27 2月

議員間同士の議論が活発に展開・・市議会建設環境委員会で修正案が提案されました

【議会の権威、議会側の気概を感じた修正案の提案と質疑のやりとり】

今日(27日)の府中市議会建設環境委員会において、「市立府中の森市民聖苑条例の一部を改正する条例」に対して、同委員会の杉村康之議員(自由)、稲津憲護議員(府中リベラル)から修正案が提出されました。市の提案内容は、同市民聖苑の地下駐車場の使用料金について、「自動車一台・1回1時間までごとにつき、使用料を100円として、1回あたりの使用料の上限を300円とする」というものです。

これに対して杉村、稲津両委員の修正案は「ただし入場から出場までの時間が30分に満たないときの使用料は、無料とする」とあり「使用者(喪主)は、その使用日については無料とする」とするものです。結論からすると、この修正案は否決され、原案が可決されました。杉村議員は修正案の提案説明の際、「先日の委員協議会の際、5名の委員(自民、自由、フォーラム、共産、リベラル)の全員からほぼ共通しての意見(①喪主については免状するべきではないか、②事務手続きで来場した方などのために、せめて30分までは無料にしてはどうか)があったが、行政側はこうした議会側の要望を受けて、提案内容をいっさい修正していないものを提案してきた。これは議会軽視ではないか、そうした点からも今回、修正案を提出した」とされました。

結果は否決されましたが、この審議は1時間15分ほど続き、注目したのは修正案の提案に対して、議員間でのやりとりがあったことです。私にとっては、これはなかなか新鮮な認識をうかがわせるものでした。私も12月議会の文教委員会において、修正案を提案しましたが、この時はさほど議員間のやりとりはありませんでしたが、今回は5人の委員間どうしで質問し、意見をのべあう光景が目立ちました。とかく市議会はおしなべてどこでもそうだと思いますが、行政側の提案に対して、議会側が単に「賛成」か「反対」かの討論に終わりがちではないでしょうか。つまり主導権は提案する行政側にあるのだと思います。

おりしも今、府中市議会では議会改革検討委員会が開催されていますが、こうした議員間どうしの積極的な議論は、個々の議員の資質を高めることにつながると思います。同時に行政側に対しても、議会側が積極的に修正案や条例案を提出することで、お互いが良い意味で「緊張」しあう関係になるのではないかと思いもました。

私は今回の杉村、稲津両委員の姿勢から「議会の権威」「議会の主張」を取り戻そうという気概を感じました。今回の杉村、稲津両委員の積極的な行動に敬意を表したいと思います。

21 2月

府中市議会一般質問2日目・・生活保護問題を質しました

今日(21日)、府中市議会一般質問2日目、私も一般質問にたち、生活保護問題を質しました。私の論点は安倍政権による生活保護制度改定の背景、なかでも高齢者世帯、現役世帯の生活保護者が増えていることは国策による失政であることを主張しました。同時に府中市が果たすべく、生活困窮者の命を守る防波堤の役割を強く訴えました。府中市はいわゆる「水際作戦」はしていませんが、生活保護に対する市民の偏見をなくすための、よりいっそうの施策を求めました。

今回の生活保護の改悪が実行されたら、生保利用者はもとより、現場のケースワーカーの方々がその矛盾を感じることを訴えました。国民生活の最低限の保障である「ナショナルミニマム」をすべての国民に保障するために、市としても生活保護が改悪されることによる、実態を国に主張し、要望することを訴えました。明日からは常任委員会が始まります。また随時、ブログでも伝えていきます。

20 2月

府中市議会 一般質問1日目・・「新給食センターの給食の質を問う」質問

今日(20日)と明日は、府中市議会一般質問です。今日は11人の議員が質疑にたちました。私が注目したのは、昨年9月にスタートした朝日町の大規模給食センター(2万2千食)の給食の質について、問いただす質疑でした。この質問をされたのは、市長支持派の議員の方ですが、恐らく支援者や地域の学校の児童や生徒から、「新しい給食センターになって、給食がおいしくなくなった」という声が多数寄せられたのだと思います。なかでも注目したのは、これまで自校方式(学校の現場で給食をつくる)の学校で給食を食べていた児童、生徒から「新給食センターになってから、おいしくない」という声を取り上げていたことです。質疑をされた議員の方も、かなりリアルに給食の中身の様子を取り上げ、市教委に対して主張、要望されていたのが印象的です。教育委員会の部長も、いろいろ答弁されていましたが、「現場の声をうけとめ、おいしい給食のために努力する」と言明されました。

