29 10月

(府中市 人見街道)府中市内の道路、人見街道をめぐる歴史と現在、将来はどうなるか(府中市議会議員 ゆうきりょう)

府中市議会議員(国民民主党所属)の ゆうきりょう です。

西武多摩川線の多磨駅前(東側)の都市整備用地に開業が予定されている、大型商業施設「ららぽーと(仮称)」について、周辺住民の方がたからは、歓迎する声が寄せられています。その一方で、開業後の道路の安全対策について、不安と要望が寄せられています。なかでもその柱は、この地域の幹線道路、人見街道の幅員の狭さの問題があります。

この人見街道の道路整備については、一般的な道路建設でよく見られる「住民が一方的に拡幅に反対した運動」とは少し異なる歴史のようで、「住民側が求めた既存の人見街道の拡幅(安全対策)」と「東京都が決定したバイパス道路(新人見街道)計画」との間の、長年にわたる行政と地域住民の歴史があるようです。そこでインターネットで調べた内容などをもとに、以下掲載します。

1,昭和30年代・・住民による「人見街道拡幅申請」とその申請却下へ

(1)住民からの拡幅要望・・昭和30年代当時、人見街道は歩道がなく非常に狭いうえに交通量が増加していたため、地元住民から道路の安全を確保するために「人見街道を拡幅してほしい」という申請が行政に出されました。

(2)東京都による計画決定と却下・・これに対し東京都は、昭和39年(1964年)の東京オリンピックに伴う米軍基地(調布基地など)の補償工事の一環として、昭和30年代初頭にすでに別のバイパス道路計画(現在の都市計画道路「府中3・4・12号線(浅間山線)」、通称:新人見街道)を決定しました。そのため、「すでに新道を計画している」という理由で、住民側が求めた、人見街道の拡幅申請は却下されました。

2,計画の長期凍結と住民の関係

(1)60年以上の未整備・・しかしながら新人見街道(3・4・12号線)の都市計画が決定(1962年頃)されてから、周辺住民の方々による反対運動などもあり、その後、実際には60年以上にわたり用地買収や着工がほとんど進んでいません。その結果、同計画自体はまだ「生きています」が、長期間事実上凍結、放置状態となりました。

(2)安全対策の置き去り・・一方で、現・人見街道の拡幅は却下されたままであったため、歩道が極めて狭く、西武多摩川線多磨駅付近の踏切をはじめとする危険な道路環境が、そのまま数十年間にわたって残される結果となってしまいました。また10数年ほど以前、人見街道沿いの電柱を地中化して、歩道を広げる工事が一部区間で実施されました。その結果、走行する自動車のスピードが増して、通行人には、さらに危険な状態になってしまったことから、電柱の地中化工事がストップする事態となったそうです。

3,近年の動向・・商業施設開業をひかえ、道路の安全整備求める声

(1)商業施設「ららぽーと(仮称)」の開業予定に伴う、道路の安全対策への要望・・ しかしながら近年では、西武多摩川線の多磨駅前の都市整備用地における大型商業施設の開業計画(令和11年度予定)などに伴い、これ以上交通量が増えれば周辺の生活道路や人見街道が麻痺・パンクするという強い危機感から、住民や私も含め周辺住民から、周辺の生活道路の安全対策、都道「3.4.16」「3.4.11」号線の早期整備を求める声が活発化しています。

人見街道周辺における歴史は、単なる「拡幅への反対」ではなく、「既存道路の危険性を早く解消してほしい住民」と、「新道計画を掲げながらも半世紀以上事業を進めなかった東京都」との間の、開発と安全対策のギャップをめぐる歴史ともいえるのではないでしょうか。(ゆうきりょう)

★多磨駅西口を出て、商店の間を通り、人見街道へ合流する所の横断歩道と停止線が消えかかっているため線を引き直して欲しいです(住民の声より)

令和8年度の府中市への予算要望を市民の方がたからいただいていますが、人見街道の安全対策について、複数いただいていますので、以下紹介させていただきます。

横断歩道を渡ろうと止まっていても線が見えにくいため、止まってくれず走り抜ける車が大多数です。特に暗くなる夕方から夜間は日中より更に白線が見えにくいようでその傾向は顕著になってます。また、西から踏切に向かう方向の停止線はほぼ消えていて日中でも視認は難しいと思われます。道幅が狭い上、児童や高齢者含め歩行者も割と多い通りとなり接触の危険も多いため、運転者に注意を促しスピードを落としてもらう意味でも対応いただきたく思います。(市民の方からの要望より)

★府中市は「平成6年度頃から継続して東京都に対して要望を継続中」(府中市の答弁)

私も2020年12月議会の一般質問で人見街道の安全策について質した際、多磨駅付近の踏切の安全策についても要望しました。

※質疑に対する府中市の回答⇒「人見街道の西武多摩川線踏切周辺の拡張整備などの対策について、市から東京都に対する要望内容についてですが、本市では、人見街道の西武多摩川線踏切周辺の拡幅整備につきまして、平成6年度頃から継続して東京都に対しまして要望してきているところです。」

「この踏切周辺につきましては、道路幅員が狭く大変危険な路線であるとともに、ここ数年の状況を踏まえると、沿道における大規模商業施設の開設や、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開催が予定されている(当時)ことなどから、安全な歩行空間の確保に向けた拡幅整備などの対策の実施をこれまで以上に強く求めています」。つまり踏切の管轄担当である東京都へは長年にわたり要望しているが、今だ実施されないということです。事故が発生してからでは遅いのであり、知恵をだして一刻も早い改善策を講じなければなりません。(府中市議 ゆうきりょう)

※ゆうきりょう のブログをご覧になった方で、府中市への要望などお寄せください。福祉、街のインフラ、防災、産業、環境衛生、学校教育など、なんでも結構です。 アドレス yuki4551@ozzio.jp  電話090-4136-7642(電話にでない際は、留守電にお名前をお願いします) 住所・・府中市紅葉丘2-6-3、メイプルタウン吉野D202

※ ゆうきりょう の朝の駅頭市政報告は、原則、毎朝下記の予定で行っています。駅頭では「市政通信」を配布しています。市政相談、生活相談なども受け付けています。なお雨天時や、自身の都合により中止の場合もあります。お気軽にお声をおかけください。原則朝5時から8時までいます。

月曜日・・西武線多磨駅東口

火曜日・・京王線多磨霊園駅南口

水曜日・・京王線東府中駅北口

木曜日・・西武線多磨駅西口

金曜日・・京王線多磨霊園駅北口

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