18 3月

府中市のコミュニティーバス、ちゅうバスの今後は(市議会予算特別委員会)

今日(3月18日)の府中市議会予算特別委員会において、府中市のコミュニティーバス、ちゅうバスの今後についてのやり取りがありました(他会派の議員の方の質疑)。この質疑では、毎年、ちゅうバスの運行について市の答弁で、毎年の市の負担(持ち出し金額)について問われ、「昨年度は1憶4千万円、市は負担している」とありました。

 

今後のちゅうバスの運行路線の拡大予定についての質疑では「検討協議会において議論するが、全体の状況をみて、必要な路線の変更について検討したい」とのこと。運行料金の改定(引上げ)についての質疑では「時期をみて全体の状況を鑑みながら、検討する」とのことでした。また路線の拡大、運行料金の改定についてはいずれも、将来のへの「含み」をもたせる答弁ではないかと、私は認識しました。

 

現在、ちゅうバスは運賃が100円ですが、赤字分は市が負担しているということで、今後さらに路線の拡大などを実施するとなると、恐らく市の負担は「料金改定」が「本音」なのでしょうか。今のタイミングでは難しいというところなのでしょうか。

ちゅうバスの運行路線拡大については、これまでの多くの議員の方から質疑があります。当初は高齢者や体の不自由な方などを対象とするバスでしたが、最近では多くの一般の市民の方が乗車しているとのことです。ちゅうバスの今後の行政動向について、注視していきたいと思います。

結城亮(結城りょう)

05 3月

2019府中市議選の争点は・・市民生活を守るために共産党は主張する

4月のいっせい地方選挙の告示まで1か月余りとなりました。府中市の情勢、高野市政の問題点は何か、何が争点なのかなどについて、前回(2月4日付ブログ)に引き続き、市民の方から投稿をいただきましたので紹介いたします。

昨年の12月府中市議会において、国保税の料金改定(値上げ)条例案が可決されました(市政会、公明党、市民フォーラムが賛成、共産党は反対)。共産党では赤野議員も昨年12月議会の一般質問で取り上げましたが、6年間で約1万円の引き上げとなる内容です。介護保険料も引上げがなされ、滞納世帯は全国で289万世帯、全加入者の15%を超えていて、保険証を取り上げられる状況です。国保料にだけ、世帯人数が多いほど高くなる「均等割り」があるために、負担が大きくなっています。「均等割り」とはいわば「人頭税」のような性質のものです。「均等割り」は廃止しなければなりません。

 

国民に4人1人におよぶ加入者が貧困・高齢化する一方で、国が国庫負担を抑制しつづけてきたために、国保税が高騰しているわけです。府中市は多摩地域でもトップクラスの642億円のためこみ金があります。値上げをしなくても制度は維持できるはずです。共産党は1兆円の国による公費負担増の実施で、「均等割り」などを廃止して、国保料を協会けんぽ並みに引き下げる政策を掲げています。そうすれば国保税は半減できます。

 

【プラごみ袋は無料化へ・・大幅値下げは実現可能】

 

府中市のごみボックスが設置されていた時、ごみ回収はすべて無料でした。ごみの分別が不十分であるとか、景観が悪くなるなどの理由でボックスが廃止され、燃やすごみ、燃やさないごみ、プラスチックごみの回収が有料化されました。共産党府中市議団は、今度の市議選でプラごみの回収は無料、その他のごみ袋の値下げを公約にしています。近隣の国分寺市、狛江市、調布市ではプラゴミ回収は無料です。財政力がある府中市なら、プラごみ無料化は可能です。

結城亮(結城りょう)

03 3月

府中市の選挙啓発活動はこれでいいのか!(2)・・府中駅北口改札前公共スペースで期日前投票を!