共産党議員団は大型給食センターには反対で、一貫して自校方式を主張してきましたが、大型給食センターが発足した以上は、給食の味と栄養の向上、なにより子どもたちに対する「食育」という観点から、これからも市に対して、「最高」の給食実現を要望していきたいと思います。

ちなみに私の質疑は明日(21日)の午前11時過ぎになると思われます。ぜひ傍聴においで下さい。

19 2月

府中市議会 平成30年度(18年)第1回定例会がスタートしました

今日(19日)から府中市議会では、平成30年度第1回目の定例会がスタートしました。今回は3月15日までの25日間の会期となります。今日は各常任委員会と予算特別委員会で提案される議案の紹介と、高野市長による平成30年度の市政方針の表明がありました。今年は950億円の予算案となっており、予算のポイントの1つに、府中市が今推進している、19年のラグビーワールドカップと20年の東京オリンピックとパラリンピック開催とタイアップした、キャンプチ誘致があります。市ではこの機会に、府中に外国人観光客を呼び込むという目的(観光都市府中)いと、オリパラのキャンプ地誘致で、市内の子どもたちにスポーツ振興と夢を与えよう、という狙いもあります。たとえば新規事業として①外国人観光客誘致促進事業として1550万、外国人観光客向けプロモーション動画提出事業として1090万円、またレベルアップ事業として①ラグビーのまち府中推進事業として2952万円、②東京オリパラ競技大会関連事業費として3373万円、③朝日サッカー場改修費用など1億4900万などです。

共産党議員団は東京オリパラのキャンプ地誘致自体は、決して反対ではないのですが、今の府中市の「過熱」した取り組みには、「少しやりすぎではないか」と「苦言」をたびたび一般質問や委員会などでも発言してきました。確かに東京オリパラの開催は、またとないチャンスでもあるのですが、しかしながら、市民からどれほどのニーズが高まっているのかというと、少々「異論」もあります。とにかく予算特別委員会での活発な議論にも、大いに期待し、私も積極的な論戦をしたいと思います。

18 2月

「市議活動『見える化』サイト・・議事録から注力分野知る、町田・早大生らが制作(毎日新聞多摩版)

【政治を考えるきっかけにしてもらえれば】

昨日(17日)の毎日新聞多摩版に、「早稲田大学マニュフェスト研究所の学生有志が、町田市議33人の活動を『見える化』するウェブサイトを制作した。市議が取り上げたテーマを議事録から読み解く試み。個々の議員が力を入れている分野を知る『入口』として使えそうだ。学生たちは『来春の統一地方選にむけ、全国の地方議会に広めたい』と話している」とあります。サイト名は「議会マイニングin町田」。記事では「2月6日に公開したところ、全国の地方議員を中心に反響があった」とあります。「メニューから議員名と年度、表示の種類を選択すると、議員がどんな課題を取り上げてきたかが分かる」とあります。また「システム構築とデザインを担当した早川さんは『政治を考えるきっかけにしてもらえれば』。辻さんは『議員を比較し、自分たちの生活課題を見直して欲しい』と話している」とあります。

【日頃から議員をチェックする活動】

これは市民、有権者が自分たちの身近であるはずの市区町村の議会の議員が、日頃からどういうテーマをもって、日々議員活動をしているかを知るための、大変良い試みだと私は思います。前にもブログで書いたのですが、選挙とは数年に1回のエンターテイメントのショーでは決してありません。誰が当選した、誰が負けたので「騒ぐ」ものではないはずです。有権者が実際に投票場に足を運んで、その候補者の名前を書くと言う作業は本当に大変なことであり、厳粛なものであると私は思います。その意味からも、こうしたインターネットを通じて、日頃から議員の活動を知る作業は大切だと思います。とくに市議会議員は市民、住民にとっては代理人であり、この代理人を通じて行政を動かし、市民のための市政を実現させるのが議員なわけです。そのために議員は、市民からの税金で報酬もいただいているわけですから、市民のみなさんも、市議の活動を知り、意見要望をよせるとか、ともに行政を良くするために協力することも絶対に必要だと思います。 ぜひ府中市でも、この町田のように市議会議員の活動を「チェック」するサイトの開設を期待したいと思います。