ゆうきりょう主張⇒ 現状、府中市職員数が少ない結果、その無理が、なかでも管理職の方がたに負荷がかかっていることを主張しましたが、それが「若手世代の離職者の増加」「管理職になりたがらない」「コンプライアンス違反の増加」という、悪循環につながっているのではないかと、思うわけです。

係長の役職を引き継ぎ、仕事を今までとおりしているのに、課長補佐になったことで、残業手当がつかなくなる。こうしたことは、やるべきでないと。全国的な事例に照らしての運用なのでしょうか。また法的にそういった運用にしなければならないといった、縛りがあるのでしょうか。このあたりについては、見直すべきです。

★将来は生成AIの普及により、人手がいらなくなる業務もある

〇ゆうきりょう主張⇒ 今後の職員総数についてですが、近い将来は生成AIの普及で、人を減らすことができる業務については、減らすことは必要だとは思います。例えばの事例ですが、東京新聞の記事によると「品川区は昨年8月、区政への要望についての全区民アンケートを実施、約10万人から回答を得た」「手書きも含まれる膨大な内容を読み込み、傾向を分析するのに活躍したのが生成AI」とあります。「人の手では数週間かかるとみられる分析作業も、わずか1時間半で終了、ひんしゅつワードを抽出したところ、『日々の生活に直結する直接的な食などの支援』『健康に良い食生活』などの要望がうかびあがった」とのことです。

今後生成AIの普及で人手がいらなくなる、業務も多くなると予想される。だから単純に職員数をふやして、人件費の比率を上げるできとも、言えません。しかし人件費を増やすべきところは増やす、特に管理職や係長職の体制については、ゆとりをもたてせること、その予算については、むしろ拡充するべきです。

★中途入庁職員の給与格差の是正をやるべき

〇ゆうきりょう主張⇒ 中途入庁の職員の課題についてです。令和5年度までに入庁した職員では府中市以外での社会人経験が長いほど、同年代との給与に差が生まれていると伺いました。特に技術職の職員は、一般試験の対象年齢が引き上げられており、給与格差の影響を大きく受ける事もあるようです。中途入庁の職員は、他の自治体や民間経験を活かし、新卒入庁の職員とは違った視点や能力を有する事もあり、貴重な人材であり、給与待遇の是正を考える事も必要なことではないでしょうか。

★府中市の将来は市職員の頑張りにかかっている

〇ゆうきりょう主張⇒ 今後、若い世代の優秀な府中市の職員が少なくなってしまうのを非常に心配しています。結局、職員の活力がなくなり、結果として市民向け行政サービスの低下をまねき、大げさではなく、都市間競争に悪影響を及ぼすのではないかと、心配される。

〇ゆうきりょうの提案⇒ 管理職手当の増額 、新しい事案へチャレンジする職員や、管理職に対する奨励制度の創設、課長補佐と係長職の兼務をなくし、管理職の体制を拡充するなどの施策を提案します。

最後に府中市の場合、市政世論調査では、30年以上に渡り9割以上の市民から「住みやすい」と評価されており、市民から高い評価を受けています。職員一人ひとりが大変がんばっているというのが、私の印象です。府中市を生かすも殺すも、この市庁舎で働く職員の方々の手にかかっているので、頑張ってほしいです。(府中市議 国民民主党 ゆうきりょう)

※府中市の令和8年度予算案への要望を募集・・・市民のみなさんから要望を受け付けております。9月20日ぐらいまでにメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。 ★要望内容の例・・街のライフライン(鉄道駅、バス停車場、道路、信号、カーブミラー設置、公共施設など多数)、市の福祉制度に関すること、小中学校に通うお子さんに関すること、幼稚園、保育所、学童保育、介護、障害者福祉、公共行政のサービスに関することなど、なんでも結構です。※ただし要望内容によっては、私のほうで整理修正、あるいは取捨選択する場合もありますが、どうかご了承ください。 メールアドレス yuki4551@ozzio.jp まで

※ ゆうきりょう の朝の駅頭市政報告は、原則、毎朝下記の予定で行っています。駅頭では「市政通信」を配布しています。市政相談、生活相談なども受け付けています。なお雨天時や、自身の都合により中止の場合もあります。お気軽にお声をおかけください。

月曜日・・西武線多磨駅東口

火曜日・・京王線多磨霊園駅南口

水曜日・・京王線東府中駅北口

木曜日・・西武線多磨駅西口

金曜日・・京王線多磨霊園駅北口

※原則、朝8時まで

04 9月

府中市職員による私文書偽装事案が起こった背景に迫る(その3)・・課長補佐と係長の兼務は原則止めるべき(府中市議会議員 国民民主党 ゆうきりょう)