 市民がつくるミニコミ誌「府中萬歩紀」の第60号では、市民の方が選挙啓発について投稿を寄せています。昨日(2日)に続いて、投稿を紹介させていただきます。

 期日前投票者は回を追うごとに増加しています。この間の選挙では、期日前投票所は市役所、市政情報センター、東・西出張所の4カ所に開設されていました。この期日前投票所を増やす要求も広くあります。市役所劣らない期日前投票者が多かったのが府中駅構内に設置されていた市政情報セ
ンターでした。ところが、同情報センターは一昨年再開発ビルの竣工に伴い同ビルの5階に移転し期日前投票所もそこに移りました。
 幸い、市は新たに設置される駅北口改札前公共施設スペースに期日前投票所を設けるとの計画を打ち出していました。H29年のこのスペースの活用事業 募集要項では翌30年には出店事業者を選定し5月にはオープンする予定でした。募集要項には各種選挙では期日前投票所に利用すると明記されています。ところがどのような理由があったかは定かではありませんが、このオープンが遅れに遅れ、ようやくサントリーとUCC上島珈琲が共同出資し軽飲食の提供を行う「プロント」の出店が明らかになりました。計画では6月に開店するとの事。心配していましたが来る市議選には間に合いません
。そこで、臨時にでも市議選の期日前投票所を開設することを強く求めたいと思います。(府中市在住の市民の方より)

結城亮(結城りょう)

02 3月

府中市の選挙啓発活動はこれでいいのか!・・選挙広報車、防災無線の活用を!

府中市民が発行するミニコミ誌「萬歩紀」60号に、府中市の選挙啓発行動に対して、積極策を求める立場から、市民の方が投稿されていますので、以下紹介します。

3月25日から市議会第1回定例会が始まりました。議員にとっては任期最後の定例会。同時に、来年1月に2期目の任期を終える高野律雄市長が最後に編成する総額1000億円を超える2019年度予算を審議する議会でもあります。会期は3月22日までの26日間。26日27日には20名の議員が一般質問に立ちました。議員の皆さんの市民目線での闊達な論戦を期待しています。

前回投票率市議選は47.1%、市長選は32.8%4月には市議会議員選挙、来年1月には市長選挙が行われます。ところで、市選挙管理委員会の記録によると前回2015年市議選の投票率は47.1%、翌2016年の市長選挙は32.8%に止まりました。この事態は市民の皆さんが如何に議会に関心を寄せてもらえるのか議員の日頃の努力が問われていると思います。同時に、行政の側の努力も指摘しなければなりません。
なお、比較的関心が高いと言われている総選挙も54.54%(2017年)、参議院選挙も57.57%(2016年)、都議選50.72%に止まっています。
選挙公報車・防災無線復活を 私は、本誌で幾度か選挙公報車の活用と防災無線活用の復活を主張してきました。

私も参加している府中社会保障推進協議会が2016年に市長宛て提出した府中共同行動要請書で防災無線の活用復活と選挙広報車の運行を求めました。市長の回答は防災無線での投票の呼びかけは目的外利用になるので行わない。広報車は苦情があり出動はしないと回答がありました。
 しかし記録によると防災無線は2005年(H17)の衆院選までは使用されており、広報車も2015年(H27)までは運行していました。更に1999年H11)の市議選では9台、2000年(H12)の衆院選では13台が運行されています。何と1991年(H3)の市議選では投票日当日と前日に軽飛行機で投票を呼び掛けたとの記録もあります。

続きは明日(3月3日のブログで紹介します)
結城亮(結城りょう)

28 2月

府中市がヤフー㈱と災害時等における情報発信に関する協定を、19年3月1日に締結します

 府中市が明日(3月1日)付で、ヤフー株式会社と災害時等における情報発信に関する協定を締結すると、議員各位に報告があり、以下のように伝えています。

「Yahoo!JARAN」が提供するスマートフォン等のアプリケーション「Yahoo!防災速報」において、「自治体からの緊急速報」が配信さえることとなり、災害時や台風接近時などに避難情報や避難所の開設状況、ライフラインの復旧状況を配信する予定です。なお、運用開始日は今年の3月13日(月)午後2時46分で、運用開始にあわせて発信試験を兼ねた告知を行います」としています。また「あらかじめ地点を登録することで、市外に滞在している際も、府中市の防災情報を入手することが可能となります」としています。
なお、このお知らせについては、府中市の広報、ホームページに掲載するとしています。

問い合わせは府中市の行政管理部・危機管理課にお問い合わせください。

結城亮(結城りょう)