府中市議会議員(国民民主党所属)の ゆうきりょう です。

府中市議会第三回定例会の一般質問で、私は「市職員の諸課題」というテーマで質疑を行い、今回発覚した都市整備部、計画課職員による私文書偽装事案、また昨年には建築指導課職員が、公文書において、確認審査などが完了していない建築物について、嘘偽の確認済み証を作成していた事案をもとに、市職員管理の運用改善について質疑、要望しました。(その3)

★近年は課長補佐級と係長職の兼務の解消を図っている(市の答弁)

〇ゆうきりょう質問⇒今後、原則として課長補佐と係長の兼務はやめて、分離するべきと考えますが、市の考えを伺います。

〇市の答弁⇒1点目の課長補佐と係長の兼務についてですが、本市では、係長級職のポストの数に対して係長級職の職員数が充足しない場合については、課長補佐級職の職員が係長級職を兼務することにより対応していますが、近年、各部署における業務量が増加傾向にある中で、業務遂行体制を整備するため、全体の職員数と併せて課長補佐級職や、係長級職の人数を増やし、兼務の解消に向け取り組んでいるところでございます。今後についても、引き続き適正な人員配置に努めていきたい。

★中途入庁の職員の給与について、入庁前の職務経験を考慮した加算をしている(市の答弁)

〇ゆうきりょう質問⇒関連して伺いますが、中途採用者の待遇についてですが、給与面において、引き上げるべきと考えるが、市の考えを伺います。

〇市の答弁⇒中途採用者の給与面の待遇についてですが、令和6年度に社会人経験者を対象とした採用試験を実施するに当たり、初任給の決定時に、より入庁前の職務経験を考慮した給料格付けができるよう規定の見直しを行ったところです。また、併せて各主任級職への昇任試験受験資格における経験年数の算定に当たっては、社会人経験者を対象とした採用試験を実施していることを踏まえ、入庁前の職務経験を考慮した経験年数の加算を行うなど、給与以外の待遇につきましても、対応を行っているです。

★これまでの人事行政のあり方の評価では、概ね適切に対応している(市の答弁)

〇ゆうきりょう質問⇒府中市のこれまでの人事行政のあり方をどのように評価していますか。また若手職員が離職することについて、原因をどう分析しています。

〇市の答弁⇒市のこれまでの人事行政のあり方に対する評価でございますが、市政を取り巻く環境の変化や、多様化する市民ニーズに的確に対応し、安定的かつ効率的な行政運営を行っていくためには、計画的な職員の採用と配置をはじめ、職員のワーク・ライフ・バランスの推進、職員の人材育成や職場におけるメンタルヘルス対策の充実など、様々な人事行政上の課題に対応する必要があるものと考えています。

これらの課題に対しまして、具体的には、職員採用試験の実施時期や募集要件等の見直し、休暇制度の拡充やテレワークの実施、研修制度の見直しや長時間労働者の健康状況等の把握などの取組を推進してきたことなどにより、概ね適切に対応してきているものと評価をしています。また、若手職員が離職する原因については、個別の事情によるところですが、近年の社会情勢においては若年層の転職が活発化しており、キャリアアップやより良い待遇を求める転職活動が、若手職員の離職につながっている面があるものと考えている。

★多様化・高度化する市民ニーズに的確に対応し、効率的かつ効果的な市民サービスの提供をめざす(市の答弁)

〇ゆうきりょう質問⇒今後の人事行政のあり方をどのように考えていますか。

〇市の答弁⇒今後の人事行政のあり方についてですが、確実かつ計画的な職員採用、職員個々の資質や能力、意識の向上に向けた職員研修の実施、仕事と生活の両立支援など、人材の確保、育成、職場環境の整備といった人事行政上の課題については、社会情勢の変化などに応じ、継続的かつ複合的に各種取組を進めていく必要があるものと考えている。今後についても、先進的な事例などを参考としながら、現状にとどまることなく、多様化・高度化する市民ニーズに的確に対応し、効率的かつ効果的な市民サービスの提供につなげられるよう、引き続き円滑な人事行政の運営に取り組んいきたいと考えています。(続く)

※府中市の令和8年度予算案への要望を募集・・・市民のみなさんから要望を受け付けております。9月20日ぐらいまでにメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。 ★要望内容の例・・街のライフライン(鉄道駅、バス停車場、道路、信号、カーブミラー設置、公共施設など多数)、市の福祉制度に関すること、小中学校に通うお子さんに関すること、幼稚園、保育所、学童保育、介護、障害者福祉、公共行政のサービスに関することなど、なんでも結構です。※ただし要望内容によっては、私のほうで整理修正、あるいは取捨選択する場合もありますが、どうかご了承ください。 メールアドレス yuki4551@ozzio.jp まで